水のはなし(下水道編その4) 水の循環
水の循環
前回の「水は限りある資源」で、比較的利用しやすい河川水などは地球上の水の0.01%しかないというお話をしましたが、では、この限りある水はどうしてなくならないのでしょうか。
それは、「水の循環」というシステムがあるからです。
雲が雨を降らし、その雨は地下に浸透したり地表を伝い川へと流れます。川の水は浄水場で水道水となり皆さまの家庭へと届けられ、使った水は下水処理場できれいにした後、また川へと戻されます。そして海へと流れ、蒸発した水が空へと昇り、また雨雲をつくり雨を降らします。
この「水の循環」により川や地下水の水量が保たれ、私たちは生活に必要な水を利用することができるのです。
その中で、下水処理場は使った水をきれいにするという重要な役割を担っています。
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