旭川市文化賞 平成30年度受賞者が決定しました。

情報発信元 文化振興課

最終更新日 2018年10月5日

ページID 065039

印刷

平成30年度 旭川市文化賞 各賞の受賞者

旭川市文化賞は、芸術・科学・教育の分野で、旭川市の文化の発展に特に貢献したと認められる個人や団体に授与しています。今年度は旭川市文化賞に教育(音楽教育)の朴谷 邦正(ほうたに くにただ)さん、旭川市文化功労賞に芸術(邦楽)の山田 雅紘(やまだ がこう)さん、並びに科学(歴史建築)の旭川の歴史的建物の保存を考える会(あさひかわの れきしてきたてものの ほぞんをかんがえるかい)の受賞が決まりました。

旭川市文化賞

朴谷 邦正(ほうたに くにただ)さん

教育(音楽教育)

朴谷 邦正 さん
朴谷 邦正 さん

 少年期より合唱を始め、中学生の時にNHK全国唱歌ラジオコンクール全国大会で優勝する。大学卒業後は、母校の教師として音楽指導に情熱を傾け、本市の音楽活動を振興、発展させてきた教育者である。

 それまで、歌うことだけが中心だった音楽の授業を、音楽の要素など総合的に学ぶ授業に改善を図り、その普及に努めるとともに、卓越した指導力を発揮し、各種合唱コンクールで数多く北海道代表となり、全国大会でも優秀賞に導いており、児童生徒に合唱の愛好と情操豊かな心を育ててきている。この実践は、指導資料の発行や講演、講習会等により各地に広がりを見せ、若い指導者の指導力向上に貢献するとともに、音楽教育の充実、発展に寄与した功績は高く評価されている。また、北海道教育の振興、人材育成にも多大な尽力をされ、その功績は比類ないものがある。

 近年では、作曲活動を始め、多くの市民が集う北彩都合唱団「唱学舎」の創設や、指導する各合唱団において、買物公園を利用した「街角コンサート」、病院や介護施設等での「訪問コンサート」、東日本大震災被災地での「合唱支援交流演奏会」などの合唱音楽活動を精力的に展開している。

 更に、旭川合唱連盟の理事長や音楽団体等の役員として、「旭川合唱祭」を始め、各種演奏会を開催し、市民が合唱に親しむ機会の充実に大きく貢献している。

 永年にわたり、優れた音楽教育の実践に努め、次世代の担い手を育てるとともに、数多くの合唱団の創設を始め、後進の育成、合唱を愛好する市民の拡大に努めるなど、本市の音楽教育の振興と発展に尽力した功績は極めて大きい。

旭川市文化功労賞

山田 雅紘(やまだ がこう)さん

芸術(邦楽)

山田 雅紘 さん
山田 雅紘さん

 昭和24年に旭川市で生まれ、父は尺八の師匠である山田南山師、母は箏三弦の師匠である山田雅南美師で、幼少の頃から邦楽に親しんできた。唯是震一師、後藤すみ子師に生田流箏曲・地唄三弦を師事し、現在は正派邦楽会大師範として、後進の育成に尽力するとともに、東京国立劇場等での家元との演奏会や多くの邦楽家との共演により、技術研さんに努めている。

 昭和53年には自ら「やまなみ会」を発足し、会員相互の技術向上のため、「箏ふぁすとこんさあと」を主催し、本市邦楽界の技量向上に尽力している。また、日本を代表する邦楽家を招へいし、市民にレベルの高い演奏に触れる機会を提供するほか、映像や語りを取り入れた物語形式の作品や、洋楽との共演など、邦楽の新たな可能性を探究し、邦楽の魅力を市民に伝え続けている。

 また、昭和60年から現在に至るまで、中学校における箏曲の指導、平成13年から現在に至るまで、北海道教育大学旭川校の非常勤講師としても日本伝統音楽の指導を行い、次世代へ邦楽を継承する取組や、海外でも日本伝統音楽の紹介と演奏活動を精力的に行うなど、邦楽の振興と発展に大きく寄与している。

 永年にわたり、本市邦楽界の中心的人物の一人として、後進の育成と邦楽を愛好する市民の拡大に努めるなど、本市の邦楽の振興と発展に尽くした功績は極めて大きい。


旭川の歴史的建物の保存を考える会(あさひかわの れきしてきたてものの ほぞんをかんがえるかい)さん

科学(歴史建築)

旭川の歴史的建物の保存を考える会さん
旭川の歴史的建物の保存を考える会 さん


   昭和63年、旭町1条3丁目にあった大正後期建築の藤井邸(旧宣教師館)解体調査・記録保存を機に、旭川市及び近隣の歴史的建物の調査研究・継承のあり方を考えることを目的として、創設された。

 平成10年からは、旭川にゆかりのある歴史的建物を対象とした「建築賞」を創設し、以後毎年優れた歴史的建物の表彰を行うほか、継続的に歴史的建物の見学会や市民向けの公開講座を開催し、建物の歴史的な役割や様式・建築手法の解説を通して、市民の建物への愛着を深めるとともに、建築文化の継承を訴えてきた。

 歴史的建物に対して情熱を傾け、長きにわたり本会を牽引してきた北海道東海大学名誉教授の川島洋一氏が逝去した後も、その意志を継ぎ、見学会や市民向け講座を継続して開催するほか、新たに建物アート展を開催するなど、精力的な活動を続けている。

 永年にわたり、歴史的建物の研究と保存に尽力するとともに、建物の歴史的価値に対する認識を市民に根付かせ、本市の建築文化の継承に尽くした功績は極めて大きい。

歴代受賞者

関連記事

お問い合わせ先

旭川市教育委員会 社会教育部文化振興課

〒070-0036 旭川市6条通8丁目セントラル旭川ビル7階
電話番号: 0166-25-7558
ファクス番号: 0166-25-8210
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)