第3回定例会主な議案のあらまし

令和3年第3回定例会を、10月7日から11月10日まで、35日間の日程で開催しました。
この定例会では、市長から提出された令和2年度各会計決算、令和3年度一般会計補正予算、条例の改正、人事及び報告の計20件の議案と、委員会から提出された議員派遣の中止、議員から提出された意見書の計10件の議案を審議し、いずれも原案どおり決定しました。

• 令和2年度各会計決算
• 補正予算
• 条例の改正
• 人事

令和2年度各会計決算

令和2年度は、第8次総合計画で目指す都市像の実現に向け、引き続き「こども 生き生き 未来づくり」「しごと 活き活き 賑わいづくり」「地域 いきいき 温もりづくり」の3つの重点テーマに沿った事業に優先的に予算を配分するとともに、新型コロナウイルス感染症から、市民の生命と健康、地域経済を守るため、緊急対策として全13回に及ぶ補正予算を取りまとめました。
また、事業執行に当たっても、持続可能な財政基盤の確立に向け、最少の経費で最大の効果を挙げられるよう努めてきました。
予算執行状況については、一般会計では、実質収支で、23億8,747万4,649円の剰余を生じ、企業会計を除く7特別会計の実質収支で、16億6,186万337円の剰余を生じました。
企業会計のうち、水道事業会計では、収益的収支で7億9,005万4,221円の剰余、資本的収支で37億2,089万2,428円の収支不足を生じました。
下水道事業会計では、収益的収支で4億8,340万6,552円の剰余、繰越工事資金4万9,100円を除いた資本的収支で33億2,870万3,406円の収支不足を生じました。
病院事業会計では、収益的収支で13億9,291万2,080円の剰余、資本的収支で3億4,569万5,770円の収支不足を生じました。
資本的収支における収支不足は、水道事業会計及び下水道事業会計では損益勘定留保資金等で補し、病院事業会計では当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額での補及び一時借入金で措置しています。

補正予算

令和3年度一般会計に16億6,996万3,000円を追加

今回の補正予算の内容は、公共交通事業者等緊急支援金、障害者就労施設受注促進費、介護サービス等事業者感染症対策支援金、延長保育事業補助金、子育て施設感染症対策整備費、新型コロナウイルスワクチン接種事業費、農産物等インターネット販売開設等支援費、飲食店感染防止対策認証取得奨励金、宿泊施設感染症対策強化支援金、道路側溝整備費、いじめ問題対策推進費、学校感染症対策・教育活動費（小中学校）など、歳入歳出予算の総額それぞれに16億6,996万3,000円を追加し、令和3年度一般会計予算の総額を1,778億2,689万4,000円とするものです。

条例の改正

防災基本条例の一部を改正する条例の制定

災害対策基本法の一部改正に伴い、所要の規定を整備するものです。

特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定

特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、電磁的記録等の利用に係る規定を整備するものです。

助産施設条例及び助産施設及び母子生活支援施設費用徴収条例の一部を改正する条例の制定

寡婦（夫）控除のみなし適用に係る規定を廃止し、寡婦及び寡夫に準ずる者に係る規定を整備するものです。

人事

教育委員会委員の任命、固定資産評価審査委員会委員の選任について、次のとおり同意することに決定しました。

教育委員会委員の任命

• 近藤 美保 氏

固定資産評価審査委員会委員の選任

• 江口 尚文 氏