水のはなし(下水道編その6) 反応タンクの微生物
反応タンクの微生物
皆さんのご家庭で使われた水は、下水道管を流れ下水処理センターへと集まります。
集まった水には、大小さまざまなゴミが混ざっていますので、まずそのゴミを取り除きます。ゴミを取り除いた後の水は反応タンクに送られますが、まだ細かい汚れが含まれています。その細かい汚れをきれいにしてくれるのが微生物です。
反応タンクには、アメーバ、カルケシウム、クマムシなど様々な種類の微生物がおり、細かい汚れを食べてくれます。
そうしてきれいになった水は、消毒して川へと戻しています。
ちなみに、クマムシは150°Cの高温にもマイナス200°Cの冷温にも耐えられる「地球最強の生物」と言われています。
(アメーバ)
(カルケシウム)
(クマムシ)
【次へ】水のはなし(下水道編その7)旭川市の下水道管はどうなっているの?
【前へ】水のはなし(下水道編その5)旭川市下水処理センター(水のリサイクル工場)
水のはなし トップに戻る