あさひかわ市議会だより第94号-3
常任委員会・議会運営委員会・広聴広報委員会の動き
令和元年5月16日以降の各委員会における主な活動内容や協議経過等についてお知らせします。
総務常任委員会（委員長：中野 ひろゆき 副委員長：佐藤 さだお）
旭川空港の各施設を視察
改選後の5月17日から7月31日までの間、委員会を3回開催しました。当委員会は、市の総合計画を始め、行財政改革、新庁舎建設事業、公立大学の設置検討など、まちづくりの根幹となる重要政策を所管しています。
7月23日の委員会では、地域振興の要ともなる「旭川空港」を視察しました。就航率99.5％の実績を誇る同空港には、除雪車両スノースィーパ8台が配備されており、通常7台が稼働し、25分間で2,500mの滑走路などの除雪を完了するという説明がありました。
また、1万2,500Lの消火剤を積載し3分以内に火災現場に到着する化学消防車のほか、昨年11月にオープンした、国際線ターミナルのホールディングルームや出入国手続に必要となる施設についても視察させていただきました。
旭川空港は来年10月から空港運営事業が民間に委託される予定ですが、今後も本市が関与する利用促進策などの取組について注視していきたいと思います。
民生常任委員会（委員長：金谷 美奈子 副委員長：品田 ときえ）
新しいメンバーでスタートしました
当委員会は、子育て支援、高齢者や障がい者施策、環境対策、市民生活、保健所、税を所管しています。この度、新しく決まった委員の構成は、正副委員長と江川あや議員、木下雅之議員、福居秀雄議員、小松あきら議員、高見一典議員、室井安雄議員の8人です。
今後、民生班として「市民と議会の意見交換会」の実施や常任委員会視察等を通してより良い政策事業となるように積極的な提案・提言に挑戦してまいります。これからの展開にご期待ください。
経済文教常任委員会（委員長：林 祐作 副委員長：宮崎 アカネ）
市内視察を終えて
当委員会では7月24日、株式会社うけがわファームDEN－ENにご協力をいただき視察に伺いました。同社は、お米を中心とした第一次産業に従事しながら六次産業化を展開しており、いわゆる攻めの農業を実現されています。
首都圏に多くの顧客を持つことを可能とする事業展開の秘訣や米粉事業の現状等も包み隠さずご教授いただき、本市農業の未来を考えていく上で大変参考になりました。また、社員のモチベーションを上げるために機械を入れ替えたり、会社に利益をもたらす副業を認めるなど、10年、20年先を見据えた経営手法は大変勉強になり、こういった取組をしている農業者がいることを多くの方に知ってもらうことで、農業に従事したいと思う若者が増える可能性を大いに感じました。
今回の視察では、業界に関係なく生かせるヒントをたくさん頂きました。正解はそれぞれ異なりますが、今後も積極的な議論を進め、課題解決に取り組んでまいります。
建設公営企業常任委員会（委員長：高木 ひろたか 副委員長：まじま 隆英）
武道館、来春の供用開始に向け工事が進む
改選後、令和の新たな時代の幕開けとともに、当委員会の構成が決定しました。当委員会は、建築部、土木部のほか、水道局、市立病院を所管しています。それぞれ重要な課題がありますが、とりわけ本市の除排雪の問題は喫緊の課題であり、土木部では、7月に除雪連絡協議会臨時会において各地域との意見交換会を開催するなど、市民の冬の暮らしの安全・安心、快適な暮らしの実現に向けて、早急な対策に加え中長期を展望した体制の構築が求められています。当委員会としても、重要課題の一つとして、積極的な議論を重ね取り組んでいきたいと思います。
7月24日に開催した委員会では、現在、東光スポーツ公園内で建設が進められている武道館を視察しました。柔道・空手・剣道などでは、3面を使用できる広さを確保し、弓道のための的場も設置されます。武道館は、来春に供用開始となる予定です。
議会運営委員会（委員長：木下 雅之 副委員長：高木 ひろたか）
新しい議会運営委員会の構成が決まりました
改選後、初の本会議となる令和元年第2回臨時会が開催され、新しい議会運営委員会の構成が決まりました。 今後、各会派等のご理解・ご協力をいただきながら、議会運営を始め、議会内の様々な改善事項等について協議を進めてまいりたいと考えています。
その後は、6月に開催された第2回定例会の運営について協議を行ったほか、各会派から提出された「議会の改善・要望事項」に関する協議などを開始しました。
本年1月に議会運営の自己評価に対する外部有識者からの検証結果報告が提出されています。本市議会では平成22年の議会基本条例の制定も含めて、これまで様々な議会改革を進めてきましたが、時代の変化に応じた議会運営を行い、議会機能をより一層高めていくため、この報告書の内容を精査し、更に取組を進めてまいりたいと考えています。
広聴広報委員会（委員長：金谷 美奈子 副委員長：林 祐作）
議会だよりと視察対応
「市民と議会の意見交換会」の実施方法の決定や「市議会だより」の発行を中心に活動を始めました。
多くの市民の皆様に読んでいただける「市議会だより」となるように、担当リーダーを高花えいこ議員とし、まじま隆英議員、ひぐまとしお議員の3人による改善チームをつくりました。今回から「常任委員会・議会運営委員会・広聴広報委員会の動き」の誌面の写真を増やし、文字を大きくして、読みやすくなるように改善の一歩を進めています。
また、本市議会の広聴広報に関する取組は、全国から評価を受けており、改選後、既に四つの議会が視察に来ています。