廃棄物処理施設の整備
本市のごみ処理施設は、缶・びん等の選別処理を行っている「近文リサイクルプラザ」、燃やせるごみの焼却処理を行っている「近文清掃工場」、燃やせないごみや粗大ごみ、焼却灰などの埋立処理を行っている「旭川市廃棄物処分場」があります。
現在、本市では各施設の整備更新の取組を進めています。
(仮称)旭川市リサイクルセンターの整備について
近文リサイクルプラザは、平成8年に本市の缶・びん等の選別処理施設として稼働を開始しました。
施設の稼働から既に25年以上が経過し、旧西清掃事業所を改修した建物や機械設備の老朽化により、維持管理の経費が増大しつつあります。また、非効率な選別処理工程や、ガラスびん成果品の品質改善等の課題も抱えています。
こうした状況を踏まえて、本市では現在、近文リサイクルプラザに代わる新たな缶・びん等資源物中間処理施設「(仮称)旭川市リサイクルセンター」の整備を進めています。
詳しくは、(仮称)旭川市リサイクルセンターの整備についてのページをご覧ください。
近文清掃工場の基幹的設備改良工事(再延命化工事)について
旭川市近文清掃工場は、平成8年に供用を開始し、平成25年度から平成28年度にかけて、1回目の基幹的設備改良工事を行い、約10年間の施設の延命化を図りました。
本市では、延命化期間の終了時期を見据え、施設の約50年間の供用を目途とした2回目の基幹的設備改良工事(再延命化工事)に向けた取組を進めています。
詳しくは、近文清掃工場の基幹的設備改良工事(再延命化工事)についてのページをご覧ください。
次期最終処分場の整備について
旭川市廃棄物処分場は、平成15年に供用を開始し、当初の埋立期間は平成30年3月までの15年間でしたが、ごみの減量化・資源化などに取り組んだ結果、埋立処分量が減少したことから、令和12年3月までの12年間、埋立期間を延長しました。
本市では、埋立期間終了後を見据え、次期最終処分場の整備を進めています。
詳しくは、次期最終処分場の整備についてのページをご覧ください。
ごみ処理施設整備の今後の方向性について(令和2~3年度)
旭川市廃棄物処分場及び近文清掃工場の更新を見据えて、ごみ処理システムを再構築することとしていましたが、市場価格の高騰や電力系統の空き容量不足など、多くの課題に直面し、各基本構想において整理した内容での施設整備の見通しが立たないことなどの状況変化を踏まえ、実現可能なごみ処理施設整備に向けて、次のとおり施設整備の基本的な方向性の見直しを行いました。
今後とも最終処分量の抑制に向けた実現可能な取組を検討し、環境負荷の低減を目指してまいりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
- 清掃工場については、破砕・選別施設の導入を見送り、近文清掃工場の再延命化を基本とします。
- 最終処分場については、現行の埋立対象物に合わせた施設整備とし、構造形式はオープン型を基本とします。
旭川市ごみ処理施設整備基本方針(令和3年7月策定)
上記のごみ処理施設整備の方向性の見直しに係る経過や今後の方針などを取りまとめた「旭川市ごみ処理施設整備基本方針」を令和3年7月に策定しました。
今後、本基本方針に沿って、各ごみ処理施設整備の取組を進めてまいります。
旭川市ごみ処理施設整備基本方針の概要(PDF形式 782キロバイト)
旭川市ごみ処理施設整備基本方針(PDF形式 901キロバイト)
旭川市ごみ処理施設整備基本方針(案)に対する意見等の募集結果について
令和3年5月24日(月曜日)から令和3年6月24日(木曜日)までの期間において、「旭川市ごみ処理施設整備基本方針(案)」に対する意見提出手続(パブリックコメント)を実施しました。
お寄せいただいたご意見及び旭川市の考え方については、「旭川市ごみ処理施設整備基本方針(案)」に対する意見提出手続の結果についてのページをご覧ください。