あさひかわ市議会だより第110号-4

最終更新日 2023年5月15日

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大綱質疑

今回の大綱質疑は、予算等審査特別委員会に付託する議案に対して質疑するものです。今定例会では、3月7日に4人の議員が質疑しました。
その中から主な質疑と答弁をお知らせします。

今定例会の質疑者(発言順)

(1)石川 厚子(日本共産党)

  • 2023年度一般会計予算案について
  • 市立旭川病院について

(2)もんま 節子 (公明党)

  • 予算編成に当たっての市長の政治姿勢について
  • 旭川市一般会計予算について
  • 教育行政について

(3)のむらパターソン 和孝 (無所属)

  • 令和5年度予算案について

(4)上野 和幸(無党派G)

  • 議案第14号 令和5年度旭川市一般会計予算について

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(1)学校給食費の無償化への取組

質問

学校給食費の無償化について、例えば、第2子目以降を半額にするなど、段階的にでも進めるべきと考えますが、見解を聞かせてください。

回答

完全無償化を実施した場合、新たに約10億8千万円の財政負担が生じ、以降、毎年度、同程度の財政負担が継続することから、難しい課題であると認識しています。
しかしながら、多子世帯の負担軽減など段階的な取組や教育に係る支援制度の運用方法も含めて、市全体の教育施策での位置付けや財源の捻出など、他都市の事例等も参考にして対応について引き続き検討していきます。【学校教育部長】

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(2)寄り添った子育て支援に向けて

質問

子育て支援は、一時的な経済支援ではなく、対象者全てに寄り添い続ける伴走型支援が最も重要となります。本市では伴走型支援をどのように行うのか聞かせてください。

回答

寄り添った子育て支援につなげていくため、母子の健康状態や家庭の状況等を把握するための重要なきっかけになる妊娠届出及び出生後の対象者への保健師等による面談等の機会を必要に応じて増やすなど、様々なニーズ等に対し、子どもとその親の視点に立ったきめ細かな対応をしていきたいと考えています。
今後、子育て世代包括支援センターwaka・baにおいては、母子健康手帳を交付した全ての妊婦を対象に面談を拡充するほか、こんにちは赤ちゃん訪問事業や乳幼児健康診査など、従前からの取組と併せて相談体制の更なる充実を図っていきます。【子育て支援部長】

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(3)市役所DXの推進

質問

市役所DX(デジタルトランスフォーメーション)は、新庁舎の供用開始とともに更に加速すると考えます。今後、どのようなことを目的に進めるのか聞かせてください。

回答

DXは、ICTツールの導入によるデジタル化ありきではなく、その先にある理想の姿をイメージした上でツールを取捨選択し、進めていく必要があると考えています。
今後も、市民サービスの向上と職員の負担軽減を目的に、ITインフラの庁内整備、職員の働き方改革、業務のデジタル化、デジタル人材の育成、データに基づく政策立案など、総合的に市役所DXを進めていきます。【デザイン行政改革担当部長】

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(4)いじめから子どもを守るための取組

質問

いじめの早期発見は、早期解決のために必要です。市長部局に新設されるいじめ防止対策推進部では、どのように取り組んでいくのか聞かせてください。

回答

いじめを早期に発見するためには、児童生徒と教職員のみではなく、保護者や地域の大人など、全ての市民がいじめ問題の重大さへの理解を深め、地域全体でいじめの早期発見に取り組むことが大変重要であると考えています。
そのため、新設するいじめ防止対策推進部では、児童生徒や保護者等に対するいじめ相談窓口の周知と対応のほか、市内の商業施設など、各種事業者や地域活動を行う市民等を対象としたいじめの防止出前講座の開催等により、いじめから子どもを守る機運を高めるための周知啓発を行い、地域ぐるみでのいじめ防止対策の推進に取り組んでいきます。【子育て支援部長】

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