平成28年度第6回行政評価懇談会会議録

情報発信元 行政改革課

最終更新日 2016年9月6日

ページID 057944

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懇談会の概要
日時 平成28年7月28日(木曜日)18時30分から21時00分まで
場所 旭川市役所 総合庁舎2階 秘書課第2応接室
出席者 参加者:坂本氏、土肥氏、長谷川氏、林氏

事務局

行政改革課:松浦課長補佐、高橋主任

財政課:長谷川課長、木村主幹、山内主査、佐々木主査(農政部、経済観光部関連補助金)、上平主査(福祉保険部関連補助金)

公開・非公開 公開
会議資料

会議内容(要旨)

開会

議題

補助金評価について

(1) 生産基盤改善促進事業助成金について

説明者:農政部 西尾次長 ほか1名
以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

平成31年で終了の事業だが、予定どおり進んでいるのか。
(所管課)

計画どおり進んでいる。
(参加者)

(補助事業の実施によって)生産性はあがっているのか。
(所管課)

暗渠は設置後目に見えて排水が良くなるので、効果は分かりやすい。除れきは、効果が出るまで数年かかる。いずれにせよ、農家からは効果がある旨の声を聞いている。
(参加者)

認定農家について教えて欲しい。
(所管課)

認定農家とは農業経営改善計画を市町村に提出し認められた農家のこと。
(参加者)

小規模農家とは違うのか。
(所管課)

農地が5ha未満が小規模農家。ただし、小規模でも計画を提出し、認定農家になる方もいる。
(参加者)

補助金評価表の「5補助実施上の課題とその解決に向けた取組」に申込件数が多いとあるが、どういうことか。
(所管課)

要望は補助金ベースで4,000万円分あり、3年計画で実施すると年間1,300万以上かかることから、平準化するために4年計画としたという意味だ。
(参加者)

人口が減っているのに件数が増えているというのは、農地を改善したいというニーズがあるということ。食を支える意味で、改善に取り組む農家がいるということは大事なことだと思う。
(所管課)

人口は減っても、農地率は維持する必要がある。
(参加者)

国は経営面積を20~30haにまとめるのが方針とのことだが、旭川市はどうなっているのか。
(所管課)

7haだ。
(参加者)

3軒分統合しなくてはならない計算だ。
(参加者)

休耕地もあるのか。
(所管課)

ある。一旦休耕地になると、もとの(耕作できる)土地に戻すのは多くの手間と年月がかかるので、借りてもらえるよう、耕作条件を良くして遊休農地を増やさないようにすることが大切だと思っている。
(参加者)

補助の内訳はどうか。
(所管課)

平成27年度でいうと、除れきが一番多く20件、区画整理は2件である。
(参加者)

補助金評価表では平成24年度の実績がゼロとなっているが。
(所管課)

平成24年度は別の補助金で対応していたためである。
(参加者)

4年計画ということだが、単年度でも計画どおり進んでいるのか。
(所管課)

天候不良もあって、翌年度にまわるケースもあるが、追加の要望がなければ、計画期間内に消化できる見込みである。
(参加者)

国の事業でも同様の制度があると思うが、これは国の事業から外れた田畑が対象となるのか。
(所管課)

国の事業から漏れたり、条件が合わない農家がこの事業に手を上げている。
(参加者)

5ha未満だと収入は100万くらい。制度を利用して頑張ってもやっていけるのか。
(所管課)

この制度で新規就農者が手を上げてくれたり、新しくハウス栽培をやりたい農家など、この補助制度で幅広く支援したいと考えている。
(参加者)

旭川市全体で、どれくらいの遊休農地があるのか。
(所管課)

30haだ。

(2) 旭川市社会福祉協議会運営費補助金について

説明者:福祉保険部福祉保険課 吉田課長ほか2名
以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

補助金評価表にある補助事業の収入内訳だが、受託金とその他の金額が平成25年度以降大きく減額している。理由を教えて欲しい。
(所管課)

すぐには回答できないため、後ほど調査する。
※調査結果
平成23年度に社会福祉法人の会計基準が見直された結果、旭川市社会福祉協議会でも平成25年度から会計区分を変更した。平成24年度までは「一般会計」と「介護保険特別会計」の2区分だったが、平成25年度以降は「社会福祉事業」と「公益事業」の2事業区分、さらには、それぞれの事業区分を拠点区分に分けるなど細分化された。
このことにより、実際の収支や補助対象経費に変更はないが、一般会計全ての収支について記載していたものから、平成25年度以降は補助対象経費に係る収支のみを記載することになったため、収支の見え方が大きく変化することとなったものである。
(参加者)

自然繰越金がマイナスとなっているがどういうことか。
(所管課)

補助対象事業だけ記載しているためである。実際は社会福祉協議会で行っている他の事業と調整している。
(参加者)

社会福祉協議会で行っている多くの事業のうち、7つの事業にのみ補助しているということか。
(所管課)

7つの事業に要する費用を補助対象としているということ。
(参加者)

社会福祉協議会の主な収入の内訳を教えて欲しい。
(所管課)

寄付金や市の委託事業をはじめとする受託金などである。
(参加者)

補助金の7事業への振り分けは社会福祉協議会が決めるのか。
(所管課)

充当先は社会福祉協議会が行うが、人件費が中心と推測される。
(参加者)

補助金の使途が明確になっていないように思う。
(参加者)

人件費への補助ならばもっと増えているはずだが。
(所管課)

増額の要望はあるが、市の予算が限度額になっているので増えていないだけである。
(参加者)

事業の効果があるのか見えてこない。
(参加者)

次年度繰越金において、予算ベースでもマイナスになるのはあり得ない。
(参加者)

社会福祉協議会の事業自体は必要な事業だと思う。
(参加者)

それぞれの事業がこの補助金でどう使われて、どのくらい効果をあげているのか見えるようにする必要があるのではないか。社会福祉協議会の問題かも知れないが、市も指導すべきだ。
(参加者)

補助対象事業に生活福祉資金貸付事業があるが、貸付金なので最終的に全て戻ってくるということか。
(参加者)

社会福祉協議会に(事業の実施結果等について)市への報告を義務づけるべきではないか。そうでないと必要性や効果が判定できない。
(所管課)

資料を添付しているが、事業毎に支出項目を整理した資料を出してもらっている。
(参加者)

人件費への補助だが、一人でいろいろな業務をやっているので、実態はわからない。どこに使われているのか明確にすべきだ。
(所管課)

社会福祉協議会には決算書を提出してもらっている。法人会計上では、この補助金は、法人運営費の収入として記載し処理している。
(参加者)

法人運営に全て充当しているのなら他の6事業は意味がないことになる。要するに社会福祉協議会全体の運営補助金ということだ。
(所管課)

中核市は全て運営費補助をしている。金額は中核市で一番本市が低い。
(参加者)

社会福祉協議会の事業はボランティアを活用しながら効率的に実施している。だから、この補助金がどう使われているのか知りたかった。
(参加者)

わからないということがわかった。

(3) あさひかわ観光誘致宣伝協議会等負担金について

説明者:経済観光部観光課 三宮課長 ほか2名

以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

広域連携とのことだが、旭川が主体なのか。
(所管課)

事務局をやっている旭川市が主体だ。他の自治体はプロモーションの内容によって参加自治体が変わる。
(参加者)

資料を見ると、活発にプロモーションをやっていることが理解できる。
メディアは活用しているのか。
(所管課)

雑誌や、インターネットを活用している。テレビもお金がかからない範囲で活用している。
(参加者)

外国人の宿泊日数が伸びている。
(所管課)

目的の一つである、通過型観光から滞在型観光へシフトできたと考えている。
(参加者)

ホテルは足りているのか。
(所管課)

ホテルの数は増えたが、それでも夏場は泊まれない日もある。反対に冬期は落ち込むので平準化が課題だ。

(参加者)

バーサーロペット・ジャパンをはじめとする冬期イベントとの連携が必要ということだ。

(4) 旭川冬まつり開催負担金について

説明者:経済観光部観光課 三宮課長 ほか2名

以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

(開催後の会場の補修を自分たちでやっている旨の説明を受けて)会場がいつもきれいになっていたので誰がやっていたのかと疑問に思っていたところ。できることは自分たちでやるのはすばらしい態度だ。
(参加者)

第53回の来場者数が減ったのはなぜか。
(所管課)

天候の影響だ。吹雪でJRもストップした。
(参加者)

今年度は100万人超えは狙わないのか。
(所管課)

常に狙っている。
(参加者)

飲食ブースも増えたか。
(所管課)

食べる場所をプレハブで用意した。その代わり出店者からは出店料をもらっている。以前は売り上げの10%だった。
(参加者)

その売り上げはどうやって把握していたのか。
(所管課)

報告ベースだ。
(参加者)

食べマルシェ開催負担金の時も同様の話がでたが、チケット制にして、一部を出店者への手数料として徴収してしまう手もあるようだが。
(所管課)

来客者からすればチケットを買う手間が増えてしまう。
(参加者)

札幌市のイベントではチケットの売り子が歩いている。他の事例も研究して欲しい。

(5) コンベンション誘致活動運営補助金について

説明者:経済観光部観光課 三宮課長 ほか2名

以下主な発言要旨
(所管課)〈補助金の概要等について説明〉
(参加者)

平成25年度からの補助金か。
(所管課)

以前は別の補助金で支援していた。
(参加者)

類似の補助金があるので、統合してはどうか。
(所管課)

わかりにくいかもしれないが、一方でフィルムコミッションに政策的に力をいれていると見せることができるのであえて分けている。
(参加者)

補助率が高いのは、フィルムコミッション自体に収益性がないからか。
(所管課)

そのとおり。
(参加者)

(これまでのコンベンションの実績を見て)理学療法士学術大会1,000人というのは数字的にも大きい。
(所管課)

そうだ。単純計算でホテル宿泊数が1,000泊増えるということ。11月頃は観光客の入り込みも落ちるので効果は高い。
(参加者)

テレビや映画会社に出向いて、積極的に取りに行くことはあるのか。
(所管課)

(北海道や旭川市で撮影の企画があるなどの)情報があればPRに行くが、こちらから旭川で撮影しませんかとまではしていない。そこまでやると資金提供を求められる可能性もある。ある程度駆け引きが必要となってくる。
(参加者)

映画の氷点や旭山動物園物語にも関わったのか。
(所管課)

そうだ。エキストラの確保等、撮影に協力することもある。
(参加者)

旭川を舞台としたコマーシャルはあまり見ないが。
(所管課)

スタッドレスタイヤのCMならある。
(参加者)

美瑛のような魅力のある風景を見つけてPRできればいいが。
(参加者)

生協でやっている「畑でレストラン」が好評のようだ。こういった「食」と「体験」を組み合わせたことも旭川でできるといい。
(所管課)

旭川は食も強みなのでうまくPRしたい。

その他

事務局から、本日の会議をもって今年度の行政評価懇談会が終了したこと、前回と今回の会議録は後日、各参加者へ郵送する旨連絡した。

閉会

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