水のはなし(下水道編その2) 大雨のときには
大雨の時には
通常、街に降った雨は雨水管を通って、そのまま川へと流れていきます。
これは雨水管より河川の水位のほうが低いためです。
雨が降り続けて、河川の水位が上がってくると、川の水が雨水管に逆流してしまうため、樋門を閉めて、街への逆流を防ぎます。
しかし、樋門を閉鎖すると、街に降った雨も川に流すことができなくなり、このままでは街に水が溢れることになります。
これを防ぐために、水道局では仮設ポンプで街に溜まった水を吸い上げて、ホースで河川に排水します。これを「内水排除」といいます。
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