自殺対策について
自殺対策について
我が国の自殺者数は、平成10年以降3万人前後で推移していましたが、平成22年以降は減少傾向となっていました。令和2年に、11年ぶりに増加に転じた後、21,000人台で推移し、令和6年は20,320人と減少しました。
厚生労働省の自殺総合対策大綱では、自殺総合対策の基本的な理念として「自殺は、追い込まれた末の死」であるとして、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」を目指すとしています。
厚生労働省の自殺対策について
自殺予防週間とは
自殺対策強化月間とは
自殺対策基本法では、例年、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定め、地方公共団体、関係団体等とも連携して「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、相談事業及び啓発活動を実施しています。
厚生労働大臣からのメッセージはこちら(新しいウインドウが開きます)
旭川市の現状
旭川市の自殺者数は平成21年頃まで100人前後で推移していましたが、それ以降は減少傾向となり、平成24年以降は横ばいで推移しています。(下図参照)※出典:地域における自殺の基礎資料(A7表)
旭川市の自殺対策
第2次旭川市自殺対策推進計画
本計画は、自殺対策基本法第13条第2項の規定に基づき、自殺対策を総合的かつ効率的に推進するために策定したものです。
ゲートキーパーの養成
自殺に追い込まれる危機に陥った人の心情や背景への理解を深め、自殺の危険を示すサインに気づき、声をかけ、話を聞き、必要に応じて専門家につなぎ、見守るゲートキーパーを養成しています。
※ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、 適切な対応(悩んでいる人に『気づき』、『声をかけ』、『話を聞いて』、『必要な支援につなげ』、『見守る』)を図ることができる人です。「命の門番」とも位置づけられる人で、 資格は必要ありません。
旭川市自殺対策ネットワーク会議
各関係機関・団体と連携し、本市の自殺対策の推進を図ることを目的に、ネットワーク会議を開催しています。
旭川市自殺対策ネットワーク会議設置要綱(PDF形式 66キロバイト)
啓発活動
- こころの健康に関する出前講座
- 自殺対策ロゴマーク
- 自殺予防週間・自殺対策強化月間
相談窓口
旭川自死遺族わかちあいの会
家族等の大切な人を自死で亡くされた方が集まり、抱える思いを語り、それぞれの気持ちに寄り添うことで、自分の気持ちを整理したり、これからを生きる新たな自分を見いだしていくための集いです。
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旭川市健康保健部保健所 保健予防課こころと難病支援担当
〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎4階
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ファクス番号: 0166-26-7733 |
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