あさひかわ市議会だより第101号-9

最終更新日 2021年5月15日

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常任委員会の動き

令和2年12月11日(第4回定例会閉会日の翌日)以降の各委員会における主な活動内容や協議経過等についてお知らせします。

総務常任委員会(委員長:中野 ひろゆき 副委員長:佐藤 さだお)

議会BCP策定に向けた検討について

当委員会の2年間の活動の中で、積極的に議論や検討を進めたテーマの一つが「災害時の対応」などに関する内容でした。令和元年の秋に実施した委員会視察では、豪雨災害の被災地となった自治体を視察するなど、災害時における行政及び議会対応の必要性等について認識を深めてまいりました。
その後、委員会として議長に対し、災害などの事案が発生した場合、二元代表制の一翼を担う議会としても迅速かつ適切な活動ができるように、その根拠となる計画等の策定に向けた検討を行うことが重要である旨の申入れを行いました。
令和2年7月、議長の諮問を受けて、当委員会のメンバーを構成員とする「旭川市議会災害対応等検討会議」が設置され、議会BCP(案)の策定に向けて道内の先進地へ視察調査を行うなど7か月間で9回の検討会議を開催しました。
そのような検討経過を踏まえ、令和3年2月に「旭川市議会業務継続計画」(議会BCP)が策定され、当委員会としても市議会における大きな成果となる取組ができたと実感しております。

民生常任委員会(委員長:金谷 美奈子 副委員長:品田 ときえ)

今期二度目の政策提言書を提出しました

3月1日に提言書「特別支援保育事業の見直しについて」を副市長に提出しました。
これは本年1月に実施した公益社団法人旭川民間保育所相互育成会との意見交換会において保育所等の抱える様々な課題や行政に対する要望を把握したところですが、その中で委員会として一致した内容について政策提言書として取りまとめたものです。
当委員会としては昨年の提言書「民生・児童委員の業務の負担軽減等について」を提出して以来、二度目となります。
今後も積極的な市民要望の実現に向けて努力してまいります。

経済文教常任委員会(委員長:林 祐作 副委員長:宮崎 アカネ)

東栄小学校の新校舎を視察して

旭川市立東栄小学校の増改築工事が完了したことから、1月22日に現地視察をしました。
同小学校は、昭和46年に創立し、今年で50周年を迎える年でもあります。児童数は、277人(令和2年5月1日現在)で12通常学級、5特別支援学級となっています。
新校舎には、東栄放課後児童クラブが併設されていましたが、広さも十分にあり、密にならない工夫をしていました。敷地内には70台が停められる駐車場があり、迎えに来る保護者も安心して利用できる設計です。また、災害時には避難所としても利用されることから、廊下の幅は広く、トイレも全てバリアフリー設計になっており、階段の幅や高さなど誰にでも優しい作りになっていました。
大きな窓からたくさんの日光が入っている校舎内は明るく、光り輝く眼差しで授業を受けている子どもたちの姿に喜びを感じた視察でした。
今後も小中学校の増改築工事等が予定されていることから、適切に進められるように注視していきたいと思います。

建設公営企業常任委員会(委員長:高木 ひろたか 副委員長:まじま 隆英)

2年間の総括と主な委員会活動

2年間の委員会活動を振り返ると、令和元年度は、市民の冬の快適な暮らしの実現に向けた除排雪体制を構築するため、しっかりと取り組んできました。各地区除雪連絡協議会への積極的な傍聴参加、旭川除排雪業者ネットワーク協議会との意見交換会などを踏まえ、提言書「安心して生活できる除排雪体制の確立について」をまとめ執行部に提出しました。
本市では、除排雪の新たな取組を進めてきましたが、令和元年度の冬期は少雪となったため、効果の検証が十分にできませんでした。昨シーズン以降にその効果を確かめて、今後に生かしていく必要があります。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策の一色であったと言えます。市立旭川病院では、感染症指定医療機関として本市はもちろん圏域及び周辺地域の陽性患者を受け入れるなど、大変な状況の中で中心的な役割を果たしていただきました。現在、将来を見据えて、感染症センター(仮称)としての機能強化を進めています。
今後も、当委員会では市民生活における課題について議論を進めてまいります。

議会運営委員会(委員長:木下 雅之 副委員長:高木 ひろたか)

議会運営委員会における2年間の取組

当委員会では、議会運営に関することや議会改革等について協議を行ってきました。
令和2年には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、医療対策や経済対策などの緊急対策が、市側から相次いで提案され、年4回の定例会以外に6回の臨時会が開催されました。
本市議会では「新型コロナウイルス感染症に係る対応方針」を策定し、議会内における様々な感染防止対策を講じてきたほか、市民の皆様に一日でも早く各種対策が届くようにとの考えから、十分な審議時間を確保しつつも、会期の前倒しや日程の短縮など、工夫を重ねながら議会運営を行ってきています。
また、議員の期末手当や政務活動費の削減など、緊急対策に充てるための財源捻出にも努めてきました。
本市議会では、平成22年に議会基本条例を制定しており、令和2年に10年の節目を迎えました。「議会基本条例制定10年の軌跡」を作成し、制定後の取組を振り返るとともに、市民とともに歩む議会を目指して取組を続けていくこととしています。
引き続き、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

広聴広報委員会(委員長:金谷 美奈子 副委員長:林 祐作)

あさひかわ市議会だより第100号を迎えました

あさひかわ市議会だよりは、創刊以来100回目となる記念の特別号を制作し発行することができました。
林祐作副委員長、高花えいこチームリーダーを中心に、まじま隆英委員、江川あや委員、菅原範明委員、ひぐまとしお委員の6人で第100号編集を担当しました。
特集記事「議会改革・活性化の歩み」を掲載したほか、今号限りではありますが、表紙をカラーにし、親しみやすい誌面となるように工夫しました。
市議会だよりは、市民の皆様に議会情報をお伝えする重要な広報誌であるため、これからも読んでいただけるように一層努力してまいります。

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