あさひかわ市議会だより第97号-4

最終更新日 2020年5月15日

ページID 070225

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大綱質疑

今回の大綱質疑は、予算等審査特別委員会に付託する議案に対して質疑するものです。今定例会では3月16日に4人の議員が質疑しました。
その中から主な質疑と答弁をお知らせします。

今定例会の質疑者(発言順)

(1)ひぐま としお(無党派G)

  •  議案第42号 令和2年度旭川市水道事業会計予算について
  •  議案第43号 令和2年度旭川市下水道事業会計予算について
  •  議案第34号 令和2年度旭川市一般会計予算について
  •  議案第35号 令和2年度旭川市国民健康保険事業特別会計予算について
  •  議案第39号 令和2年度旭川市介護保険事業特別会計予算について
  •  議案第36号 令和2年度旭川市動物園事業特別会計予算について

(2)石川 厚子(日本共産党)

  • 2020年度各会計予算案について
  • 政府予算案と地方財政への影響について
  • 「こども」に関する施策について
  • 「しごと」に関する施策について
  • 「地域」に関する施策について

(3)上村 ゆうじ(自民党・市民会議)

  • 新年度予算の編成方針
  • 長期的な課題
  • 除排雪の強化
  • マウンテンシティリゾート

(4)品田 ときえ(民主・市民連合)

  • 市政方針と予算
  • 歳入の課題
  • 教育行政方針と予算
  • 水道・下水道事業会計の中期財政計画と予算
  • 病院事業会計

(1)えぞひぐま館(仮称)の建設開始

質問

令和2年度から建設を開始するえぞひぐま館はどのような施設になるのでしょうか。その効果の見込みを聞かせてください。また、えぞひぐま館建設後に新たな展示施設の計画や構想はあるのでしょうか。

回答

えぞひぐま館は、北海道産動物エリアの中心に新設し、ヒグマが生息する地域の四季折々の映像を背景に投影することで、自然の中で生活する様子をイメージしながら見ることができる施設となる予定です。映像とのコラボレーションによる新たな展示により、来園者の満足度の向上を目指すとともに、動物と人との関わりや今後の在り方を考える契機を創出したいと考えています。

新たな施設整備については、令和2年度からライオン舎の整備に向け設計に着手するほか、建設後20年前後経過しているもうじゅう館やぺんぎん館などの大規模改修が中心となると考えていますが、北国にある旭山動物園として、引き続き伝えるべきコンセプトをしっかりと持ちながら施設整備を進めていきます。【経済部長】

(2)雪対策基本計画の見直し

質問

道内各自治体の除排雪の対応には、考え方や手法において様々な違いがあります。今後、市民生活や地域経済の観点から、どのような問題意識を持って充実させようと考えていますか。雪対策基本計画の必要な見直し、複雑な気候変動に対応するためにも、行政の体制を充実させることは避けられないと考えますが、見解を伺います。

回答

庁内関係部署で組織する雪対策推進庁内連絡会議において、計画の進捗状況を精査するとともに、令和2年度以降は、雪対策を専門的に検討する部署の設置も見据え、基本計画の見直しに向けた作業を本格的に行います。

雪対策は、市民生活や経済活動に大きな影響を与えることから、基本計画の見直しに当たっては、他都市の調査・研究や除排雪企業との意見交換のほか、市民の皆様の声をしっかり受け止め、速やかに対応できる除排雪体制の維持と、安心して生活できる道路環境の確保につながる本市に適した計画となるよう作業を進めていきます。【土木部長】

(3)各種イベントの実施の可否

質問

新型コロナウイルスの影響はいまだ不透明な状況にあります。今後の展開次第では、国際交流事業やイベント開催などを含めて、実施の可否が問われるものも出てくると考えますが、現時点でどのように受け止めているのか、見解を聞かせてください。

回答

新型コロナウイルスへの対応については、市民の安全安心な生活の確保を最優先とし、当面のイベントや行事は中止又は延期とするほか、市有施設は閉館や利用制限を行うなど、感染拡大を防止するために全庁を挙げて取り組んでいるところです。引き続き、市民の安全安心を守ること、市民生活に支障を来さないことを最優先とし、必要な対策を迅速に実施していきます。新年度に予定しているイベントや国際交流など、多くの人が集まるような事業の実施については、実施時期や参加形態を考慮するとともに、事態の推移を十分に見極め、国や道の方針も踏まえながら、適切に対応していきます。【総合政策部長】

(4)社会教育事業の予算確保

質問

新年度の教育行政方針では、社会教育について五つの重点的取組を挙げて、市内の社会教育施設・文化芸術施設の維持管理と市民の自主的な活動を支えています。各施設の維持管理費用が増加している一方で、施設の活動を支える費用が減少していますが、文化活動等の市民活動にそのしわ寄せがいかないのでしょうか。

回答

建築物の経年劣化が進んでいるため、市民の皆様に施設を安全安心に利用いただけるように、維持管理に係る修繕等が増加している状況にあります。

そのような中でも、クリスタルホールなどの自主文化事業といった市民に安価で素晴らしい芸術に触れる機会の創出を目的とした事業や周年事業での特別展の開催など、一定の経費が必要な事業の予算確保に努めています。

また、その他の社会教育事業については、今後も市民ニーズや事業効果を念頭に工夫を重ねながら実施していきます。【社会教育部長】

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