旭川市文化賞 平成27年度 各賞の受賞者紹介

情報発信元 文化振興課

最終更新日 2016年2月24日

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«平成27年度 旭川市文化賞 各賞の受賞者

旭川市文化賞は、芸術・科学・教育の分野で、旭川市の文化の発展に特に貢献したと認められる個人や団体に授与しています。今年度は旭川市文化賞に芸術(絵画)の神田一明(かんだかずあき)さん、旭川市文化功労賞に芸術(文学)の東延江(あずまのぶえ)さん、旭川市文化奨励賞に教育(文芸)の北海道旭川東高等学校文芸部(ほっかいどうあさひかわひがしこうとうがっこうぶんげいぶ)さんの受賞が決まりました。

旭川市文化賞

神田一明(かんだかずあき) さん

芸術(絵画)

かんだかずあきさん画像
神田一明さん

帯広柏葉高等学校に入学し、小林守材氏に油絵の手ほどきを受け、後に能勢眞美氏に師事する。21歳の時に、画家を目指し東京藝術大学に入学。

卒業後は道内の中学校、高等学校の美術教師を経て、昭和41年より北海道教育大学旭川校で指導にあたる。

永年にわたり勤めた同大学では、子弟教育に尽力し、その説得力ある言葉や真摯に制作する姿は学生に多大な刺激を与え、多くの教育者や美術家を生み出してきた。

また、教べんを執る傍ら、精力的に作品を発表し、行動展新人賞、行動美術賞・会友賞の受賞のほか、2年にわたり安井賞の候補者となるなど、中央画壇でも高い評価を受けている。

その後も全国の美術館や有名老舗画廊企画の展覧会の招待作家として作品の発表を続け、個展も多数開催している。現在では、全道展、行動展を中心に審査員としても活躍している。

平成11年には高砂台に「神田美術館」を私費で開設、市民に芸術を鑑賞する機会を提供するとともに、絵画教室も主宰し、学生や市民を指導している。

永年にわたり、絵画分野の第一人者として中央画壇で活躍するとともに、後進の育成や、美術を愛好する市民の拡大に努めるなど、本市の美術の振興と発展に尽くした功績は極めて大きい。

旭川市文化功労賞

延江(あずまのぶえ) さん

芸術(文学)

あずまのぶえさん画像
東延江さん

幼少の頃から、詩、絵画等に豊かな才能を見せ、14歳の頃から詩作を続け、その感受性豊かな素養を遺憾なく発揮した優れた作品を、同人誌等に発表し続けている。

詩集も多数刊行し、平成21年には「花散りてまぼろし」で第46回北海道詩人協会賞を受賞した。旭川のみならず北海道詩壇において常に注目される存在である。

文学史、郷土資料の調査研究についても造詣が深く、旭川を中心とする文学者の著作・資料等を収集し、文壇史、資料集、書誌等に纏めている。著書「旭川詩壇史」は旭川の文学を知る上での必読書として評価が高い。

平成13年には「旭川文学資料研究会」(現 NPO法人旭川文学資料友の会)の発足に携わり、旭川ゆかりの文学者の資料を収集整理し、平成21年の「旭川文学資料館」開館に至る活動の中心的役割を担ってきた。同館に展示されている文学資料は旭川文学史の貴重な財産となっている。

氏は文学関係の講演会や講座等の講師としても活躍している。特に公民館文芸講師として三浦綾子の代表作「氷点」の舞台となった街並・店舗等を受講生と共に数ヶ月にわたり聞き取り調査し、その成果を「氷点マップ」としてまとめた取組は、“受講生自らが学び活動する”講座の新しいあり方を示したことで高い評価を得た。

永年にわたり、詩作を続け北海道詩壇において活躍するとともに、文学資料について調査研究、収集を続け文学 を愛好する市民の拡大に努めるなど、本市の文学の振興と発展に尽くした功績は極めて大きい。

旭川市文化奨励賞

北海道旭川東高等学校文芸部(ほっかいどうあさひかわひがしこうとうがっこうぶんげいぶ) さん

教育(文芸)

ほっかいどうあさひかわひがしこうとうがっこうぶんげいぶさん画像
北海道旭川東高等学校文芸部さん

北海道旭川東高等学校文芸部は、旧制旭川中学校の学友会雑誌部として、明治36年に創設された。

その後、昭和23年に北海道旭川東高等学校生徒会「文芸部」として独立し現在に至る。昭和25年に創刊された文芸部誌「炎」は今年で第83号を数える。

文芸に興味と関心を持つ同好の生徒が自発的、自主的に創作活動に励んでおり、その活動は高校3年間にとどまることなく、卒業後も高校時代の活動からテーマを見いだし、大学で文芸活動や文芸研究を継続する者、農業を営みながら俳句を続ける者、仕事をしながら、主婦の傍ら小説を書き続ける者など、生涯にわたって文芸に親しむ活動へとつながっている。

平成15年に北海道高等学校文化連盟文芸専門部が組織されたことにより、全道、全国レベルの大会出場への道も開かれ、全国高等学校文芸コンクール、全国高等学校総合文化祭、全国高等学校俳句選手権(俳句甲子園)全国大会等に出場し、多くの最優秀賞、優秀賞を受賞するなど、輝かしい成績を残している。

特に、俳句甲子園には13年連続で全国大会に出場しており、本年は準優勝となるなど、その実力を全国に知らしめている。

平成20年度からは市内で行われている学生合同文化祭にも旭東俳句甲子園を銘打って参加し、平成 26年度からは三浦綾子記念文学館等においても作品やディベートを披露するなど、地域に根ざした活動にも力を入れている。

永年にわたる積極的な活動や全国規模での業績、生涯にわたり文芸に親しむ心を育てる場としての活動は、本市の教育向上に貢献するものであり、当団体の今後一層の活躍が期待される。

歴代の受賞者

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