あさひかわ市議会だより第115号-1
第1回定例会 主な議案のあらまし
本市議会は、令和6年第1回定例会を、2月20日から3月25日まで、35日間の日程で開催しました。
今定例会では、市長から提出された令和6年度各会計予算、令和5年度各会計補正予算、条例の制定・改正・廃止、指定管理者の指定、損害賠償の額を定めること、包括外部監査契約の締結、市道路線の認定・廃止、人事及び報告の計84件の議案と、議会(委員会又は議員)から提出された規則の改正、条例の改正、議員の派遣、意見書の計8件の議案を審議し、議員から提出された意見書の2件を否決したほかは、いずれも原案どおり決定しました。
補正予算
令和5年度一般会計に120億6,106万5,000円を追加
今回の補正は、一般会計、国民健康保険事業特別会計、動物園事業特別会計、公共駐車場事業特別会計、育英事業特別会計、介護保険事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計です。
このうち一般会計の内容は、公共交通事業者等緊急支援金、市民課DX推進費、住民税均等割のみ課税世帯給付金支給費、低所得世帯こども加算金支給費、障害児通所給付費、子どものための教育・保育給付費、新型コロナウイルスワクチン接種事業費、スマート農業・省力化技術導入支援費、除雪費、学校施設大規模改修費(小中学校)、永山西小学校増改築費などであり、歳入歳出予算の総額それぞれに120億6,106万5,000円を追加し、令和5年度一般会計予算の総額を1,929億6,856万2,000円とするものです。
令和6年度各会計予算
○一般会計予算は令和5年度予算比1.4%増
令和6年度の予算規模は、一般会計が1,715億7,000万円、特別会計が1,264億5,987万6,000円、総額で2,980億2,987万6,000円となっています。
令和5年度予算と比較すると、一般会計が1.4%増、特別会計が2.2%増、総額で1.7%増となっています。
一般会計予算については、民生費の増などにより、令和5年度予算と比べて23億円の増となっています。
条例の制定・改正・廃止
農業振興基金条例の制定
農業の振興に関する事業に必要な経費の財源に充てるため、基金を設置するものです。
新型コロナウイルス感染症対策基金条例の廃止
旭川市新型コロナウイルス感染症対策基金を廃止するものです。
地域保育所条例の一部改正
旭川市立雨紛保育所を令和5年度末をもって廃止しようとするものです。
いじめ防止等連絡協議会等条例の一部改正
旭川市いじめ防止等連絡協議会の庶務を担当する機関を教育委員会(学校教育部)から市長(いじめ防止対策推進部)に変更するものです。
副市長の定数を定める条例の一部改正
副市長の定数を2人から3人に改めるものです。
旭川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正
議員が公務のため旅行したときに支給する旅費のうち、普通旅行における日当及び宿泊料の額を新たに定めるものです。
日当 3,000円
宿泊料 甲地方(道外) 14,800円
乙地方(道内) 13,300円
その他
指定管理者の指定(12件)
令和6年4月から5年間、施設の管理を行わせるために、指定管理者を指定するものです。
◯旭川市緑が丘地域活動センター
一般社団法人旭川緑が丘スポーツクラブ
◯旭川市総合体育館
公益財団法人旭川市スポーツ協会
◯旭川市春光台公民館
旭川市春光台公民館運営理事会
◯井上靖記念館
特定非営利活動法人旭川文学資料友の会
ほか
人事
固定資産評価審査委員会委員の選任
次のとおり同意しました。
穴 口 昭 三 氏
石 田 純 枝 氏
髙 波 澄 子 氏
溝 渕 剛 氏
人権擁護委員の推薦
次の候補者を推薦することについて、可と答申することに決定しました。
荒木関 栄 氏
川 西 康 夫 氏
戸 嶋 千 里 氏
水 口 正 博 氏
山 下 真 実 氏
副市長の選任
次のとおり同意しました。
桝 井 正 将 氏