- 日時 令和2年3月13日(金曜日)午前10時(本会議終了後)
- 場所 第2委員会室
- 出席者
(委員)金谷美奈子委員長、林祐作副委員長、ひぐまとしお、横山啓一、江川あや、菅原範明、まじま隆英、高花えいこ各委員
(議員)安田佳正議長、白鳥秀樹副議長
(事務局)林議会事務局長、冨田議会総務課長、紺野議会総務課主幹、高嶋議事調査課長補佐、小川議会総務課主査、佐原議会総務課主査
(開会 午後3時2分~散会 午後3時52分)
1 令和元年度市民と議会の意見交換会について
(1)次回開催に向けての課題等の整理について
委員長から、協議に先立ち、前回の委員会において配付した資料「令和元年度市民と議会の意見交換会実施後における委員外議員(各班代表者)及び各会派等からの意見等一覧(案)」の4「周知方法」の(4)「必要な経費の予算化が必要である。」との意見について、
・周知に関する予算でよいか
・具体的にどのような取組に対する予算化が必要なのか
について、意見を出した公明に確認したところ、
公明~ 周知のために作成しているポスターをカラー印刷する予算が必要だと考える。
との発言があった。
次に、前回の委員会において資料を配付し、各会派等に持ち帰り協議願うこととしていた、
・「平成31年度議会運営の評価及び検証」の検証結果報告の外部検証者意見を踏まえた今年度開催内容の評価
・課題
・課題を解決するためにどのような取組が必要か
の3点について、各会派等に意見を聴取したところ、
民主連合、公明、共産~ 特になし。
自民会議~ 特に意見はないが、おおむね各班の意見交換会は好評だった。どのような形になるかは分からないが、引き続き開催していければよい。
無党派G~ 外部検証者の意見を取り入れて、例えば大学や高等専門学校などの外部団体などと連携していくことが大事ではないかという意見があった。民生班では若者も来てくれたりしたので効果が出たという報告があった。
無所属(横山委員)~ 特に意見はないが、テーマの課題が各班によってそれぞれあったようなので、それについてはまた各班で協議し改善していけばよいと思う。
などの発言があった後、本日出された意見を取りまとめ、次回開催に当たっての協議の参考とすることとした。
(2)公表用の報告書について
ア 各会派等の協議結果について
委員長から、前回の委員会終了後に各会派等に配付した「令和元年度市民と議会の意見交換会報告書(広聴広報委員会案)」の裏表紙上段に記載してある議会傍聴に関する案内について、陳情の採択を受けて傍聴人名簿への氏名の記入が不要となる見込みであることから、「傍聴人名簿に氏名を記入するだけで」という文言を削除し、「本会議や委員会は、どなたでも傍聴できます。」という文言にしたい旨の発言があり、異議なく了承された。
次に、前回の委員会において各会派等に持ち帰り協議願うこととしていた「令和元年度市民と議会の意見交換会報告書(広聴広報委員会案)」の内容について意見を聴取したところ、各会派等から案のとおりでよい旨の報告があったことから、そのとおり決定し、議長に報告することとした。
イ 報告書の公表について
委員長から、配付資料「令和元年度市民と議会の意見交換会報告書の公表について(案)」に基づき、
・印刷作業の都合上、議会内、市長部局、市民委員会会長及び報道機関への配付並びに市議会ホームページでの公表については3月19日(木曜日)とし、市有施設への配付は3月26日(木曜日)としたいこと
・配付先は、昨年11月にオープンした緑が丘地域活動センター「グリンパル」を加えた以外は昨年度と同じであり、旭川市フェイスブックのほか、市議会だより第97号(5月15日発行)にも配布している旨掲載したいこと
などの発言があった後、一部休館している施設等を除き、案のとおり実施することとした。
2 市議会だよりについて
(1)一般質問及び大綱質疑問答欄への議員名の掲載について
委員長から、前回の委員会において会派に持ち帰り協議願うこととしていた、一般質問及び大綱質疑問答欄への議員名の掲載について、賛否を保留していた民主連合に報告を求めたところ、
民主連合~ 前回の委員会において、公明から、「平成31年議会運営の評価及び検証検証結果」における外部検証者の意見の中にあった、「より多くの市民に興味を持って読んでもらえるよう工夫すべき」との意見も踏まえて検討すべきとの意見があったが、これに関しては、例えば意見交換会の特集のページを増やしたり、カラー誌面にすることなどを検討すべきと考える。その上で、これまでと同様に、「議会の改善・要望事項」のNo.5「一般質問において質問機会の平等化を図るための仕組みづくり」が持ち時間制の導入等によって進展しなければ、この件については難しいと考えている。現状の今定例会の質問者に加えて、問答欄の最初に例えば質問答弁等の表示をすることでもよいのではないかと考える。
などの発言があった。これにより、民主連合及び自民会議が「×」となったため、本件については協議を終了することとした。
(2)第97号について
市議会だより担当委員から、配付資料「旭川市議会だより第97号スケジュール(案)」及び「旭川市議会だより第97号レイアウト(案)」に基づき、
・スケジュール及びレイアウトについては案のとおりであること
・「委員会の動き」は、誌面の都合上、常任委員会のみとし、各委員長に寄稿の依頼をしていること
・表紙について、三つの案を検討しており、第1案は、本年4月以降、本会議及び委員会を傍聴する際に傍聴人名簿の記入が不要になったことを積極的に広報するため、傍聴席に座ったあさっぴーとゆっきりんの写真を掲載し、傍聴しやすくなった点をお知らせしながら傍聴を促すような内容としたいと考えていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、着ぐるみを借用することができなくなったこと
・第2案は、本年4月にオープン予定の東光スポーツ公園内の武道館の写真を掲載したいと考えていたが、こちらも新型コロナウイルス感染症の影響で、オープニングセレモニーの中止が見込まれているため、建物のみの写真になる可能性が高いこと
・第3案は、本年3月末に閉校となる旭川市立旭川第2小学校及び旭川第2中学校の閉校式の写真を掲載したいと考えており、旭川第2小学校は既に閉校式が終了したため写真を掲載することは可能であるが、旭川第2中学校は新型コロナウイルス感染症の影響で閉校式が延期され規模も縮小される見込みであること
・ほかにも議会に関わるものとしていろいろと考えられるものもあるが、表紙はとかく市民の目に触れやすい部分であるため、委員各位の意見を伺いたく、提案させていただいたこと
などの発言があった後、各会派等に意見を聴取したところ、
民主連合~ 建物のみよりは子どもが写っている方がよいと思うが、新型コロナウイルス感染症の関連で、議員がマスクをしながら議会に臨んでいる姿を撮影し、市議会もきちんと対応していることを示す内容もよいのではないか。あさっぴーの着ぐるみが使えないなら、ぬいぐるみで撮影することも考えられる。
自民会議~ 着ぐるみが駄目ならば、CGを使うことも考えられるが、それが難しいようであれば2案がよい。
公明~ 武道館はオープニングセレモニーが中止される見込みであるため、建物の写真のみになってしまう。閉校というのはとても大きなことだと思うので、3案がよい。
共産~ 写真を見ていないので分からないが、建物のみの2案よりは、3案の方がよい。
無党派G~ 1案がよいと思っていたが、駄目ということであればどちらかというと3案がよい。
無所属(横山委員)~ 1案がよいと思っていた。工夫次第でできればよいと思うが、駄目であればどちらかというと3案がよい。
委員長~ 様々な意見を頂いたが、旭川第2小学校の閉校式の写真があるとのことなので、次回の委員会の際に写真を入れた形で配付することは可能か。
担当委員~ 多分可能である。原稿の締め切りまでに旭川第2中学校の閉校式が関係者のみで開催される見込みであることから、写真を提供してもらえるのか確認する。
などの発言があった後、委員長から、方向性としては、意見の多かった3案としたいと思うが、次回の委員会で改めて提案する旨の発言があった。
3 市議会ホームページについて
(1)議席順名簿への議員個人ホームページURL等の掲載について
委員長から、前回の委員会において会派に持ち帰り協議願うこととしていた、SNSの掲載について、賛否を保留していた民主連合に報告を求めたところ、
民主連合~ SNSの利用者は会員であることが基本であること、また、現在、議席順名簿に自宅の住所と電話番号を掲載していない議員が多い中、SNSを掲載する必要はないことなどから、「×」とする。
などの発言があった。これにより、民主連合、自民会議、公明が「×」、共産は「○」であるが柔軟に対応する、無党派Gは他会派に合わせる、無所属(横山委員)はどちらでもよいので合わせられるとの意見となったため、委員長から、改めて共産に対し「×」とすることでよいかを確認したところ、異議なく了承された後、SNSの掲載はしないことに決定した。
(2)議案の公表について
事務局から、配付資料「市議会ホームページにおける議案公表後の構成イメージ(案)」に基づき説明があった後、委員長から、前回の委員会において賛否を保留していた民主連合及び共産から意見を聴取したところ、
民主連合~ 提案の内容では「×」である。議決機関であることを考慮すると、市長提出議案が執行部で公表されているので、議会側で公表する必要はない。市議会ホームページには、新着情報で市長提出議案が公表となった旨などを周知し、リンク設定することでよい。ただし、議会提出議案については、市議会ホームページでの掲載が必要と考える。
共産~ 提案の内容では「×」である。執行部で公表している市長提出議案へのリンクはよい。
などの発言があった後、委員長から、
・意見が一致しなかったため、次回の委員会で改めて協議することとし、それまでに何か意見等があれば正副委員長又は事務局に連絡願いたいこと
・市長提出議案について、市議会ホームページにリンク設定できるかどうかを確認し、次回の委員会で報告すること
などの発言があった。
(3)会議録(速報版)の掲載について
委員長から、前回の委員会において会派に持ち帰り協議願うこととしていた、会議録(速報版)の掲載について、賛否を保留していた民主連合に報告を求めたところ、
民主連合~ 事務局の業務量増とならないようであればよい。
事務局~ 以前、高花委員からも質問があったが、本件の実施により、それほど業務量増にはならないと考えており、負担感はない。
などの発言があった後、委員長から、全会一致となったため、令和2年第1回定例会の会議録から速報版を掲載することとし、事務局でその作業を進める旨の発言があった。
4 議会運営委員会から広聴広報委員会に協議を委ねられた事項について
(1)議会の改善・要望事項について
ア No.17-1「本会議のケーブルテレビによる中継」
委員長から、配付資料「本会議のケーブルテレビによる中継に関わる協議経過等について」に基づき、
・平成29年第3回定例会から、現在配信しているインターネット議会中継の映像を二次利用し、費用負担なしで試験放送を行っていること
・改選前の委員会において、本放送の実施について協議したが、「一般質問の持ち時間制」が解決しないことから本放送を見送ることとし、試験放送を平成33年(令和3年)3月末まで延長したが、その期間も残り1年余りであること
・今後、事業者と具体的な打合せを行った後、改めて協議したいことから、本日のところは配付資料のとおりの協議経過であることを確認いただきたいこと
などの説明があった。
イ No.20-1「会議日程等の周知」
委員長から、前回の委員会において各会派等に持ち帰り協議願うこととしていた、会議日程等の周知について、意見を聴取したところ、
民主連合~ No.17-1、No.17-2、No.19-1及びNo.20-1のいずれも現時点では「×」に変更したい。
自民会議、共産、無所属(横山委員)~ 変更なし。
公明~ もう少し時間が欲しい。
などの発言があった後、委員長から、引き続き協議するに当たり、改めて内容を整理し方向性を示していきたい旨の発言があり、各委員了承した。
次回の広聴広報委員会は、令和2年第1回定例会閉会日の本会議終了後に開催することとした。
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