新庁舎の建替工事はどうなっているの?
新庁舎建設工事の状況
令和5年6~8月
VOC検査・しゅん功検査・工事完成写真
今回は、VOC検査・工事のしゅん功検査と工事での完成写真の一部を写真で紹介します。
VOCとは揮発性有機化合物の略称で揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称です。この中には人体に影響が出るものもあることから、居室(常時人がいる場所)として利用する部屋の代表的な箇所を測定し、規定の数値以下なことを確認しています。
VOCがあるものとしては、塗料や木材などのほか什器も含まれます。
1枚目のように什器がある部屋は扉などを開放した状態で換気を行った後、一定時間測定部屋を密閉し、
2枚目のような機器でVOCの測定を行っています。
しゅん功検査(書類検査)の様子です。
しゅん功検査(現場検査)の様子です。3階屋上と4階の執務スペースを検査しています。
工事の完成写真です。上空からの写真はドローンで撮影しています。
1階市民活動スペースと執務スペースの写真です。
2階待合と執務スペースの写真です。
3階執務スペースと7階の会議室の写真です。
8階議場と9階展望ラウンジの写真です。
令和5年2~5月
進捗状況・出来形部分検査
今回は、2~5月の進捗状況と工事の出来形部分検査の様子を写真で紹介します。
工事の出来形部分検査の様子です。工事書類の検査後、工事現場内の検査を行いました。
屋上から8階議場のトップライト(天窓)の施工状況を確認している写真と
2階吹抜横の待合場所から天井の施工状況を確認している写真です。
前回紹介した屋外展望広場の施工状況です。床や軒裏の施工が進みました。
8階議場の施工状況です。壁、床のほかに家具の設置も進んでいます。
傍聴席の施工状況です。近接写真の手前部分は車いす席として利用できます。
市長室の施工状況です。最後の写真は市長室から見た屋外の風景です。
令和4年11~令和5年1月
進捗状況・工事監査
今回は、屋外展望広場と前回紹介した議場の木梁の進捗状況と12月に実施した工事監査の様子を写真で紹介します。(工事監査とは公共工事が適正に執行されているかどうかを技術的な視点からチェックすることです。)
屋外展望広場の進捗状況です。
昼間でも旭川市の眺めを堪能できますので供用開始後は、是非屋外展望広場まで足を運んでください。
議場の木梁の施工状況です。
この木梁は市有林材を活用しています。
12月に実施した工事監査の様子です。
当日は、技術士及び監査委員から様々な質疑が挙がりましたが、滞りなく終えることができました。
令和4年5~10月
令和4年3・4月
進捗状況・労働基準監督署視察
今回は、3月・4月の進捗状況と労働基準監督署の視察時の様子を写真で紹介します。
3月下旬の施工状況です。低層階の外壁PCの取付けが始まりました。
4月下旬の施工状況です。低層階部分の外壁PCの取付けが完了しました。
今後、低層階のサッシ(金属製の窓枠)とガラスの取付けを行います。
4月下旬にあった労働基準監督署の視察時の様子です。
確認している場所は、9階の展望ラウンジとなる部分です。
最後の写真は展望ラウンジからの外の風景を撮りました。
新庁舎完成の際は、ぜひ足を運んで直接ご覧いただければと思います。
令和3年12月・令和4年1~3月
進捗状況・出来形部分検査
今回は、12月・1月の進捗状況と工事の出来形部分検査の様子を写真で紹介します。
12月上旬にドローンで撮影した写真です。
1月下旬にドローンで撮影した写真です。
工事の出来形部分検査の様子です。この検査で年度内に完成した部分を確定します。今年度は予定通りの進捗でした。また、1月31日から3月13日まで、自主施工期間のため建築部分の工事は休止していましたが、3月14日に除雪等の作業から施工を開始しています。令和4年度は、以前紹介した外壁PCの取付けが完了する予定です。
令和3年10月・11月
鉄骨建て方 進捗状況・現場見学
今回は、10月・11月の進捗状況と現場見学の様子を、写真で紹介します。
10月上旬(1枚目)と11月中旬(2枚目)にドローンで撮影した写真です。
10月中旬(1枚目)と11月中旬(2枚目)にドローンで撮影した写真です。
1番上の梁で9階床程度の高さになっています。
旭川工業高等学校(1枚目)と北海道立高等技術専門学院(2枚目)の現場見学の様子です。
令和3年7~9月
鉄骨建て方 進捗状況
今回は、7月から9月までの進捗状況をドローンで撮影した写真で紹介します。
7月下旬にドローンで撮影した写真です。6・7階の柱や梁を施工しているところです。
8月中旬にドローンで撮影した写真です。1番上の梁で8階床程度の高さになっています。
9月上旬にドローンで撮影した写真です。今後の施工のため、タワークレーンの高さもマスト2段分(12m)高くなりました!
タワークレーンについては「令和3年3・4月」に載っていますのでチェックしてください!
令和3年5・6月
鉄骨建て方・外壁PC
今回は、前回紹介した鉄骨建て方のその後と外壁のPC(プレキャストコンクリート:現場で組み立て・設置を行うために、工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品)を工場で確認した様子です。
5月上旬にドローンで撮影した現場状況です。1階レストランやその周辺の柱や梁を施工しています。
5月下旬に文化会館側から撮影した現場状況です。一番上の梁で4階床程度の高さです。
6月末に撮影した現場状況です。一番上の梁で6階床程度の高さです。現場では、労働災害防止や熱中症の予防などの周知し安全対策を行っています。
新庁舎の低層階(3階まで)の外壁として使うPCの写真です。
鉄骨建て方や外壁PC(モックアップ)の詳細についてはフェイスブック「旭川市新庁舎をつくる(新しいウインドウが開きます)」をご覧ください。
令和3年3・4月
タワークレーンの設置~鉄骨建て方
今回は、前回紹介した鉄骨を現場内で運搬するためのタワークレーンの設置とタワークレーンを使い鉄骨の建て方を行っている様子を紹介します。
写真の真ん中の灰色の部分をマストと言います。このマストを何本も繋げることでタワークレーンの高さを上げていきます。
タワークレーンの高さを上げる前に旋回フレーム、運転席、ジブ(アーム)やジブ(アーム)を支えるトラスなどを組み立てています。
ジブ(アーム)の設置まで完了しました。
マストの本数を増やして計画の高さまでクレーンが上がりました。これから鉄骨の建て方を始めます。
タワークレーンの詳細な情報については新庁舎NEWS第6号を確認ください。「新庁舎NEWS」
令和3年2月
鉄骨の試作品検査
新庁舎は、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造及び木造の建物となりますが、今回は骨組みとなる鉄骨部分の検査を行いましたので紹介します。検査に当たっては、Webでの確認も行えるようにして、参加人数を少なくすることで新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行いました。
まずは、出来上がった製品が計画通りの長さや厚さになっているか、計測していきます。
長さはメジャーで、厚さはノギスで測っていますが、ノギスはもしかしたら見たことのない人も居るかもしれませんね。
ノギスは、厚さ以外に穴の内径や深さなども測ることができる便利な道具なんです。
次は、鉄骨の部材と部材をつなぐ溶接箇所を超音波による検査で確認している様子です。
超音波による検査は、溶接内部の傷の有無、傷があった場合はその傷の位置や大きさを確認することができます。
令和3年1月
冬場の工事現場
今回は地下のコンクリート打設完了部分を土で埋戻している風景になります。
構台が架かっている箇所の埋戻しは、写真のように少しずつ内部へ土を搬入し、300mm以下の厚さで転圧(締め固め)を行います。
実は埋戻しの時期に降雪があると、工事を行う時に大変な作業があります。
それがこちらになります。
そう!除雪作業です。
そんなことかと思ってしまう方もいるかもしれませんが、埋戻し土に雪が混入してしまうと、暖かくなってから混入した雪が融け、転圧(締め固め)した土が緩んでしまう原因になってしまいます。さらに、狭い現場の中では重機で除雪できる箇所が限られていて人力による除雪がほとんどになります。雪を堆積するスペースもなく、排雪作業をこまめに行わなければ、工事が進みません。降雪量によっては1日のほとんどが除排雪作業で終わることもあります。
このような状況のため、当初予定していた冬期の休業期間を返上して工事を進めています。
※全体の工程には影響はありません。※
令和2年12月
コンクリート打設後の採暖状況
前回の更新後、コンクリートの打設を行いました。写真はコンクリートの打設からある程度期間が経っていますが、仮囲い内の採暖状況になります。
次の写真は完成時の1階部分になります。
写真の中には、前回紹介した筒状のビニールに温風が送り込まれている状況が写っていますね。
令和2年11月
コンクリート打設前の養生状況
コンクリートは、セメント、水、砂(細骨材)、砂利(粗骨材)を混ぜ合わせてつくりますが、セメントと水が混ざり「水和反応」と呼ばれる化学反応が起こって周りの砂や砂利を接着しながら徐々に強固になっていきます。これが低温の状況下では、水和反応に必要な水が凍ってしまい、十分な化学反応を継続させられないため、コンクリートの強度低下など不具合が発生してしまいます。
そのため、寒い時期にコンクリートを打設する時には、下の写真のように水が凍らない温度を保つために周囲を囲う養生やボイラーなどで暖める採暖を行います。
周囲をシートで囲って養生している様子です。また、ぶら下がっているビニール(筒状になっています)に温風を送り込んで採暖をします。
養生をした内部の様子は、仮囲いに設置してある見学窓から見ることができます。
機会があれば、現場の様子を見学窓から眺めてみてはいかがでしょうか。
令和2年10月
鉄筋工事が始まりました
コンクリートは押しつぶす力に対しては固く強い材料ですが、それと比べて引っ張る力や曲げる力に対しては弱い性質があります。その弱点を補うために鉄筋をコンクリートの中に配置して補強します。写真は、柱や基礎などの部分の鉄筋を組み立てている様子です。
地下の鉄筋を組み立てた様子です。地下部分は前回紹介した鋼矢板(シートパイル)で囲まれた深い部分になります。
旭川市民文化会館から見た様子です。撮影した場所は小ホールが利用出来る時でなくては入れませんが、機会があれば現場の様子を眺めてみてはいかがでしょうか。
令和2年9月
上空からの撮影
今回は、請負関係業者の協力によるドローン撮影があったため、上空からの工事現場風景をお届けします。
前回紹介した鋼矢板(シートパイル)の補強材の取付状況がわかりやすいですね。
令和2年8月
山留工事の進捗状況-2
鋼矢板(シートパイル)の挿入が完了し、地下部分の掘削・掘削後に鋼矢板(シートパイル)が倒れないよう、切梁(きりばり)や腹起し(はらおこし)などで補強しています。
地下部分の掘削を行っています。
鋼矢板に付いている補強材が腹起し、三又になっている直線箇所が切梁、斜め箇所が切梁火打ちになります。
令和2年7月
山留工事の進捗状況-1
前回までに行っていた、横矢板の挿入も終わり地下部分の掘削前に鋼矢板(シートパイル)を挿入しています。
鋼矢板(シートパイル)をクレーンで吊っている様子です。
鋼矢板と鋼矢板の端部の返しをかませるように挿入しています。
令和2年6月
フェイスブック始めました!
アカウント名「旭川市新庁舎をつくる」で新庁舎建設工事の様々な情報を随時更新しています。
リンク先
「旭川市新庁舎をつくる」(下線部を選択すると新しいウインドウが開きます)
山留工事の続きになります
前回行ったH鋼挿入後、横矢板(H鋼の間に入れる土を留める板)を入れています。(令和2年6月11、19日撮影)
横矢板を上部から入れています。
近くで見るとこんな感じになっています。
山留工事が始まりました
地下や基礎などの工事を行うため、H鋼を挿入し横矢板(H鋼の間に入れる土を留める板)を掘削しながら入れていきます。今回は、H鋼の挿入を行っています。(令和2年6月5日撮影)
H鋼を挿入するため掘削しています。
(右上の写真がH鋼です。よく見ると鋼材がHの形になっています。)
挿入後、隙間の埋戻しを行います。
体温測定サーマルカメラを設置しました
新型コロナウィルスやインフルエンザの感染対策として現場の朝礼広場に体温を自動測定するサーマルカメラを設置しました。(令和2年6月2日撮影)
サーマルカメラの録画状況(人物の周囲に検知している体温が表記されます。)
令和2年5月
杭打ち工事が始まりました
杭打ち機を使用し、直径50センチメートルから90センチメートルの杭106本を地下14.5メートルの深さまで埋め込みます。
仮設事務所が完成しました
仮設事務所が完成しました。事務所内に消毒用アルコールや体温計を配置し、新型コロナウイルス感染予防に努めています。
また、現場には下水直結式の仮設トイレを男女別に設置するなど良好な衛生環境を整備しています。
令和2年4月
仮設事務所の設置作業を進めています
地下駐車場の上に仮設事務所と資材置き場を作っています。設置に当たっては、鉄骨等で補強することにより地下駐車場の安全性を確保しています。
市民文化会館前の安全フェンスに見学窓を設置しました
新庁舎建設工事の安全フェンス設置が始まりました
新庁舎建設予定地準備工事
令和元年度に完了した新庁舎建設予定地の準備工事については、こちらをご覧ください。