あさひばし 平成28年6月号「三浦文学でまちおこし 『塩狩峠』の連載から50年」
旭川生まれの作家・三浦綾子の小説『塩狩峠』は、『氷点』と並ぶ代表作として知られています。中国や韓国、アメリカなどで翻訳され、多くの人に愛されてきました。現在も本や電子書籍などで、若い世代に読み継がれています。
今年、『塩狩峠』が雑誌連載から50年目を迎えるに当たり、三浦作品の舞台となった旭川市・和寒町・上富良野町では、様々な催しが行われます。
『塩狩峠』の魅力に触れるイベント
詳細は三浦綾子記念文学館(電話69-2626)にお問い合わせください。
特別展 小説『塩狩峠』一粒の麦~いのちより重い愛の尊さ
大型パネルと資料で、主人公の成長を追い、『塩狩峠』の世界を表現します。
とき 7月1日(金曜日)~10月28日(金曜日) 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※10月3日(月曜日)・17日(月曜日)・24日(月曜日)は休館。
ところ 三浦綾子記念文学館(神楽7の8)
入館料 一般=500円、高校・大学生=300円、小・中学生=100円
※土曜日は高校生以下無料。
朗読と講演 『塩狩峠』を読み、語る
ナレーターの中村啓子さんによる朗読や、作家の佐藤 優さんによる講演を開催します。
とき 7月30日(土曜日) 午後1時から
ところ 公会堂(常磐公園)
入場料 1,500円
チケット販売所 三浦綾子記念文学館、ジュンク堂書店、冨貴堂書店各店

中村啓子さん

佐藤優さん
イベント列車 『塩狩峠』号で行く、小説体験JRの旅
塩狩駅に向かう列車の中で、講演や催しを行います。同駅近くの塩狩峠記念館で朗読劇を鑑賞する他、フットパス体験もできます。
とき 9月25日(日曜日) 午前9時から
出発地 旭川駅
定員 130人(先着順)
参加料 約5,000円(昼食付き)
※フットパスは別料金(約1,000円)
申込 三浦綾子記念文学館 電話69-2626

塩狩峠記念館
フットパス 氷点の道

小説『氷点』にゆかりのある地を巡ります。
とき 6月26日(日曜日) 午前9時15分から
出発地 三浦綾子記念文学館(神楽7の8)
定員 70人(先着順)
参加料 1,000円
申込 三浦綾子記念文学館 電話69-2626
※この他にも様々なイベントが開催されますので、同文学館のホームページをご覧ください。
【詳細】三浦綾子記念文学館 電話69-2626