あさひかわ市議会だより第85号-3

最終更新日 2017年9月15日

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常任委員会・議会運営委員会・広聴広報委員会の動き

平成29年3月25日(第1回定例会閉会日の翌日)以降の各委員会における主な活動内容や協議経過等についてお知らせします。

総務常任委員会(委員長 上村 ゆうじ、副委員長 金谷 美奈子)

総務常任委員会と特別委員会

本年5月より、ベテランを中心とした新たなメンバー構成となりました。当委員会は、担当として市の総合企画、地域振興、地方行財政、消防、防災、選挙、監査を所管しているのですが、実はこの項目からは読み取れないくらい幅広い内容を抱えているのが特徴です。しかし、旭川市議会では常任委員会とは別に大きな課題となる特定テーマに関する調査特別委員会が設置されることがあり、その際にはテーマに関する事項が担当から外れることとなります。現在、「空港運営の民間委託」と「旭川大学の市立化」に係る2つの特別委員会が設置されており、それぞれ所管外となっているのです。特別委員会では、より多い人数編成で集中的に調査を行うこととなりますので致し方ありませんが、本来担当となるテーマに関する質疑や調査を常任委員会として行えないのは残念でもあります。

6月及び7月開催の委員会では、10月を目途に新たな中心市街地活性化基本計画を策定することや9月を目途に公共施設等の維持管理や修繕を見据え使用料等を見直す「受益と負担の適正化」へ向けた取組指針を12年ぶりに改訂する内容についての報告・質疑等がありました。

民生常任委員会(委員長 高花 詠子、副委員長 林 祐作)

北彩都子ども活動センターを視察

当委員会は、子育て支援や税に関する事項を始め、高齢者や障害者施策、環境対策など、市民生活に直結する多くの重要な施策を所管しています。今後も、住みやすいまちづくりのために積極的な議論を重ねていき、課題解決に取り組んでいきたいと思います。
また、7月18日の委員会では、旭川市北彩都子ども活動センターを視察しました。愛称は、ASOBI~BA(あそび~ば)。北彩都市営住宅の敷地内に立地し、高さ4.5mのクライミングウォールがあり、ギター、ドラムなどを完備した防音の音楽室、更に鏡面壁がある運動室や屋外ステージなどが印象的で、中高生や大学生の活動拠点、乳幼児を連れた保護者の方の交流の場、近隣住民の集会所としての機能を兼ね備えた施設でした。この日は、幼児の体操教室が行われており、子どもたちの元気な声がたくさん聞こえ、多くの市民の方に愛され楽しめる施設であると思いました。
 

経済文教常任委員会(委員長 石川 厚子、副委員長 品田 ときえ)

市内視察を終えて

当委員会では7月20日、市民ギャラリーと井上靖記念館を視察しました。
市民ギャラリーは、かつて西武デパートに設置されていましたが、西武デパートの閉店後、一時期は市民文化会館の展示室に設置され、現在は彫刻美術館ステーションギャラリーに期間を限定し試行的に開設されています。この日は、齊藤玄輔展が開かれており、旭川に自生する植物を押し花にしたものにカーボン紙を載せるという独特の版画作品に、目を奪われました。
また、井上靖記念館では、館長から説明を受けた後、展示室と書斎、応接間等を見学しました。書斎と応接間は井上靖邸から移設されたもので、数多くの蔵書と、親交のあった河井寛次郎作のつぼ等を拝見させていただき、在りし日の井上靖の息遣いを感じるようでした。
同日は所管する施策について各部局から説明を受けました。当委員会は、経済観光、農政、学校教育、社会教育と市民生活に直結する課題も多く、今後、積極的に議論を進め、課題解決に取り組んでいきたいと思います。
 

建設公営企業常任委員会(委員長 松家 哲宏、副委員長 松田 たくや)

1日も早い復旧へ

平成27年の改選から2年が経過し、各常任委員会の構成も一新いたしました。後期の建設公営企業常任委員会は私、松家が委員長を、また、松田たくや議員が副委員長を担わせていただきます。2年間よろしくお願いいたします。
さて、7月20日の委員会では所管部局から事業概要の説明をいただき、その後昨年の台風で被害を受けた市道の状況を視察してまいりました。辺別川の増水で路盤が100m以上にわたり削り取られた様子は想像以上の被害となっており、地域に暮らす市民の皆さんの生活は、今なお不便を強いられています。1日も早い復旧と再発防止に委員会としても尽力しなくてはならないと委員一同強く感じた視察となりました。

議会運営委員会(委員長 松田 ひろし、副委員長 木下 雅之)

議会運営委員会の構成が変わりました

5月に開催された第2回臨時会において、各会派から選出された12名の委員から成る新たな議会運営委員会の構成が決定しました。
6月8日に開催した初回の委員会では、まず代表者会議の設置を確認し、無所属議員の当委員会への出席等の扱いについて協議を行いました。また、5月31日に新しい会派が結成されたことに伴い、議会の構成等について協議を行い決定しました。
その後、7月末までの時点で、委員会を5回、代表者会議を4回開催し、定例会の運営や無所属議員の扱いについて協議・決定するとともに、各会派及び無所属議員から提出された「議会の改善・要望事項」に関する協議も開始しました。さらに、平成29年議会運営の評価及び検証の結果に関する今後の協議の進め方や、前期の議会運営委員会から申し送りされた事項等について協議を行いました。
また、7月5日には幕別町議会から、7月26日には愛媛県松山市議会から「議会基本条例」や「議会運営の評価及び検証」等をテーマとした視察が旭川市議会にあり、議会運営委員会等で対応を行いました。
今後も、公平・公正で円滑な議会運営が行われるよう努力してまいります。
 

広聴広報委員会(委員長 高見 一典、副委員長 金谷 美奈子)

視察に対応しました

5月に改選があり、新たな委員による広聴広報委員会がスタートしました。当委員会では、市議会だよりの発行や市民と議会の意見交換会の企画・開催など、議会の広聴広報を担っております。議会の広報の1つとして、他の地方自治体から「議会基本条例」に関する行政視察の申込みがあった場合、内容に応じて議会運営委員会と協力し、議員で対応しています。
7月5日には幕別町議会が視察で訪れました。広聴広報委員会の取組である、市民と議会の意見交換会について質問がありました。意見交換を通して実際に政策に反映できたことはありますかとの質問に、数多くの事業を変更することにつなげているなか、特に除雪については2年間同じテーマを取り上げ、旭川市雪対策基本計画の見直し時期とタイミングが合ったこともあり除雪の基準変更に市民の意見を反映できたことを説明しました。
8月8日には登別市議会が視察で訪れました。視察では、議会広報誌や議会ホームページなど旭川市議会の広聴広報に関する取組状況について説明しました。
今後も、旭川市議会の取組について、多くの方々に知っていただけるよう努力していきたいと思います。

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