あさひかわ市議会だより第97号-9

最終更新日 2020年5月15日

ページID 070256

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常任委員会の動き

令和元年12月21日(第4回定例会閉会日の翌日)以降の各委員会における主な活動内容や協議経過等についてお知らせします。

総務常任委員会(委員長:中野 ひろゆき 副委員長:佐藤 さだお)

旭川大学の公立化に関わる報告を受ける

1月21日開催の総務常任委員会では、大学公立化担当部長から資料「旭川大学をベースとした公立大学の課題整理の結果について」が提出され、その報告を受けました。
課題整理の結果には、これまでに議会から指摘された内容等が整理されており、例えば、公立化後12年間の運営収支の見通し、法人分離に伴う財産分与、教職員の体制づくり、学生募集の方法などの事項について具体的な内容が示されていました。
報告の後、質疑の場を設け、複数の委員から様々な質問がなされ、2月6日の記者会見では市長が「旭川大学の公立化」を表明しました。
新年度予算には、高等教育機関設置準備費130万円が計上され、今後は同大学の公立化について議会の判断を示す場面も想定されますが、総務常任委員会の所管事項でもあるため、今後の動向を注視しながら積極的に関わっていきたいと思います。

民生常任委員会(委員長:金谷 美奈子 副委員長:品田 ときえ)

視察報告と提言書の提出

1月21日開催の民生常任委員会では、行政視察の内容を8人の委員全員が担当を決めて報告しました。
金谷委員長が岩見沢市の「いわみざわ環境クリーンプラザ」、江川委員が茅ヶ崎市の「新たな地域コミュニティの取組」、室井委員が小田原市の「脳血管疾患予防に向けた取組」、木下委員が横須賀市の「児童相談所」、福居委員が熊本市の「西部環境工場」、高見委員が(公財)熊本県環境整備事業団の「エコアくまもと」、品田副委員長が広島市の「広島市協同労働プラットフォーム」、小松委員が金沢市の「児童相談所」について、順に報告しました。
また、2月27日には委員会として「民生委員・児童委員の業務の負担軽減等について」の提言書を副市長に提出しました。

経済文教常任委員会(委員長:林 祐作 副委員長:宮崎 アカネ)

冬のメインイベント・冬まつりにて

2月17日開催の経済文教常任委員会では、令和2年第1回定例会提出議案の説明があったほか、第61回旭川冬まつりの開催結果について報告がありました。
今回は、本市と中国のハルビン市の友好都市提携25周年を記念して、メイン雪像の対面にバルコニー雪像「ニーハオ!とらっぴー」が登場しました。あさっぴーには、しま模様が、ハルビン市を象徴する「虎」にはマフラーと旭橋のベルトが描かれ、お互いの格好を共有したデザインとなっています。デザインしてくれた小学生の「それぞれの街が今よりももっと素晴らしくなってほしい」という願いが形になりました。
また、冬まつりに合わせて開催される氷彫刻世界大会は、氷彫刻の大会としては、国内で唯一実施される公式国際大会です。夜の彫刻はライトアップされ、凜と冷えた空気の中に幻想的な芸術が間近で見られます。
今回も多くの方の協力をいただいて冬のメインイベントを開催できたことに感謝です。

建設公営企業常任委員会(委員長:高木 ひろたか 副委員長:まじま 隆英)

記録的少雪と中長期を展望した除雪事業を目指して

令和元年度の冬は記録的な少雪となりました。2月に一定の降雪はあったものの平年と比較しても雪が少ないシーズンでした。生活面での負担は減りましたが、一方で除雪業者の収入減少による除雪体制確保の懸念など新たな課題が見付かりました。
当委員会では安心して生活できる除排雪体制に関して行政へ政策提言を行いました。副委員長班は2月にGPSシステムを本格的に導入している北見市を訪れ、除排雪の現状について視察を行いました。同市ではスマートフォンを除雪車に搭載し、車両の移動軌跡等から除雪業務の進捗状況や除雪済情報を地図上で収集しています。その結果、作業の効率化や情報の共有化につなげており、除雪作業中の破損等も正確、迅速に報告できます。また、冬場だけでなく、大雨や台風時期には災害状況を把握するツールとしても活用していました。
本市においても財政的負担を考慮しながら、GPSシステムを導入する必要性を感じました。

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