第1回定例会主な議案のあらまし

平成29年第1回定例会を、2月20日から3月24日まで、33日間の日程で開催しました。
この定例会では、市長から提出された平成29年度各会計予算、平成28年度各会計補正予算、条例の制定・改正・廃止、損害賠償の額を定めること、議決変更、指定管理者の指定、権利の放棄、包括外部監査契約の締結、市道路線の廃止・認定、人事及び報告の計85件の議案と、議員から提出された平成29年度一般会計予算に対する附帯決議、議員の行政調査派遣、意見書及び平成29年度一般会計予算についての組替え動議の計10件を審議し、組替え動議1件を否決したほかは、いずれも原案どおり決定しました。

• 補正予算
• 平成29年度各会計予算
• 条例の改正
• その他
• 人事

補正予算

平成28年度一般会計に23億3,667万8千円を追加

今回は、一般会計、国民健康保険事業特別会計、動物園事業特別会計、公共駐車場事業特別会計、介護保険事業特別会計、病院事業会計の補正です。
このうち、一般会計の補正は、地域公共交通対策費、臨時福祉給付金支給費、子ども医療費助成費、動物園事業特別会計繰出金、学校施設大規模改修費等を内容とするもので、歳入歳出予算の総額それぞれに23億3,667万8千円を追加し、平成28年度一般会計予算の総額を、1,625億7,380万3千円とするものです。

平成29年度各会計予算

一般会計予算は平成28年度当初予算比1.1％増

平成29年度の予算規模は、一般会計が1,588億5,000万円、特別会計が1,254億1,268万6千円、総額で2,842億6,268万6千円となっています。
前年度当初予算と比較すると、一般会計が1.1％増、特別会計が0.3％減、総額で0.5％増となっています。
一般会計は、民生費や土木費の増により、平成28年度当初予算と比べて17億5,000万円の増となっています。
また、一般会計予算について、「新年度予算に計上されている再生資源回収促進費における制度内容の見直しについては、町内会等の実施団体の十分な合意が得られていないなど、予算を編成した過程において拙速な部分があることが議会審議の中で明らかとなった。今後、この事業の執行に当たっては、実施団体に対しての説明や財政的な影響に対する配慮など、十分な期間をもって実施団体と丁寧に協議を行うべきである。また、市民協働のまちづくりを担う市長の政治姿勢を確実に実行していくよう求める。」旨の附帯決議が提出され、可決されました。

条例の改正

へき地保育所及び季節保育所条例の一部改正

郊外地域における保護者のニーズに対応するため、桜岡へき地保育所、東鷹栖第2季節保育所及び千代ヶ岡季節保育所について、これまで開所期間が4月から12月までの9か月間とされていたものを、平成29年度から通年開所に変更しようとするものです。

通年制保育園条例の一部改正

待機児童の解消や児童の保育環境の向上等を目的に、現行の通年制保育園を廃止し、新たに認定こども園への移行を図る取組として、平成29年4月1日から東旭川保育園、東鷹栖中央保育園及び西神楽保育園を閉園しようとするものです。

その他

指定管理者の指定（17件）

あさひかわ北彩都ガーデン右岸、あさひかわ北彩都ガーデン左岸、北彩都南6条通緑地、ときわ市民ホール、勤労者福祉総合センター、旭正農業構造改善センター、永山ふれあいセンター、東鷹栖農村活性化センター、東部スケートリンク、忠和テニスコート、柔道場、21世紀の森施設、北部老人福祉センター、東部老人福祉センター、いきいきセンター新旭川、いきいきセンター永山、いきいきセンター神楽、近文市民ふれあいセンター、神居デイサービスセンター、障害者福祉センター及び江丹別若者の郷の管理を行わせるために、指定管理者を指定するものです。

人事

人権擁護委員の候補者の推薦について、次のとおり可と答申決定しました。

人権擁護委員の推薦

• 河辺 菜穂子 氏 東旭川南1条7丁目
• 佐々木 斎 氏 忠和6条2丁目
• 堤 明彦 氏 神楽岡15条5丁目
• 猫山 房良 氏 東光18条5丁目
• 宮森 雅司 氏 豊岡11条3丁目
• 横田 礼子 氏 大町2条13丁目