市立旭川病院外来通院患者の皆様へのお願い

最終更新日 2020年12月10日

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市立旭川病院外来通院患者の皆様へのお願い

市立旭川病院外来通院患者の皆様におかれましては、日頃から当院をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

皆様、新聞紙上でもご存知と思いますが、旭川市内でも新型コロナウイルス感染症（以下コロナ）患者が急増しておりまして、直近1週間で100名以上が新規発生しております。また、市内複数の医療機関・施設でもクラスター（コロナ患者の集団感染）が発生しており、特に、厚生病院でのクラスター発生により、厚生病院の病院機能が一時停止する事態となっており、市内の医療機関においては、コロナ診療だけではなく、コロナ以外の通常の診療もひっ迫しております。

当院は感染症指定病院であり、コロナ感染症病床は35床と市内で最大数のコロナ患者さんの診療を行っておりますが、多数のコロナ陽性患者入院加療により、担当医師、看護師をはじめとした医療スタッフの過酷な診療状況が続いております（コロナ患者さんは感染症病棟内に隔離されており、外来患者さんへの感染の危険は全くございません。ご安心ください）。さらに、厚生病院の診療一時停止に伴い、厚生病院から、緊急を要する重症患者さんの外来診療を要請される可能性も高く、当院の外来診療に更なるひっ迫を心配しております。

当院ではこれまでも、「医療スタッフからコロナを出さない」を徹底して行ってまいりましたが、このままの状況が続けば、早晩医療スタッフからのコロナ感染も心配されるところであります。

これらの状況はコロナ感染患者の急増、厚生病院の診療一時休止という緊急事態における医療スタッフの不足が原因となっております。この医療スタッフの不足を少しでも改善するためには、現状においては外来患者さんの診療内容の軽減を図り、医師及び看護師等の医療スタッフを確保する以外、厚生病院からの診療要請を含めた一般診療及び増加し続けているコロナ診療を継続できる道はないものと判断致しました。