あさひかわ市議会だより第95号-4

最終更新日 2019年12月15日

ページID 068012

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大綱質疑

今回の大綱質疑は、決算審査特別委員会に付託する議案に対して質疑するものです。今定例会では9月24日に3名の議員が質疑しました。

その中から主な質疑と答弁をお知らせします。

今定例会の質疑者(発言順)

(1) 中野 ひろゆき(公明党)

  • 平成30年度一般会計決算について
  • 平成30年度特別会計・企業会計決算について
  • 平成30年度各種事業の成果と課題について

(2) 石川 厚子(日本共産党)

  • 2018年度各会計決算について
  • 2018年度主要施策の成果と課題について

(3) 上野 和幸(無党派G)

  •  認定第1号平成30年度旭川市一般会計決算の認定について

(1)街区公園等の維持管理

質問

地域の公園は、市民の暮らしと密接な関係があり、休日の憩いの場、子育てなど、市民生活の一部として活用されており、住みやすいまち旭川、住み続けたいまち旭川を意識させる重要な要素ともなっています。しかしながら、維持管理や整備が十分とはなっておらず、トイレが臭い、汚いなどの苦情が多く寄せられていることから、今後の街区公園等の整備の推進とその予算を十分に検討することが必要と考えますが、市の見解を聞かせてください。

回答

街区公園は、地域の子どもたちの遊び場であるとともに、子育て交流や町内会活動の拠点となるなど、市民にとって、なくてはならない大切な場所です。

身近な公園が汚れていたり、施設が壊れているなどの状況は、快適な利用を妨げるほか、利用者の安全確保や地域の治安にも影響を与えるおそれがあることから、必要な財源確保についても十分に検討しながら、速やかに対応しなければならないと考えています。これからも住み続けたい旭川となるよう、地域の皆様の協力もいただきながら、地域に根ざした公園づくりを目指していきます。【市長】

(2)大規模事業の優先性

質問

市庁舎建設に向けた取組がスタートしたほか、今後、ごみ処理関連施設の建設など幾つもの大規模事業が予定されています。財政運営の展望として、事業費の抑制や平準化、財源の確保に努め、毎年度、公共事業全体の調整を行うとのことですが、大規模事業の優先性についての考えを示してください。

回答

今後、市庁舎や缶・びん等資源物中間処理施設などのごみ処理関連施設の建設のほか、学校施設、市営住宅など、老朽化施設の更新も予定しています。

これらは、本市や市民生活に必要不可欠な施設であることから、事業の実施に当たっては、可能な限り、財政運営の長期的な見通しを持ち、計画的に整備を進めていかなければならないものと考えています。優先性については、市民の安全、安心や利便性向上に配慮するとともに、過度な財政負担とならないよう、他の公共事業との調整を図りながら慎重に判断していきます。【市長】

(3)産後ケア事業の周知

質問

出産後の育児に悩み、どこに相談したらよいか分からない母親は多いと思います。産後ケア事業を多くの方に知ってもらうため周知の強化を望みますが、現状を聞かせてください。

回答

平成30年度は、ホームページへの掲載、分娩を扱っている医療機関や妊娠届け出者に対するチラシの配付、赤ちゃん訪問時に保健師等から必要な方への説明を行いました。現在は、それらに加えて、赤ちゃん訪問時に対象者全員にチラシを配付しているほか、民生・児童委員が新生児の家庭を訪問し、絵本を配付する「うぶごえへの贈りもの事業」においてもチラシを配付するなど、周知の強化を図っています。また、昨年度までの宿泊型、日帰り型の実施に加えて、利用者の自宅に助産師等が赴く訪問型も実施しており、必要な方が利用できるように努めており、今後も、利用拡大に向け、取り組んでいきます。【子育て支援部長】

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