健康日本21旭川計画の趣旨
我が国では、急速な高齢化の進行に伴い「がん」「循環器病」などの生活習慣病が増え続けています。
生活習慣病は人々の身体機能や生活の質を低下させるほか、寝たきりや認知症などの要因とされ、こうした治療や介護が必要な高齢者の増加によって社会全体に大きな負担をもたらしており、その予防は現代社会において重要な課題となっています。
生活習慣病の発症や進行には、食生活や運動習慣、嗜好品などの生活習慣が深く関わっていることから、疾病の早期発見や治療に努めるとともに、疾病の発症を予防する「一次予防」としての健康づくりが重要です。
また、個人や家庭による健康づくりの取組を社会全体で支援するためには、行政をはじめ健康に関わる様々な関係者がそれぞれの特性を生かしつつ連携することが不可欠となります。
このことから、本市では健康づくり運動を総合的かつ効果的に推進するため国が策定した「健康日本21」を踏まえ、平成13年度に「健康日本21旭川計画(平成14年度から平成24年度)」を策定しました。
この計画では、すべての市民が生涯を通じて健やかで心豊かな生活を送ることができるよう、健康寿命を延伸し、生活の質(QOL=Quality of life)の向上を図ることを最終的な目標として栄養・食生活をはじめとした6つの分野に分け、具体的な行動すべき18の取組目標を掲げ、関係団体と協力しながら様々な施策に取り組んできました。
この計画が平成24年度に終期を迎えることから、これまでの取組を通して改善が必要と思われる内容や新たに生じた課題、整備された法令など、健康づくりを取り巻く環境の変化を踏まえ、今後10年間に取り組むべき目標を改めて設定し、効果的に施策を進めていくための指針として「第2次健康日本21旭川計画」を策定しました。
これまでの経緯
平成12年度
国が「21世紀における国民健康づくり運動」として「健康日本21」を策定
平成13年度
健康日本21旭川計画を策定
平成14年度
健康日本21旭川計画の施行開始
平成17年度
中間評価を実施
平成20年度
追補版を作成
平成23年度
総合評価を実施
平成24年度
【 国 】健康日本21を改訂し、「健康日本21(第2次)」を策定
【 道 】すこやか北海道21(平成25年度から平成34年度)を策定
【旭川市】第2次健康日本21旭川計画を策定
平成25年度
【 国 】健康日本21(第2次)の施行開始
【 道 】すこやか北海道21(平成25年度~平成34年度)の施行開始
【旭川市】第2次健康日本21旭川計画の施行開始
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