第3回旭川市都市景観賞
第3回旭川市都市景観賞(平成8年度)
都市景観賞
旭川グランドホテル(旭川市6条通9丁目)
緑に映えるレンガの壁面は、となりの市庁舎のレンガの壁面と連動して付近一帯に落ち着いた雰囲気を出し、調和を図った建物です。
歩道に接するところでは建物のディテール、植栽、照明などに細やかな配慮が見られ優れた歩行環境を創出しています。
タカノ社屋と花絵(旭川市神居3条18丁目)
中央の広場をはさんで社屋と店鋪が、各々主張しながらも微妙なバランスで対をなしており総合的なデザインが優れています。
建物デザインの楽しさを人々に教えると共に、周囲環境の向上などにも大きく貢献しています。
都市景観奨励賞
ナナカマドイルミネーション(旭川市宮下通から8条通8・9丁目)
ナナカマドをイメージしたデザインでイルミネーションによる演出は質が高く、市民に夢と希望を呈しています。
市民の人気も高く、旭川の新しい冬の風物詩となっています。
春光台フラワーロード(旭川市春光台2・3条4丁目から8丁目)
マリーゴールドの黄色とサルビアの赤色の帯がどこまでも続きそこに住む人の地域への愛情が見事に表現されています。
関係者の工夫の積み重ねと、地域の人々の理解の深さ、結束の強さがそのスケールから感じられます。
ホテルクレッセント旭川(旭川市5条通8丁目)
歩道と建物の間の小空間にテーブル、照明、緑などテラス風の雰囲気をつくり親近感のある建物です。
レストランの開放的な窓と、落ち着いた壁面の色調とにより、洗練された都市景観をつくり出しています。
優良景観認定施設
風の子館(旭川市字近文5線3号 春光台公園内)
建物全体が地形のうねりに沿い、豊かな緑を背景に自然と調和した施設となっています。
旭川キャブ(旭川市4条通7丁目から16丁目)
シンプルで機能的な照明柱などストリートファニチャーは極めて独創性に富み、それらと植栽、路面の色がつくる清楚な全体の雰囲気は、旭川の中心道路にふさわしい風格とホスピタリティを感じさせます。
(補足)「キャブ」とはケーブルボックス(cable box)の略。電力、通信などのケーブルを収容するために地中に埋設するU形構造物のこと。
旭橋ライトアップ(現在休止中)(旭川市常盤通3丁目から旭町1条1丁目)
旭川の象徴的な存在である旭橋の特徴的な形態を美しくライトによって浮きだし、市民に新たな感動を与えています。
地図
Google マップに移動して表示する(新しいウインドウが開き旭川市のサイトを離れます)。