あさひばし 平成28年6月号「特集 子育てのことや学校生活のこと 気軽に相談を!」

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2016年6月15日

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子育てのことや学校生活のこと 気軽に相談を!

作業療法士の池原光代子さんが相談を受けている写真

今年4月に開設した「子ども総合相談センター」では、子供に関する様々な相談に対応しています。

センターの役割とその利用方法について紹介します。

こんなときは相談しよう

  • 同年齢の子供と比べて言葉が遅い
  • 学校に行けない
  • いじめに遭っている
  • 友達・親・先生とうまくいかない
  • 自分の子育てに自信が持てない
  • 児童虐待かもしれない

分散していた相談窓口を集約

これまで、子供に関する相談は、内容や子供の年齢によって窓口が分散していました。「子ども総合相談センター」は、分散していた窓口を集約し、子供に関する相談のワンストップ窓口として、より相談しやすく、きめ細やかな対応や必要な支援につなげることを目的に開設しました。

18歳までの子供に関する相談を

おおむね18歳までの子供全般に関する相談に応じ、専門職員が助言や支援を行います。子供の心身の発達や発育に関すること、学校の友達や先生とうまくいかない・学校に行けないなど学校生活に関すること、家庭でのしつけや育児への不安などの他、児童虐待など、気になることがあったら、どんなことでも相談してください。

子供からの相談を専用電話で

新たに、子供自身からの相談に応じる「子どもホットライン」を設置。フリーダイヤルで受ける専用電話で、他には電子メールでも相談できます。

詳細は後で紹介します。

専門の職員が対応

同センターで相談に対応するのは、心理士・保健師・保育士・作業療法士・教職経験者など、専門的な知識とキャリアを持つ職員。相談者から連絡があると、相談内容に応じた専門の職員が対応し、助言をしたり面談の予定を立てたりします。

学校や家庭での様々な悩みも

就学前の子供については、言葉の遅れや情緒発達に関する相談が多く、小学生以上では、家庭での行動や家庭環境、不登校、いじめなどの相談が多くなっています。

相談があると、場合によっては、面談や家庭訪問などを行い、解決策を探って子供を支援します。

守秘義務があるので、相談したことが外部に知れることはありません。

児童虐待かなと思ったら

子供を取り巻く問題の1つに、虐待があります。保育所や学校での子供の様子から虐待が疑われることもありますが、近所の人の通報や相談から問題が浮かび上がることもあります。地域の皆さんの協力が、子供の命を救うかもしれません。

「こんなこと相談してもいいのかな」とためらわずに、まずは相談を

保護者の気持ちの支えに

心理士の佐藤友美さん

心理士の佐藤友美さん

子供の相談を通して、親御さんが不安やつらさを抱えながら今まで頑張ってこられたのだなと感じることがあります。

こうした保護者の気持ちを支えるのもセンターの役割です。話をするだけでも気持ちが楽になるかもしれません。

必要があれば面談や支援を

保育士の大西佳菜子さん

保育士の大西佳菜子さん

「こんなこと聞いてもいいのかな」とためらわずに、お電話いただけるとうれしいです。

電話で助言して様子を見ることもあれば、面談してから必要な支援につなげることもあります。プレイルームもあるので、気軽に利用してください。

困ったらSOSを

スクールソーシャルワーカーの細貝雅章さん

スクールソーシャルワーカの細貝雅章さん

子供の問題の背景には、現代社会の深刻な問題が重なっていることがあります。

困ったら、助けを求めるSOSを発信していいんだよと、保護者にも子供自身にも伝えたいです。相談することで、解決の糸口が見つかるかもしれません。

虐待かな?と思ったら

児童虐待にも対応する長田一芳さん

児童虐待にも対応する長田一芳さん

周囲で虐待が疑われることがあったら、匿名でも構わないのでお電話ください。

虐待かどうかは、調査の上、専門機関が判断します。問題がなければ良いのですが、場合によっては関係機関と連携して、速やかに対応しなければなりません。

北海道子どもの虐待防止協会道北支部 虐待防止講演会

子どもの心に寄り添うということ

~東日本大震災における子どもの心のケアに携わった経験から見えてきたこと

とき 7月2日(土曜日) 午後1時30分~4時30分

ところ 大雪クリスタルホール(神楽3の7)

定員・料金 250人・1,000円

詳細】子ども総合相談センター 電話26-5500

親子で遊べるプレイルームや情報スペースも整備

同センターでは、電話による相談だけでなく、来館して面談したり、プレイルームで子供を遊ばせたり、子育てに関する情報を入手したりすることもできます。また、必要な場合には、言葉や体の発達状態などを確認するための機能も備えています。

研修会や会議などに利用できる部屋もあるので、ぜひ活用してください。

プレイルーム

プレイルームの写真

愛称は「ときわひろば」。保護者同伴でボールプールやおもちゃで自由に遊べる部屋です。開放日は月曜日・水曜日・木曜日・金曜日の午前10時~12時、午後1時~4時

※行事等で使えない日もあるので、電話やホームページで確認を。

相談室

相談室の写真

子供の年齢に応じて、相談を受ける部屋が異なります。個室なので、安心して相談できます。

研修・会議室

研修・会議室の写真

研修会や会議、打合せなどに有料で利用できます。事前に申込みが必要です。

※土曜日・日曜日、祝日も利用できます。ただし、年末年始(12月30日~1月4日)は休み。

※申込受付は平日の午前8時45分~午後5時15分。

利用料金

研修・会議室1・3(定員50人)

  • 午前:9時~12時 1,200円(600円)
  • 午後:13時~17時 1,500円(750円)
  • 夜間:18時~21時 1,800円(900円)

研修・会議室2(定員100人)

  • 午前:9時~12時 1,800円(900円)
  • 午後:13時~17時 2,100円(1,050円)
  • 夜間:18時~21時 2,400円(1,200円)

※カッコ内の料金は子供・子育て関係団体等の利用料金です。子供・子育て関係団体等の詳細はお問い合わせください。また、季節により別途冷暖房料が掛かります。

※研修・会議室1・2をつなげて、定員150人で利用することもできます。

地域活動支援スペース

地域活動支援スペースの写真

少人数の打ち合わせや学生の自習などに無料で利用できます。子供や子育てに関する図書や情報誌を閲覧することもできます。

言語検査室

言語聴覚室の写真

言葉が遅い・聞き取りにくいなどの相談に言語聴覚士が対応します。

作業・理学共用検査室

作業・理学共用検査室の写真

運動発達や体の動かし方についての相談に作業療法士が対応します。

子ども総合相談センター

住所 10の11(旧常盤中学校)

開館時間 平日の午前8時45分~午後5時15分

※電話相談のみ月曜日・木曜日は午後8時まで受付。土曜日・日曜日、祝日、年末年始(12月30日~1月4日)は休み。

電話 26-5500

メール相談(メールフォームが開きます)も受け付けていますが、返信までに数日かかることがあります。急ぎの場合は電話をご利用ください。

子ども総合相談センターのホームページ

18歳までの君たちへ!

ひとりで悩まないで相談してね!

例えばこんなとき、気軽に相談してください

  • 学校の先生や友達とうまくいかない
  • 学校へ行けなくなってしまった
  • いじめられている
  • 親とうまくいかない
  • 家庭にも学校にも居場所がないように感じる
  • その他どんなことでも

子どもホットライン

電話をかける中学生の写真

「子どもホットライン」は、おおむね18歳までの皆さんの相談に応じる専用電話です。周りの人に相談しづらいことってあるものです。1人で抱え込まずに、ぜひ気軽に相談してください。

もちろん匿名で大丈夫。相談の秘密は守るので、外部に知れる心配はありません。

専門家があなたの相談を待っています。

受付時間 平日の午前8時45分~午後5時15分

※月曜日・木曜日は午後8時まで受付。土曜日・日曜日、祝日、年末年始(12月30日~1月4日)は休み。

相談電話〈無料〉0120-528506

フリーダイアル「こんにちはコール」と覚えてください。

メール相談(メールフォームが開きます)も受け付けていますが、返信までに数日かかることがあります。急ぎの場合は電話をご利用ください。

気軽に相談を!

子育てに悩んだとき、1人で抱え込まず、子ども総合相談センターに相談してください。同センターの職員は「小さなことでも気軽に相談を」と声をそろえます。

特に、子どもホットラインは、悩みを抱える多くの子供にぜひ、利用してほしいです。どんな小さな不安や悩みでも構いません。相談してみませんか。

【詳細】子ども総合相談センター 電話26-5500

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お問い合わせ先

旭川市総合政策部広報広聴課広報係

〒070-8525 旭川市7条通9丁目 総合庁舎6階
電話番号: 0166-25-5370
ファクス番号: 0166-24-7833
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)