あさひかわ市議会だより第96号-7

最終更新日 2020年2月15日

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常任委員会・議会運営委員会・広聴広報委員会の動き

令和元年10月9日(第3回定例会閉会日の翌日)以降の各委員会における主な活動内容や協議経過等についてお知らせします。

総務常任委員会(委員長:中野 ひろゆき 副委員長:佐藤 さだお)

市民と議会の意見交換会を実施

11月10日(日曜日)に、総務常任委員会の委員で構成する「総務班」として、市民と議会の意見交換会を実施しました。

今回のテーマは「災害への備えについて」という設定で、旭川市総合防災センター(東光27条8丁目)の会議室を会場に、50人以上の市民参加がありました。冒頭の事例発表では、神楽岡地区協働自主防災協議会会長の稲垣様から、地域で行う災害対策や防災への取組についてご紹介をいただきました。参加者からも様々なご意見とご質問があり、活発な意見交換となりました。

特に、避難所の状況や備蓄品等については、多くのご質問などを頂き、市民の災害に対する意識の高さを実感しました。また、平成30年9月に発生した「ブラックアウト」の経験から、停電に対する備えや情報発信の充実を強く求める声もありました。

今回の市民と議会の意見交換会で出されたご意見を参考に、災害対策等の議論の場で生かしていきたいと思います。

民生常任委員会(委員長:金谷 美奈子 副委員長:品田 ときえ)

副委員長班の委員会視察を終えて

11月に、副委員長班の行政視察を実施しました。

目的は、本市が抱える諸課題の中で、民生常任委員会所管に関わる課題の先進事例を学ぶことです。

訪問先は、(1)廃プラスチック類の焼却処理を導入している「熊本市西部環境工場」、(2)「クローズド・無放流型」を特徴とする産業廃棄物最終処分場の「エコアくまもと」、(3)市民によるまちづくり推進を「協同労働」という働き方で取り組む広島市、(4)中核市で最も早く児童相談所を設置した金沢市の4か所です。

ごみを資源とした発電所のようなごみ処理工場、地下水利用地域に建設するからこそ環境汚染防止に重点を置く産業廃棄物処分施設、まちづくりの新たな手法、そして、本市に設置するメリットが大変大きいと感じた児童相談所などを視察させていただき、大変勉強になりました。

視察で明らかになった課題等を、今後の取組に生かしてまいります。

経済文教常任委員会(委員長:林 祐作 副委員長:宮崎 アカネ)

市民と議会の意見交換会を実施

本年度も毎年恒例の市民と議会の意見交換会を11月12日にフィール旭川(1条通8丁目)7階会議室において、開催いたしました。

今回は近年増え続けているインバウンドや地域の資源と魅力をどう生かすべきかという視点で、テーマを「観光立市旭川の更なる推進~文化・スポーツ・食と農~」と設定し、28人の市民の皆様にご参加いただきました。

例年よりも意見交換する時間配分を増やして進行しましたが、市民の皆様からの様々な視点による地域の魅力とその生かし方に関するご意見等は、尽きることなく、数多く寄せられました。

皆様から頂いたご意見は、今後の議会活動を通じてしっかりと生かしていきたいと思います。

建設公営企業常任委員会(委員長:高木 ひろたか 副委員長:まじま 隆英)

除排雪に関して提言書を提出

半年近く雪に覆われる本市にとって、市民の冬の暮らしの安心・安全、快適な暮らしの実現は重要な課題であります。

本委員会では、7月の各地区除雪連絡協議会臨時会への積極的な傍聴参加、9月の旭川除排雪業者ネットワーク協議会との意見交換、10月の委員会視察など除排雪体制に関する調査を行ってきました。

そういった調査結果を踏まえ、12月20日に本委員会として、安心して生活できる除排雪体制の確立に向けて主な内容として、交差点の見通しや通学路の安全確保など早急に改善すべき取組、排雪作業の効率化につながる安定的な雪堆積場の確保、融雪槽設置補助制度の拡充など中長期を展望した取組、除排雪に係る課題を改善するための予算確保に加え、土木部のみならず市の組織を挙げて取り組むとともに、市民や事業者との更なる協働を進め、オール旭川で安定した除排雪体制の確立を目指すべきなどとした提言書を提出しました。

議会運営委員会(委員長:木下 雅之 副委員長:高木 ひろたか)

議会運営の評価・検証

本委員会では、主に定例会の運営等について協議を行っております。また、議会運営に係る改善事項、隔年で実施される「議会運営の評価・検証」等についても継続的に協議を行っております。

「議会運営の評価・検証」は、平成22年に制定した旭川市議会基本条例に基づき実施しているものです。基本条例の実効性を担保するため、その運用に係る基本方針に沿った評価項目を設定し、議会として自己評価を行った後に、学識者等の外部検証者にその検証を行っていただくものです。全国の地方議会の中でも先駆的な取組となっており、他の議会からの視察対象としても多く取り上げていただいているところです。本年度も、この事項の視察のため、町田市議会、静岡市議会、鳥栖市議会など多くの市議会に本市を訪れていただいております。

今後も、各会派等のご理解・ご協力をいただきながら、円滑な議会運営はもちろん、議会内の様々な改善事項等について、協議を進めてまいります。

広聴広報委員会(委員長:金谷 美奈子 副委員長:林 祐作)

本年度の市民と議会の意見交換会を終えて

市民の皆様のご意見を市政に反映することを目的に、11月10日から16日にかけて、市民と議会の意見交換会を開催させていただきました。

本委員会で決定した企画を基に、常任委員会ごとに班を編成した上で、日時、テーマ、会場などを設定し、さらに、テーマに関係する団体の方々にもご協力いただきながら準備を進め、昨年度の2倍以上となる延べ218人の市民の皆様にご参加いただくことができました。多くのご参加ありがとうございました。

委員会では、本年度の意見交換会を終えて、その報告書の作成や課題整理などの協議を行っているところです。新人議員も入った委員構成となっており、新しい発想で「市民と議会の意見交換会」のほか、「市議会だより」や「市議会ホームページ」などについても協議しています。

今後も、市民の皆様にとって身近な議会となるよう努力してまいります。

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