あさひかわ市議会だより第83号-9

最終更新日 2017年5月15日

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常任委員会・議会運営委員会・広聴広報委員会の動き

平成28年12月14日(第4回定例会閉会日の翌日)以降の各委員会における主な活動内容や協議経過等についてお知らせします。 

総務常任委員会(委員長 木下雅之、副委員長 松家哲宏)

旭川市議会の常任委員会として初となる政策提言を行いました

昨年12月14日から平成29年第1回定例会閉会日(3月24日)までの間、4回にわたり委員会を開催し、議会提出議案のほか、新庁舎建設基本計画の策定や都市計画マスタープランの改定などについて説明を受け、質疑等を行いました。
また、3月7日には、旭川市議会の常任委員会として初となる政策提言を行いました。これは、昨年10月23日に開催した「市民と議会の意見交換会」における地元の高校生や大学生を中心とする若年層の市民との意見交換、あるいは当委員会での議論などを踏まえて取りまとめを行ったものであり、商業施設における共通投票所や大学等における期日前投票所の設置などを含めた投票環境の整備、学校現場における主権者教育の更なる充実、公共施設について学生が地域課題等をテーマとして議論を行う場合に利用しやすい料金設定の検討、若年層が地域課題等に関心を持つための取組などを支援する施策を講じることを提言しています。
 

民生常任委員会(委員長 あなだ 貴洋、副委員長 松田 ひろし)

2年間の民生常任委員会を振り返って

当委員会は、税務部、市民生活部、福祉保険部、子育て支援部、保健所、環境部の所管に属する市民生活に直結する多くの政策課題に対応してきました。平成27年5月から現委員の構成でスタートした当委員会は、これまで25回の委員会を開催し、様々な案件を扱う中で、「子育て支援部嘱託職員の外郭団体資金の着服について」や「市有施設の煙突内部の石綿含有断熱材に係る点検結果について」など、委員による多くの質疑も行ってきました。
また、当委員会には10件の陳情が付託され、そのうち「リハビリテーション専門職の活用について」及び「点字ディスプレーを視覚障害者の日常生活用具として給付すること求めることについて」の2件を採択し、ほかの6件は不採択との結論を得ました。残る2件の陳情は現在も審査を継続中です。
 市民と議会の意見交換会では、平成27年度は「長寿健康社会の実現に向けて」、平成28年度は「子育てしやすい環境づくり」をテーマに開催し、市民の皆様から多くのご意見をいただきました。当委員会の任期もあと僅かとなりましたが、所管する様々な課題について、引き続き積極的に議論を進めていきます。
 

経済文教常任委員会(委員長 もんま 節子、副委員長 石川 厚子)

経済文教常任委員会2年間の活動

当委員会は、商工業、観光・イベントの振興、農林業、学校教育・社会教育分野を所管しています。平成27年7月には、開校したばかりの中央中学校を視察し、生徒たちはどの子も明るく挨拶してくれました。
毎月開催される委員会では、入札不調となった東旭川学校給食共同調理所について、プレミアム商品券(あさひかわ生活応援商品券)について、地域雇用失業情勢における現状と課題について、教職員の不祥事について等、質疑が行われました。
市民と議会の意見交換会について、平成27年度は「観光立市を目指して、求められる観光施策とは~魅力的な旭川観光の可能性を考える~」、平成28年度は「不登校、ひきこもり、いじめ問題を考える~地域と学校現場でできること~」をテーマに開催し、多くの市民の方と意見を交換することができました。
毎年実施している商工会議所との意見交換会も、昨年度からは新規要望項目に的を絞るなど、内容の充実を図りました。

 

建設公営企業常任委員会(委員長 高見 一典、副委員長 山城 えり子)

旭川市住生活基本計画、旭川市空家等対策計画等12の計画等を検討

平成27年5月よりスタートした当委員会は、20回に及ぶ委員会を開催し、空家等対策計画、水道・下水道ビジョン、第2次旭川市緑の基本計画、東光スポーツ公園基本計画等12の計画を検討してきました。直近では、市営住宅長寿命化計画、住生活基本計画、耐震改修促進計画が改定され、また、昨年度中にパブリックコメントが終了している市立旭川病院第3次中期経営計画については、今年度中に策定される予定です。
この2年間、国の動きに伴う計画も含め多くの計画が検討されました。特に、委員会として市民意見の反映を求める項目については、毎年行っている市民と議会の意見交換会のテーマとしています。平成27年度は「空き家対策について」、平成28年度は「公園のあり方について」をテーマとし、市民の皆さんと意見交換を行いました。市民の皆さんから頂いた幅広いご意見を計画等に反映し、まちづくりの課題解決につなげていきたいと考えています。

 

議会運営委員会(委員長 白鳥 秀樹、副委員長 上村 ゆうじ)

この2年間も議会基本条例を基に活動

改選後、平成27年5月の第2回臨時会において新たな議会運営委員会委員が選任され、定例会・臨時会の運営に関することや議会改革等について真摯に協議してきました。
各会派、無所属議員から「議会の改善・要望事項」が提出され、優先的に協議する項目を選定しつつ、全会一致を見たものから実施してきました。具体的には、大綱質疑の方法の変更や政務活動費執行の手引のホームページでの公開、平成29年度分から政務活動費の領収書等をホームページに公開することなどです。
「議会運営の評価及び検証」では、各会派及び無所属議員の自己評価について意見が一致したことから、今後、学識経験者による外部検証者に議会運営の評価について検証を依頼し、それらの結果をホームページ等で公表する運びとなっています。
また、この2年間で、議長の諮問により総合計画調査特別委員会や市庁舎整備調査特別委員会など4つの特別委員会を設置し、活発な審議を展開してきました。このうち、現在は、空港民間委託調査特別委員会と旭川大学の市立化等調査特別委員会が調査に取り組んでいます。
 

広聴広報委員会(委員長 上村 ゆうじ、副委員長 松家 哲宏)

3代目の広聴広報委員会を終えて

 当委員会は、平成23年に設置された新しい委員会です。毎年1回実施している「市民と議会の意見交換会」の企画・運営をはじめ、議会だよりやホームページでの情報発信などを担当し、現在の9名のメンバーで3代目となる委員会を2年間にわたり運営してきました。意見交換会は、毎年改善を加え、昨年は初めて関係団体との連携実施を試みました。当日の意見を踏まえ、若い世代の政治参加をより後押しする環境整備を進めるよう、市の執行部に対する初めての政策提言もまとめられました。
 議会だよりやホームページの情報発信については、議決結果の表決数の記載やスマートフォンへの対応を図るなど細かな改善に取り組んだもののまだ改善の余地を残しています。また、議会に対する市民アンケートの実施など協議が整わなかった事項もあります。今後も、市議会の内容を効果的に伝え、市民の皆様に関心を持ってもらえるよう、4代目の委員会へとバトンを引き継ぎたいと思います。

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