あさひかわ市議会だより第99号-4

最終更新日 2020年12月15日

ページID 072205

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大綱質疑

今回の大綱質疑は、決算審査特別委員会に付託する議案に対して質疑するものです。今定例会では9月25日に2人の議員が質疑しました。

その中から主な質疑と答弁をお知らせします。

今定例会の質疑者(発言順)

(1) 金谷 美奈子(無党派G)

  • 認定第1号 令和元年度一般会計決算の認定について
  • 認定第3号 令和元年度旭川市動物園事業特別会計決算の認定について
  • 認定第4号 令和元年度旭川市公共駐車場事業特別会計決算の認定について

(2) 能登谷 繁(日本共産党)

  • 2019年度各会計決算について
  • 2019年度市政執行における国政の影響

(1)森林環境譲与税の活用

質問

昨年度、新たな財源として創設された森林環境譲与税を活用した森林整備対策費は多額の不用額が発生しました。不用額は森林整備基金に積み立てて、次年度以降に活用するようですが、森林組合からの情報収集だけではなく、市内の森林保有者のニーズを拾わなければいけないのではないでしょうか。

森林環境譲与税の基本方針を踏まえ、現場のニーズを拾い、事業を組み立てて基金を活用すべきと思いますが、今後の考え方を聞かせてください。

回答

本市は約4万ヘクタールの森林面積を有し、森林資源は利用期を迎えています。林業は40年から50年の長期的なサイクルで切って、使って、植えて、育てるという森林整備の循環を計画的、持続的に行う必要があります。

そのため、本市の森林環境譲与税の四つの基本方針である森林整備の推進、人材育成・担い手確保、木材利用の促進、普及啓発を踏まえ、民有林の維持管理や担い手である林業事業体等への体制強化に係る支援、森林に親しむための普及啓発活動等の実施など、効果的な手法を見極めながら、森林環境譲与税を有効に活用し、良好な森林整備を図るとともに、持続可能な林業となるよう施策を進めていきます。【農政部長】

(2)デジタル化の推進と行財政改革の方向性

質問

国は7月に策定した「骨太の方針」でデジタル化の推進を打ち出しました。一方で、2020年度の「情報通信白書」では、便利・快適性よりも安心・安全性を重視すべきが約8割、企業等が提供するサービスに個人データを提供することに8割が不安を感じると答えています。最近ではドコモ口座詐欺もあり、個人情報の流出に対する懸念は払拭されていません。

国の言いなりにデジタル化を推進するのではなく、独自の方針を定め、市民の安心安全に十分に気を付けた対応が必要ではないでしょうか。行財政改革の市独自の判断や方向性について聞かせてください。

回答

行政のデジタル化については、それ自体を目標とするものではなく、行政サービスの向上や効率的な事務執行の視点を持ちながら検討することに加え、個人情報の保護の観点から情報セキュリティ対策など、着実に対策を講じながら実施する必要があります。

今後の行財政改革については、コロナ禍による社会的変化、生活の変化に柔軟に対応していく必要があると考えています。【行政改革担当部長】

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