令和6年度市民と議会の意見交換会報告書-3

最終更新日 2025年3月19日

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北のにぎわい旭川~新文化会館による中心市街地活性化に向けて~ (経済建設班)

※テーマと異なる内容の意見交換については掲載しておりません。

意見交換の主な内容

市民

 旭川冒険遊びの会という団体から来ました。
 まず、この新文化会館が市民の利用を促進するためのものなのか、観光客を含む、市に住んでいない人たちのためなのかというところを明確にしてまちづくりを行う必要があると思います。

 買物公園のモビリティとか芝生も良いと思いますが、新庁舎ができて、土日も若者や学生が勉強しに集まって来ています。この近くに新文化会館を建てると同じ場所に同じ世代が集まってしまうのではないかと感じているので、できれば大成エリアや少し離れた場所に作っていただいて、分散型のまちづくりの波及効果を狙ってはどうでしょうか。
 また、買物公園の社会実験を見ていて、4条通から常磐公園側は市民は利用しても観光客の方は余り来ないという印象があるので、大成や神楽エリアにもう少しにぎわいを持たせるためにも、新文化会館の建設など、市民が利用しやすいまちづくりの形を考え、中心部は観光客など旭川市に来訪された方々がもっと楽しめるようなまちづくりの形にしていけば良いと思いました。

議員

 市民文化会館は、市民の集客、市民の皆さんが楽しんでもらえるような会館なのか、それとも経済のため、観光客の誘致も含めた皆さんが楽しめる施設なのかということかと思いますが、両方を求めていかないといけないと思います。
 買物公園の4条通以北が、市民も含めて人通りが少ないという状況の中で、駅前から文化会館までの買物公園のルートで市民のにぎわいを求めるなら、文化会館の機能の中で観光客やJRでの来訪者、ホテルに泊まっている方なども楽しめるような施設にならないと、なかなか買物公園や中心市街地の活性化にはつながらないと思います。そうなるとどういった施設が良いのか、規模的な問題など大きな課題があると思います。

議員

 議会の委員会や本会議など、常日頃中心市街地の活性化の議論がなされます。
 なかなか先が見えない中でそのような議論をさせてもらっておりますが、今回新文化会館を建設するに当たって、最初の趣旨にあったように、これを起爆剤として中心市街地の活性化をさせていきたいという思いもあります。
 旭川市内と言うだけでは広い区域を指しますが、一度コンパクトシティを目指すのも一つの手ではないかと感じております。
 これから様々な方向性を決めながら計画が進んでいくと思いますが、御意見を取り入れながら十分検討していければと思います。

議員

 文化会館の建設地について言及があったと思いますが、最初の説明にありましたように建設予定地は旧庁舎跡地ということに決定いたしました。
 その上で市民のためなのか、観光客のためなのかということは本当に大切な視点だと思いますが、私も両方だと思います。市民が訪れやすい、また、観光客も訪ねて来やすいものです。
 観光客などでも例えば市役所に用事があって来るとき、JR旭川駅で降りるとタクシーを利用される方が多いと思います。旭川の市街地は残念ながら駐車場やシャッター街が増えてしまいましたが、市街地を楽しみながら市庁舎あるいは文化会館に来るという方も増やしていけるようなまちづくりを目指していけたらと思います。

議員

 建設予定地については私も議会で提案させていただいて、新庁舎の隣、旧庁舎を取壊した跡地が、適しているとさせていただきました。
 市役所との連携が密になりやすいという部分と、文化会館において大きなコンサートイベントがあるときに地方から来る人たちも含めると、中心市街地から近いと宿泊施設が利用しやすいということもあります。
 御提案があったエリアも候補地にありましたが、最終的に旧庁舎跡地ということになりました。
 今、コロナ明けで外国人観光客が来ているかと思います。空港の海外利用客数も伸びていると思います。私も同様に市民向けなのか、観光、経済を含めて観光客向けなのか、全体的・総合的な観点での文化会館施設が良いと思います。
 商工会議所の役員の方々と意見交換した折に、コンベンションセンター機能を十分取り入れてほしいという意見がありました。コンベンションセンターとは、展覧会会場とか、会議室を含めた部分を称しており、私もそのような機能があるのが良いと思います。
 また、一般市民も観光客も、若い人たちが文化会館に足を運んでくれるために、しゃれた喫茶店、要するに全国チェーンの有名店や、しゃれたレストランとか、そのようなものも入った文化会館も良いのではないかと感じております。

議員

 観光客向けだけでなくて市民の方々がより楽しめる施設でなければならないと思いますし、基本的な役割として日常利用ということであれば、市民向けのことを意識していると思います。
 第一に市民が市民文化会館の建物を利用して喜んでいただける施設になっていかなければならないと思いますし、そのにぎわいづくりとどう関係させていくかということで言うと、買物公園の6条・7条辺りと連携していくことになると思います。
 例えば御議論いただいている買物公園エリアの未来ビジョンも、5条・6条は食で様々な人を引きつけていこうという方向性で検討していますので、市民文化会館の共用スペースの中にも、催しがないときの時間、飲食可能な空間としても、その中核施設みたいなことも考えていく必要があると思います。
 市民の方に楽しんでもらえるような施設であったほうが良いという御意見かと思って聞いていましたが、例えば下國シェフが市民文化会館の食のところを先導していただくようなことだとか、そこと買物公園と一緒に利用可能なチケットを出すとか、市民の方々も、このエリアが面白いと思っていただけるようなことまで考えられると思います。
 そのようなことを意識しながら、観光客の方々も喜んでいただけるような施設、両方を狙っていくということが大事だと思います。

議員

 市民目線での利用ということはすごく大事だと思っております。
 私も埼玉県からの移住者ですが、地元の文化会館に子どもを連れていくと、始まる前に時間を潰す喫茶店のほか、地元の名産品などを子どもと一緒に見られるような場所もあります。しかし旭川市へ移住してきて、文化会館に行ったときに小さい売店しかなくて、始まるまで子どもを連れてどこで時間を潰せば良いのかと思いました。
 買物公園まで小さい子どもを連れて歩くと少し距離があるのと、おしゃれなお店、お茶したりするところもあるのですけれど、子どもを連れておいしいもの食べたりして少し待とうねっていう場所がないというのが正直な感想です。
 市民目線で考えたら文化会館の中に、全国チェーンの有名店などは、私は反対ですが、旭川市でしか楽しめないものとか、木工や家具など旭川らしさを楽しめるところがないと観光客に足を運んでもらうことにつながらないと思います。飲食店を出すのなら旭川でのみ、ここだからこそというものであってほしいというのがまず一つです。
 もう一つは、観光客を誘致するに当たっても「文化会館」という名称が少しイケていない気もします。例えば上野公園の中に東京文化会館がありますが、日本語名としての名前は東京文化会館ですが、外国人専用地図など外国人向けには「Tokyo Metropolitan Festival Hall(東京メトロポリタンフェスティバルホール)」のようになっています。
 英語で言うとそこで楽しいことができるホールだという印象を与えるような言葉に置き換えられているのです。
 文化会館という名前の建物は日本全国どこにでもあるので、観光客の耳も目も引くように考えると、名称も含めて検討していかなければならないと思いました。

市民

 私は買物公園で、ある店舗の事業を承継させていただきました者です。私も旭川人ではなく縁あって旭川に参りました。
 旭川でびっくりしたのが、買物公園としてまちのにぎわいを作っていこうというときに、そこにトイレがないことです。文化会館の整備基本構想のテーマから離れるかもしれませんが、強く疑問に感じています。
 新文化会館のターゲットが今明確になっているのだろうかと思っておりましたが、旭川市民のハード(建物)なのですよね。そうでありつつ、旭川以外からお越しの方に対しての文化発信拠点として良いと思います。しかしまずは旭川市民が楽しめる受皿というのが必要だと思います。
 また、旭川の中心街はモータリゼーションを取り込み損ねたと思います。最初の交通戦争と言われた頃、歩行者天国をつくりました。しかし、街はどんどん郊外型になり、車を保有して移動する方がすごく増えてきました。
 公共交通機関として、以前はまちなかを電車が走っていたと聞きました。これが全部なくなって、今はバスとタクシーの2択です。再整備は非常に難しいかもしれません。
 しかし、新庁舎を作るときの検討会議、市民の情報収集の場に私も出たことがあり、新庁舎の1階にバスが入れるようにしてはどうか、電気自動車は一応排気ガスは出さないので問題ないと思い提案をしました。残念ながらもう設計が固まっていたようで、どこにもその案は載りませんでした。
 文化会館の設計時には、まだ日本にはない、次世代のモータリゼーションを取り込んだ移動の選択肢、バスで市民が来やすいよう直接建物の中に乗り入れる案はどうでしょうか。今までの車は排気ガスを出していたからできなかったと思います。
 今年、買物公園のほうで実証実験、まちにち計画で小型の電気自動車を走らせていました。楽しい音楽でも流してもらったら良いと思うくらいに静かな移動手段でした。旭川市の8条通界わいの住人の方、マンションの方とかが中心部、駅前のほうの商業施設等に行くときにとても良かったとのことです。距離は約1kmですけれども、今、旭川の方って1kmでも歩きづらいという人が多いです。そういった部分も加味して、多くの市民が気兼ねなく寄れるところにしてもらいたいと思います。

議員

 今の御意見にはたいへん重要なポイントが幾つかございました。トイレが買物公園にないということもさることながら、駐車場についてです。確かに文化会館の中に作るべきだという御指摘はもっともだと考えます。
 他方で車で来て車で帰ってしまうと、果たしてそれによるまちなかに対する経済効果があるのかどうかという点も疑問としてあると思います。
 対象はもちろん市民であることは間違いなくて、しかも複合施設化を狙うということであれば、多少年齢層が低い高校生とか大学生とか、つまりバスやJRを使う、そういう人たちが対象になります。
 それによって、バスの乗客数が増えて、加えてJRの利用者も増えると、旭川市内における交通手段のメリットも非常に高まると思います。更に、歩行者が増えることによって、そこを歩く人をどう商店街に取り込んでいくか、そういうことが重要な今後の課題になっていくと感じます。

市民

 買物公園で音楽教室をしております。
 日頃音楽を生業にしていますので、演奏会とかパフォーマンスとか、そういうイベントのことで、文化会館が新しくなるのなら、こういうところが変わってくれたら良いという話が聞けると思って参加させていただきました。
 これから整備が始まるということですが、文化会館は1,000人以上の収容がありますので、市内・道内外のパフォーマンスをする人たちに使われることが多いと思います。トイレの話が出ましたが、現在のところ、楽屋のトイレがとても小さいです。
 50人、100人以上の出演者の方たちが使用されるときに、お客様のほうに出ていかなければいけなくなったりしています。新しくなるのであれば、そういうところも考慮していただきたいです。
 使いやすいホールということになって、もしかしたら海外のアーティストさんが来るということもあったら、ホテルも買物公園もにぎわうと今お話を伺っていて思いました。
 また、大ホールの響きのことに関してですが、だんだんオーディエンス(聴衆)の聞く耳というのが増えてきて、若い人たちとか、音楽好きの方とか、観劇好きの方など、音響や設備に興味を持っている方がたくさんいらっしゃいます。しかし実際文化会館でオーケストラを聴いたときのがっかり感、響きのなさというのは、昔から言われているとおりです。クリスタルホールでは少しレベルが上がっていると思いますが、文化会館でオーケストラを聴くことはとても難しいと思います。
 小ホールも300人くらいの収容数で、市民が気軽に使えるホールです。発表会なども良いのですが、あそこも響きが良くないので、もしそういうことを考慮していただけるのであれば、お芝居をするにも、音楽にするにも専門的な方の意見を聞いて建てていただけたら良いと考えます。そういう意見も出たら良いと思っておりました。
 お話を伺っていて、多目的で、様々な年代の方に使われるようにということですけれども、札幌にhitaru(札幌文化芸術劇場)という大きな、コンベンションセンターみたいな施設があり、よく行きますが、少し残念なのが、図書館も併設されていて、学生さんたちが勉強されているのです。これからコンサートに行くときに、お菓子をいっぱい持っている学生さんたちとか、ずっと長居しているのだろうなという方たちがいっぱいいて、これって何だか、観劇する人の気分がどうなのだろうというのもあります。
 多目的になったらなった分、何か目的感というのが薄まってしまうことがあるので、旭川はすごくちょうど良いまちだと思いますので図書館も充実しておりますし、公民館もありますし、そういうところで、目的感がはっきりした文化会館というものが新しくできてくれたらうれしいです。

議員

 目的をはっきりするという関連で、過去に議員が一般質問で文化会館のコンセプト(方向性)は何かということを質問しました。まだ定まっていないという答弁だったと記憶しています。
 コンセプトづくりはすごく大事だと思っています。今、図書館とかオーケストラというようなお話を頂きましたが、私のほうにも美術関係の方から旭川には市立美術館がないので文化会館は美術館のような側面も持ったものを建ててほしいという要望を頂いたこともあります。文化会館、文化というところで目的、コンセプトのはっきりしたところが必要と思っています。
 また、そのコンサートやオーケストラを聴いた後に、その後の余韻を楽しめる場所が買物公園に欲しいと思います。
 多目的にするとお菓子を食べたりとかで、少しその雰囲気が……というのもそうなのですけれど、良い音楽とか良いものを体感した後にその余韻をいつまでも楽しみつつ語ったりできるような場所が買物公園に欲しいので、中心市街地と合わせて全体的なイメージと言いますか、中心市街地も含めたコンセプトづくりが大事だと思いました。

議員

 旭川市の買物公園、中心市街地の4条通以北を含めて人通りが少なくなっています。以前、人口がどんどん増えているときに一戸建て住宅に憧れて郊外に住宅がどんどん建ち、ドーナツ化現象になってしまったことも一つの要因になるかと思います。中心部に人が集まるような取組も議会としてやっております。
 その中で今回、文化会館を建て直すということです。今の文化会館は1974年に建ち、半世紀が経ちます。半世紀・50年といえばまだ使えそうではないかとも思いますが、これまでに空調設備など老朽化し、かなり修復費用がかかっているのも現実です。事務所などが旧小学校の建物を利用しているので事務所の建物自体がもう耐震性がなく、そのような部分を含めて早急な建替えが必要だということになりました。
 御意見がありましたように、音響効果など、これから建てる部分においては、すばらしい機材を含めて取り組むと思いますし、控室や観客の方も含めて、トイレが混雑しては駄目ですので、そのような部分も対応しなければなりません。今年度から基本計画検討会を立ち上げて、具体的に利用団体等の皆様方の御意見も聞く場を設けて、どういう文化会館が良いのか、旭川市にふさわしいのか、多くの市民に利用していただける、足を運んでいただけるようになるのかということを検討しています。
 先ほど全国チェーンの有名店と言いましたが、そういったしゃれたようなお店の中で、旭川のやりたい人が店を出す場合、地元産の食材を使った提供ということを全面的にアピールするなど、そういう部分も含めて、皆さんに愛される文化会館に向けて議会としても取り組んでいきたいと思います。

市民

 元々深川市の生まれですが、高校卒業後に東京に出て、9年前に旭川に来ました。文化会館というのは、大都市から小都市まで大体あります。
 文化会館に用があるといえば、イベントだとか、展示を見に行くとか、そういうことしかないと思います。他の所もそうだと思います。買物公園も私が9年間旭川にいて、新しく店ができたというのは、ここはれての飲食店くらいで、あとはみんな空き家になっていて、全然活性化していないと思います。今後も少子高齢化、人口が減っていく中で衰退の傾向にあると思います。
 都心にいた頃は交通も発達していて電車でどこでも行けましたが、旭川の場合は、車で来られる方が多いです。美術館だとか科学館だとか、三浦記念館だとかが離れてポツポツあるわけです。東京にいる友達が旭川に行きたいけれど、旭川に何がありますかと聞かれると、一番手っ取り早い、有名な旭山動物園を紹介します。
 市民の方は車があるからすぐに行けますが、観光客はバスとかタクシーだとかで行かなければならないとなると、交通手段がないのです。
 文化会館の周りに、図書館などありますが、もう余分な土地はないので、今後この辺に美術館だとかはできないと思っています。私が文化会館に来たのはイベントと、写真が趣味なのでギャラリーの写真を見に来ますが、写真とか美術展というのは美術館とか、ほかにもギャラリーがありますので必ずしも文化会館に行くという理由はありません。ですから、もう少し集中して、旭川の街にそういうものが見られるところがあれば、他の観光客も来たときに立ち寄れると思います。
 また、冬は余り歩かないと思います。駅前のイオンにたくさん人がいるのです。私が中学校の頃、駅ビルの地下に商店街がありました。深川から来ますと、寒いから外に出ていなくて、地下街で食事をしたり、すごくにぎわっていました。夏の間はある程度歩けますけれど、特に冬になると街を歩く人は少ないと思います。
 旭川駅の裏側はあんなに景色がよくて、コーヒーショップか何かできれば、富良野へ行く乗換えのときに時間を潰されたりするのではないかと思います。富良野に行く人たちの乗り継ぎで、駅の中にも1階には椅子がありますが、ホームには全くありません。
 これから文化会館も必要ですけれども、全体的なまちづくりを考えないと、市民だけではなくて観光客も少なくなってくるのではないかなと思っております。

議員

 人口減少だとか、まちなかが衰退しているのではないかという御指摘もありました。現状としては空き店舗だとか駐車場になっているような、路面店なんかも、現状として厳しいという認識は共有しているところです。
 1時間以内しかまちなかにいないという人の率が高いということもあって、目的が一つの点としてしかなく、滞在時間も少ない現状をどうしようかということが課題になっていると思っています。
 御指摘があったように、目的地が点在しているので、行く場所が郊外であれば観光客の方々は移動手段の課題があります。買物公園の中で目的を複数つくっていただければ、滞在時間も増えますし、にぎわいにもつながってまいります。
 点から線、線から面になっていくような形で、昔は商店街の買物公園だったと思うのですが、分断をどう解消するか、その一つとして、市民文化会館を作ろうとしています。
 市民文化会館と、ここはれてを結ぶような企画的なものも必要でしょうし、皆さん方がここへ行くと面白いと言っていただける、特に子どもさんが行きたいというところに親が一緒に行こうとしますので、市民文化会館も子どもも楽しめるような場所にして行ってみたくなるような仕掛けを考えていく必要があると思います。
 駅ビル地下のステーションデパートは私も記憶にあります。確かに冬場は旭川市民は歩かない、季節によって歩行者の人数も減ります。旭川市民は寒さには慣れているので冬でも楽しめる氷彫刻美術の世界大会だとか、楽しんでいる姿もたくさん見ているので、イベントがあるときはにぎわいがあるのも分かります。イベントのないときにどういうにぎわいをつくっていくのかということは課題だと思います。
 今の御意見も踏まえながら市民文化会館、点を線にする、線を面にするという試み、仕掛けを考えたいと思います。

議員

 今御意見にあったように、私も駅裏をもっと活用したほうが良いと思います。例えば夏でもイルミネーションにするとか、人が集まれるようなことをしたほうが良いと思います。私も東旭川の駅前に住んでいて、冬は車の運転をしたくないので電車で駅前に行くと、駅前のイオンの所に人がたくさんいます。
 駅前で子どもと時間を使ったり、イオンばかりうろうろしているのも面白くないので、スケート場の営業日数をきちんと確保してもらいたいというのもありますし、冬も時間を使って滞在する時間を延ばす工夫が必要だと思っています。
 また、旭川に引っ越してきて昼からお酒が飲めるところが少ないと思っています。私はお酒が好きなのですが、最近だと書籍も出ているぐらいに昼飲みスポットが女性にも人気あるのです。旭川にはおいしいお酒がいっぱいありますので、もう少し昼からお酒を飲んで楽しめるような場所が駅前や駅裏、買物公園にできたら良いと思います。
 たまに旭川駅前ビルの地下の飲食店に行きますが、ああいうところも昼飲み好きな人たちがたくさん集まっています。語って飲んですぐ帰るのではなくて買物公園を結構うろうろしたりしています。そういう方が増えたりとか、昼からお酒が飲めること自体を観光コンテンツの一つとして展開していっても良いと思います。
 都心では今外国人観光客にスナック体験というのがはやっていて、スナック文化として夜はすごく人気です。旭川にもスナック文化があります。昼から飲めるところもあれば昼間の観光客の滞在時間を延ばせると思っています。観光スポットの冬の間の集中という部分で考えても良いと思います。

議員

 ここまで、旭川のまちづくり全体としてどうするか、中心市街地活性化のためにどのような仕掛けをしていくかというお話であったと思います。
 ここからは、今日のテーマである文化会館、新文化会館の経済的な効果に着目をして、どのような新文化会館をつくり上げていくべきかというところに焦点を絞ってお話、議論させていただければ有り難いと思います。
 例えば、我々が旭川商工会議所などから要望を受けている一つの項目で、今津市長の公約でもあるところで、文化会館の複合施設化、つまり、単に文化施設だけではなくて、図書館とか、市民活動ルームとかを複合的に兼ね備えた施設というものを設置すべきではないか、そういう計画を立てるべきではないかという点。
 それがまちなかに人が集まる起爆剤になっていくのではないかというような考えもあるところでございます。
 他方で、文化会館は文化のための設備なのだから、文化に限定をした施設をつくるべきではないかという御意見もあろうかと思われます。
 いずれが良いのかは回答がないところですので、皆さんの御意見などを承りながら、しっかり考えていく、検討していく必要があると考えております。
 複合施設が良いのか、文化に限定した施設が良いのか、どちらが良いのかとそういう視点から、可能であれば御意見を頂ければ有り難いです。

市民

 今言われたのは分かりますが、資料に施設整備における配慮事項としてホール、ギャラリー、活動室、共通スペースとあります。この概要が分からないと、何か議論ができない。例えば建物が5階建てで大ホールと中ホールと音楽堂があるとか、ギャラリーはどのぐらいの広さで展示では何枚ぐらい貼れるとか、具体的な案が多分今はないと思いますが、もし構想があれば教えていただければ、それに対する意見というのはあると思います。単なるここの配慮、設備の抽象的なことだと、議論が進まないと感じます。

議員

 この場は整備計画の検討会の場所ではなく、皆さんの率直な御意見、様々な意見をたたかい合わせる場という位置づけです。
 現時点における具体的な内容、計画、それ自体もそもそも決まっていません、それを前提として議論する必要性もないと思います。もっと自由な感じで、こういうのが欲しい、ああいうのが欲しい、で構わないと思います。
 ただ、それがどうまちづくりにどうつながるのか。その点だけしっかり御意見いただければ有り難いと思っています。

市民

 今御意見を頂いた中で、施設整備における配慮事項ということで幾つかテーマがあり、文化会館の建物としては良いかもしれませんが、全て一極集中にしてしまうとそこだけで様々なストーリーが終わってしまいます。
 そうするとまちづくり全体を考えたときに広がりを欠いてしまうのは否めません。
 総花的にてんこ盛りにしてしまうと誰のために何をやるのかが分からなくなって、中途半端になってしまうと思います。
 例えば、ホール、音楽活動を表現してもらう場を用意しますというときに、海外の有名なアーティストをお呼びしても耐えられるような建物にするとか、そういうことは必要ないと思います。
 それは札幌など大都市圏にお願いして、旭川は十分に表現できる性能で良いのではないでしょうか。札幌を見ないといけない部分もあるのかもしれませんが、札幌になりたいわけではないと思います。
 先ほど議員もおっしゃっていましたが、コンサートが終わっておなかがすいたので御飯を食べていこうかというような動線が、まちの中にできればにぎわいになります。
 実際、新庁舎になってから、買物公園の7条通以北でしょうか、5条通ぐらいから、飲食店さんに、「新市庁舎になって市民の方もたくさん来ているので昼食時の状況とかはどうですか」と聞いたら「いつやめようかな」とおっしゃっているのです。
 経済効果が全く感じられません。それは点と点でみんなが動いてしまうからです。  面で町をつくるストーリーがまだ共有できてないのです。
 必ずしも建物に依存する部分だけではないとは思いますが、文化会館を拠点としたまちのにぎわい、とすると、点としての新しい文化会館とそれを受ける、買物公園周辺を総合的につなげていくようなまちづくりが大事ではないかと思いました。

議員

 言われたとおりです。新文化会館にどういった機能を盛り込むのかがこれからの議論になってまいりますが、道立旭川美術館なり、三浦綾子記念館なり、それぞれ点在しているので、お互いに紹介できるような場もあれば、他の所にも人が行くかもしれません。
 もりもりパークのような子どもたちが遊べるようなものを入れれば、子ども連れの御家族が来るのかもしれません。様々な意味で盛り込みたい中身はたくさんありますが、収容人数は決まってまいります。
 大きさ的に何人収容の大ホールが適切なのか、今は2,000人も入れない大ホールですから、イベント等で来ていただけるとしても厳しいものがあります。
 例えば3,000~5,000席とかになると来る人たちも違ってきます。
 そうなると、JRの利用、ホテルの利用など、全国から泊まってでも見に来るようになる可能性もあります。様々な意味で文化会館の機能によっては広がる可能性を見いだせると思います。
 収容人数を考えながらどうしていくのかというのが今後の議論になるので、いただいた意見は貴重な意見として、活かしていきたいと思います。
 駅から買物公園にかけては花が咲いているルートがありません。以前駅前周辺の道路の雑草がひどいとも言われました。玄関口としてはどうなのだという意見がありました。
 旭川駅、旭川の中心市街地に行って、街がきれいだという部分、更に大きなイベントのときは沿道に垂れ幕のようなものを利用して、買物公園と文化会館が一つになるようなルートをつくるとか、そういう部分をまずしっかりとやっていかないと、点になっているのが面につながっていかないと、意見を聞いて思いました。

議員

 立派なものができたらすばらしいと思いますが、3,000席のホールを常に満席にするぐらいの力が旭川市にあるのかということを考えたとき、疑問に思わざるを得ません。
 文化会館が立派になると、一極集中になってそれで完結してしまうのではないかということもおっしゃいましたが、私もそのとおりだと思います。文化会館による中心市街地活性化といいますと、旭川駅前から文化会館までの距離ととらえられがちだと思います。今日の資料を見ていただいてもお分かりだと思いますが、旭川の中心市街地っていうのは実はかなり広いのです。
 駅前から平和通を通って常磐公園まで、それから三番館のほうも含めた大成エリアと、神楽も中心市街地なのです。旭川駅から神楽は、実はすごく近いのです。
 文化会館方向に向かうのとともに、神楽のクリスタルホール方向に向かうということも含めて、中心市街地全体を活性化させる必要もあると思います。
 また果たして中心市街地だけで良いのかという問題もあると思います。
 東鷹栖や西神楽の方などから、交通の便が悪くなった、バスの便数が減ったという御意見も寄せられます。中心市街地を活性化するのも大事ですが全旭川の地域を活性化しなければ、少子高齢化と言われている中で市民が元気にならないので、そこのところも含めて考えていきたいと思っています。

市民

 新文化会館までの周辺地域を含めたときに、先ほど議員が言っていたような、地産地消のものもそうですが、常磐公園まで行かないと緑がないということも感じております。
 以前あった建物がなくなって、駐車場ばかりが増えて、緑がどんどん失われていくと考えたときに、新文化会館の周りにもう少し緑が欲しいと思っています。
 緑というのは、花を植えるだけではなくて、公園など腰をおろして休める場所という印象を持っております。
 旭川でいうと北彩都ガーデンのような場所を新文化会館の周りや旭川駅から市役所までの間に、少しつくれたら良いと思っており、公園の近くは、食べ物、飲物や優佳良織などの文化工芸も含めたものが点在していて、それを市民はもちろん観光客も含めた方々が交流しながら体験できたりするような場所ができてくれるとうれしいと思います。

議員

 方向性を決めることは非常に大事なことだと思います。
 それにより一本筋が通ることによって、設計そのものが変わり、建物を見る人も増えます。海外の方も道外の方も、その建物を見に来ることも非常に大事なことだと思います。専門的な見地からも御意見を頂いて取り入れていくべきだろうと思います。
 東京に出たときには、たまに歌舞伎も見に行きますが、オーケストラも見られて、観劇も見られる施設が欲しいと思います。ただ、お金は幾らかかるのだろうとは思います。
 先ほど東京から来られたという方のお話も頂き、外から来ると旭川もよく見えると思います。駅地下の商店街は、駅が新しくなるときに、今後も商店街を残して今のFeeealまで地下で通してほしいという話をしたこともあります。
 買物をして冬の寒いときには、時間がないのでずっと地下を通っていけるような通路ができないかという話をしたこともあります。一遍にはできないけれどそういった仕掛けが必要だと思います。
 文化会館にどんな仕掛け、どんな動線をつくるかが一つの重要な点になってくるだろうと思っております。

議員

 市民文化会館を建て替える計画として書いてありますが、具体的にはまだ全然決まっていません。
 検討会や利用者の団体を含めて意見を聞きながら、どういう文化会館が良いのか、今日来ていただいた皆さんから、こういう文化会館を作ってほしいという部分を含めて御意見をいただきたいということです。
 常磐公園には樹木など緑が豊富ですが、旧庁舎の跡地はもう限界ぎりぎりです。
 ハード(建物)だけではなくてソフト面で、フラワーガーデンみたいな見た目、夏の期間だけでもきれいに周辺を飾るというのは良いことだと思います。
 財政に余裕があれば、様々な施設ができます。大は小を兼ねるように様々な構想が出ますが、限られた財源ですから、有効に利用しながら、利用しやすい良い施設にしていくのかが一番重要だと思います。
 心配しているのは駐車場です。今の文化会館の大ホールは収容人数が約1,500人ちょっと、小ホールが300人ちょっとです。
 規模的に言えば3,000人、4,000人とかの物を建てても、経費もかかりますし、人員含めて可能かと言えば難しい部分です。大きくても2,000人規模、それに中か小のホールは必要と思っております。
 駐車場は旧庁舎跡地に作るわけですから、地下駐車場はありますけれども、その辺の構造上含めて大丈夫なのかという部分も当然調査しなければなりません。私は、今文化会館があるところに、立体駐車場が必要と思っております。
 せっかく大勢の人が文化会館にコンサートで来てくれたのに、駐車場がなくてぐるぐる回って、これは最悪です。もう二度と旭川に行きたくないというふうに、駐車場がないということで嫌われると思いますので、民間との競合もありますけれども、駐車場の計画をしっかり立てながら整備していくというのは大事なことだと思っております。

市民

 文化会館という名前自体を一新して、横文字の名前だとかにして、皆さんが旭川にこういうのができたと名物のように言えるものがないと、できたと思ったらすぐ頓挫するような名称ではないほうが良いような気がします。単純に文化会館という名前だけだと恐らく余り魅力は感じられないという感じがします。
 館内には各施設の御案内を電光掲示板にして、今やっていることが分かるようにしたほうが良いと感じています。
 買物公園とのつながりも大事だと思いますので、文化会館内に新しくできるところの食べるところとか、そういう部分も必要だとは思いますが、そこだけで完結しないような感じと、開館時間を今の午後9時までから10時くらいに延長しないと次に結びつかないような気がします。その辺の時間の問題も少し触れたほうが良いと思いました。
 どちらにしても旭川駅から新しくできる文化会館のところにうまくつながるような、魅力のあるような形というか、そういうものも欲しいと感じていました。
 庁舎が新しくできましたが、大変びっくりしたのは、北口さんのパレードをやることや、金メダルをとったということが、外からは全然見えなくなって、中にだけ、金メダルおめでとうとなっていることです。どうして外の、前のほうに出さないのでしょうか。よく見たらそういう場所は全くありません。文化会館も、そんなことがないような形でできればと思っていました。

議員

 東京から来られた写真趣味の方の御意見のように、写真は何枚ぐらい展示できるのかなど、そういうのは全然決まってないというところです。整備基本計画検討会を設置して、その中で話をしていくのかと思い、どういう人が参加しているのかと思って参加者名簿を見てみると、公募の方もいますが役職を見ると12名のうちほとんどがすごく偉い方です。
 こういう方々が果たして、最初にあったようなコンサートの音響のこととか、楽屋のトイレのこととか、基本概要にあるようなホームページやSNSなどを活用した情報発信とか、このメンバーで誰がSNSやっているのかというようなメンバーも結構多いような印象を受けました。
 今のように市民の方から意見を聞いたものが届くのだろうかという心配もあって、参加者のほかにも市民の意見とか、専門家の意見を反映できるような場というのを、基本計画検討会の中でも行政としてお話を聞くような機会として設けていかないと、意見がなかなか反映されない、行政として検討していかなければいけない部分だと感じました。

議員

 文化会館の閉館時間を遅くするとか、そういうのも確かにあると思います。
 夜終わってから、そのまま三六街のほうに出ていただいたら、そこで経済の活性化につながるとか、そういうこともあります。魅力あるまちづくりです。文化会館だけでなくて旭川市内がどうやって魅力あるまちづくり、中心市街地活性化の基本計画の目標は、まちなかに来るということ、まちなかに住むということ、まちなかの滞在時間を延ばすということの三つです。
 まちなかに住む、では今、高層マンションが建てられていますが、話を伺ったところによると、上と下の階は売れているけれど中間がまだ余り売れていないとか、売れたとしても果たして住んでもらえるのか、投資目的でないのかということも思ったりして、まちなかに住むというところも、大事だと思っています。
 まちなかの滞在時間を延ばすというところも、文化会館で観劇していただけると2時間は居ることになりますので、ある程度まちなかの滞在時間を延ばせると思いますが、少し買物に来て、町中に駐車場はあっても駐車料金が高くなるから、60分以内とか90分以内で帰るとなると、滞在時間が延ばせることになりませんので、どうやったら、多くの人が中心市街地に来ていただいて、長い時間滞在していただけるのか、そういうことを私たちもこれからも考えていきたいと思います。

議員

 名称の話も出ましたが、神奈川県の大和市にシリウスという名前の文化会館があって、視察に行ってきましたが、5、6階建てぐらいの建物で上のほうにお年寄りのための無料で健康診断ができるという場所もありました。
 なぜこういうのもあるのか聞きましたら、この施設に来ていただくとお年寄りの方が無料で健康診断をして、早い段階で病気を予防することができて、その結果の例として、国民健康保険に関する市の負担が年間2割から3割ぐらい減ったというのです。そのような効果もありますという話を聞きました。
 文化会館というのは、そんなふうに様々な方にお越しいただいて、様々な仕掛けをすることによって、市の財政の削減にも寄与するものなのだということを私自身、学んだ次第でございます。

市民

 私は買物公園で副理事をしております。
 今までの意見の中で、まず文化会館が集客ができる施設であるということで、点と点を面にしていくということもありました。買物公園も通行量が増えて、増えていけば当然それによって空き店舗が徐々に減っていきます。今は通行量が少ないので出店すらできないというのが現状です。
 新文化会館、名称の部分も含めて、建物はどうなるか、大いに期待をしております。
 駐車場、買物公園としてはいかに通ってもらうか、ここは重要ではありますが、一人の市民として考えたときには、私も今日車で来ていますし、市役所に来るときも必ず市民は車だと思います。駐車場の問題は、買物公園も文化会館も同様だと思うのでこの部分はしっかりやっていただきたいと思います。
 文化会館の規模についても意見がありましたが、集客できるような施設、また内容としてほしいです。札幌では札幌ドームとエスコンフィールドの問題がありました。現状を見た中では札幌ドームは市が経営している第三セクターですけれども、エスコンはああいう形、白黒はっきりする中で、良い参考にしながら文化会館も検討していただければ有り難いと思います。

議員

 今の件を含めて貴重な意見をたくさんいただいたと思います。
 キトウシ森林公園にいっぱいエゾリスがいます。緑のない公園はないという意見で、文化会館の周辺で、エゾリスが見られるような、森があるとか、まちなかで文化会館の横に公園があって森があって、そこで見られるとか、そういう部分があれば、全然印象が変わってくると思い、今回貴重な意見をいただいたと思っております。
 今文化会館の建替えという形で行っていますが、完成が近づいていくと名称は変えていかないといけないとも思っております。今後の議論になると思っています。
 今いただいた意見も、検討していく中身ですが、もう一つだけ言うと、旭川は道北の中心なのです。札幌とはもう雲泥の差、人口も差がありますが、道北地域の中での旭川の位置づけ、財政状況は厳しい中ではありますが、道北の中心の旭川であるということも含めて、中心市街地、文化会館の検討に入っていかないといけないと思っております。

議員

 先ほど来、点と点だけではなくて面にしていくということが重要だというお話をしていただいたと思います。空き店舗も解消するために市のほうでも努力をして、中心市街地出店促進補助金も出しており、家賃の3分の1以内で毎月10万円上限、最大12か月間の支援をしているということがあります。
 年間10件ぐらいが利用しているという現状だと思いますが、そこが加速して使っていただけるような形で、通行量が増えていけば、利用していただける方も増えてくるのではないかと思っております。
 また今、大事な視点を教えていただいたと思うのが、札幌ドームとエスコンフィールドの官民の違いです。民間の視点を持ってどう人を集めていくかというところを見習っていくべきだという御意見だと思いますので、その視点はこれから私たち議会の中でも議論の中心に据えながらやっていければ、非常に良いものができるのではないかなと思っており、しっかり取り組んでいきたいと思います。
 最後に、御参加いただいた市民の皆様に心より感謝を申し上げます。

まとめ

 経済建設班では、新文化会館の建設に向けて中心市街地との関連や活性化を探るために「北のにぎわい旭川~新文化会館による中心市街地の活性化に向けて」と題して実施しました。
 結果的に、政策提言の具体的な材料となる御意見を得るまでには至らなかったものの、現在の中心市街地において不足している部分や新文化会館への要望などの発言がありました。
 主な御意見として、旧総合庁舎跡地への建設計画は妥当なのか、大成や神楽エリアでも良かったのではないか、まちなかの公共交通における電気自動車の導入といったモビリティーの整備、図書館や美術館等の文化施設間連携、北彩都ガーデンのような緑の空間を設け、文化施設などを点在させて活性化を図ってはどうか、文化会館という名前自体を一新すべき、音響効果、適正な規模の建物とし、十分なトイレの確保、開館時間延長でまちなかの滞在時間も延長し、にぎわいを創出すべき等の御意見をいただきました。
 一方、議員からも場所の決定経過や意見に対する考え方、御意見を活かしてまちづくりのために取り組んでいくとの発言がありました。
 本市として、新文化会館建設に向けて、いよいよ本格的な検討がなされていくわけですが、この新しい文化会館が、将来多くの市民に愛され、旭川の発展に帰する起爆剤となるものと大きな期待を寄せているところです。
 最後に、御参加いただいた市民の皆様に心より感謝を申し上げます。

会場の様子(経済建設班)

(会場の様子)

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