第89回開催内容

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2016年2月24日

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第89回対話集会の様子

第89回は、「共同利用できる合葬式施設の整備」をテーマとして、3団体の皆さんと本市にふさわしい合葬式施設について意見交換を行いました。

日時など

日時

平成27年9月2日(水曜日) 午前9時30分から午前10時45分まで

場所

旭川市市民活動交流センター 1階 ホール
(旭川市宮前1条3丁目)

出席者

  • 旭川市長 西川将人
  • 一般社団法人旭川消費者協会
  • 旭川市老人クラブ連合会
  • 旭川市PTA連合会

(団体の出席者21人)

対話の内容    

(出席者の意見と市長のコメントについて、まとめたものを掲載します。)

市長あいさつ 

市長あいさつの様子

本日はお忙しい中、対話集会に御参加いただき誠にありがとうございます。本日のテーマであります「共同利用できる合葬式施設の整備」について、旭川消費者協会、旭川市老人クラブ連合会、旭川市PTA連合会の皆様に御意見を頂きたいと思っています。
消費者協会の皆様には、日頃から消費者の保護に関して多大なお力添えを頂いております。また、合葬式施設の整備についての要望を頂いている経過もありますので、本日は、どのような施設にしたら良いかなど、御意見を頂きたいと思います。現在、市で設置した検討会議にも消費者協会から委員を選出していただいているところです。老人クラブ連合会の皆様方は現在お墓を管理され、これから子や孫の世代にお墓を承継していくという立場の方が多いと思いますので、そのような視点から、いろいろな御意見を頂きたいと思います。また、日頃から地域の高齢者の皆様が、安心して暮らせるような様々な取組、生きがいづくりなどにお力添えを頂いており、改めてお礼申し上げます。PTA連合会の皆様におかれましては、子育て中ということでありますが、既にお墓を管理している方もいるかもしれません。これからという方も多いと思いますが、これからお墓をどのように守っていくかという視点で、いろいろな御意見を頂きたいと思います。
本日のテーマは、共同利用できる合葬式施設の整備ということですが、これまでお墓は子から孫へ、又は血縁者に代々承継していくことが前提としてあるわけですけれども、近年は、少子化や個人の価値観の多様化などを背景に、お墓に対して将来に不安を感じる市民の方が増えてきていると実感しています。実際のところ、市長への手紙や電話などで、合葬式の施設を整備してほしいという要望も多くなってきています。このような中で、合葬式の施設を整備することについて、現在、市でもいろいろと調査などをしている最中でありますが、今後の検討に当たり、本日はそれぞれの皆様の立場から、いろいろな御意見を頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

市長から「共同利用できる合葬式施設整備の基本的考え方」についての説明

市長が説明に使用した資料(PDF形式 154キロバイト)

市長

お配りした資料について説明させていただきます。この資料は、合葬式施設の検討会議のものを要約したものです。先ほども話をさせていただきましたが、お墓の承継について不安を抱える市民の方から、市長への手紙などで合葬式施設の設置を求める声が多く寄せられていまして、私自身も施設の必要性を強く感じています。
資料の1ページには、施設の必要性について、本市を取り巻く現状、市民ニーズの高まりなどについて記載しています。高齢化が進行する中、既存の市営墓地の効率的な活用やお墓の適正管理を一層進める必要がありますし、合葬式施設の整備に当たっては、市民ニーズをしっかりと把握して進めていく必要があると考えています。
次に、資料の2ページには、合葬式施設の方向性について記載しています。市が整備する場合、合葬式施設の方向性として、一つ目は市民ニーズへの対応、二つ目は市有施設としての公共性と中立性、三つ目は高齢化社会への早期の対応、そして四つ目は民間施設との役割分担が挙げられます。また、合葬式施設は訪れる人たちが共通のイメージを持つことができて、多くの人から受け入れられ、そして、合葬式施設であるということが明確に分かることが大切だと考えています。これらの方向性を考慮した上で、施設の設置場所や機能、デザインなど施設の形態を幅広く検討していく必要があります。
資料の3ページには、設置場所、施設の形態、管理の方法について記載しています。設置場所の候補地としては、市営墓地や旭川聖苑、又は他の市有地、新たな用地の確保が考えられます。施設の形態については、大きく二つのタイプがあります。一つ目はメモリアル施設タイプで、広い土地に公園風に整備しますので、用地の確保が必要になってきます。二つ目の納骨塚タイプは比較的シンプルな施設で、小さな敷地でも整備できますが、特色を出しづらいという課題もあります。参考までに、皆様にアンケートもお配りしています。これは、本年7月末から8月初めに市民の皆様を対象に実施したアンケートです。本日回収するということではありませんが、議論の参考にしていただければと思います。
簡単ではありますが、合葬式施設の整備について説明させていただきました。この後、皆様から御意見を頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。

旭川消費者協会会長あいさつ

旭川消費者協会は、消費生活相談を始め生活全体に関し役立つ情報の提供などの活動をしています。最近は、少子高齢化や価値観の多様化などにより、暮らし方の変化をひしひしと感じています。当協会では、平成13年に葬送に関するアンケートを実施しました。250人から回答を頂きまして、その中の「合葬墓があったら良いですか」という質問に対し、161人があったら良いと回答しています。その後も、多くの方々の意見を生かすために、葬送に関するセミナーや情報の提供などを続けてきました。昨年、市長の選挙公約の中に、合葬墓に対して前向きな考えが取り入れられており、私どもも多くの方々の気持ちを生かす機会ということで大変歓迎しています。また当協会にできることがあれば、お手伝いしたいと思っています。

旭川市老人クラブ連合会会長あいさつ

現在、老人クラブは約80クラブ、1万人前後の会員で活動しています。本日はお墓がテーマということで、老人クラブの会員には既に引き受けて管理している人も多くいます。最近は独り暮らしの高齢者が増えてきていますので、将来自分がどのようになるかも含め心配している方が多いように思います。今回市長から説明を受けて、今までお墓のことについてあまり考えたことがありませんでしたが、今後考えていかないと、困る方が多くなると思います。本日は、皆様のいろいろな意見を聞かせていただき、また、市長にも意見を申し上げたいと思っていますので、よろしくお願いします。

旭川市PTA連合会会長あいさつ

旭川市PTA連合会で会長をしています。私どもは小中学校のPTA連合会でして、普段は子供たちのためになるPTA活動を目指して頑張っています。今回のテーマは、共同利用できる合葬式施設の整備ということで、この機会にいろいろな知識を得て、まだ若い世代の人たちにも伝えていきたいと思います。先ほど市長からも説明がありましたが、合葬式の施設がこれから必要になることは間違いないと思いますし、散骨を希望する人も結構いるようですので、お墓に対する考え方も多様化しています。また、お墓が地方にある場合、いつまでお参りできるのだろうか、誰が代表して管理していくのかなど、これから身近な問題として出てくると思います。本日は皆様の意見を聞いていろいろと考えるきっかけにしたいと思いますので、よろしくお願いします。

意見交換

旭川消費者協会

合葬式の施設は、明るく親しみを感じることができるように整備してほしいと思います。公園のようになっていて、モニュメントがあったりお花が植えられていれば、皆が集うこともできますし気軽に来れると思います。合葬式施設は多くの市民が待ち望んでいますので、早く整備していただきたいと思います。

旭川消費者協会

合葬式施設は、とにかく明るいイメージでの整備を望んでいます。北海道では、お墓の前で軽く食事をする習慣がありますが、とても良いことと思っています。今回、対話集会に参加するに当たり、家族にも意見を聞いてみました。小学生の子供は、あさっぴーに関連するもの、例えば、滑り台のようなものがあったら良いと言っていました。私も旭川を象徴するものとしてあさっぴーは良いと思いますし、モニュメントみたいな物でも置けば、お墓参りにだけではなくて、皆が集う場所になると思います。それと、お花をたくさん植えて、花を見に来るという場所にしても良いと思います。

市長

整備に当たっては、利用しやすさという視点で考えていくことが大切だと思います。なるべく早期に整備できるように取り組んでいきたいと思います。また、集える場所があれば、皆が来やすい雰囲気になると思います。

旭川市老人クラブ連合会

今は、お寺でもだん家が減ってきていて、無縁仏も増えているということも聞いています。合葬式施設ができると、お寺にも影響が出るようにも思うのですが、どのように考えているのでしょうか。

市民生活課長

これまで、お寺などと直接協議したことはありません。先ほど市長からも説明がありましたが、合葬式施設に関しては、民間の施設との役割分担を念頭に置いて整備していかなければならないと思っています。今後、民間の施設とも情報交換をしながら検討していく必要があると思っています。

旭川市老人クラブ連合会

意見交換の様子

昨日老人クラブの集まりがあり、聞いたところ、合葬式施設を整備することには賛成ということだったのですが、問題は整備する場所だと思います。高齢化が進んでいますので、交通の便というのが大切だと思います。私たちも今、墓地や納骨堂を引き継いで管理していますが、今後は合葬式の施設が必要だと思います。

 

市長

交通の便は、設置場所を選定する上で考えていかなければいけない要素だと思っています。

旭川市老人クラブ連合会

合葬式施設を整備することには賛成なのですが、今ある市営墓地の管理状況は良いとは言えません。これから少子化が進んでいくとお墓を継ぐ人がいなくなり、無縁仏も増えてくると思いますので、合葬式施設は必要になってくると思いますが、市営墓地をどのようにしていくかを考える必要があると思います。今後は、新庁舎の整備などいろいろな課題があると思いますが、市民がどのくらい合葬式施設の整備に賛同してくれるかということも心配しています。

市長

市営墓地の中には、道路やトイレなど十分に整備できていない墓地もありますので、利用者の皆様の声を聞きながら、できるところから整備していく必要があると思っています。一方で、合葬式施設は新たな選択肢という視点でも検討しているところでして、どのくらいの方が利用するかは時代とともに変化していくとは思いますが、いろいろな選択肢を増やしていくことが必要だと思います。

旭川消費者協会

意見交換の様子

今年、お参りをして感じたことを話したいと思います。私は納骨堂を管理していまして、今年、子供と孫と一緒にお参りしました。子供たちには将来の管理を託してはいるのですが、一緒に住んでいないので、ずっと管理してもらえるか分かりません。合葬式の施設はこれからの時代、必要な施設だと思います。

市長

家族の形態が多様化する中、お墓などに対する考え方など、ニーズに合った施設になるよう検討していきたいと思っています。

旭川市PTA連合会

現在、市営墓地を利用している方が合葬式施設を利用することになった場合、合葬式の方が足りなくなってしまうのではないかと不安になるのですが、合葬式施設の利用条件などはどのように考えているのでしょうか。

市長

合葬式施設の利用に関わるルールはこれから決めていくことになるのですが、基本的にはその人その人の思いに応じることができるような施設であるべきだと思っています。規模については、これから検討していきますが、旭川より人口の多い都市では大きな施設を造っている所もあります。

市民生活課長

市営墓地との関わりでは、合葬式の施設ができることによって、移りたいという希望が出てくることも予想されます。市営墓地にも影響が出てくると思いますので、市営墓地と合葬式施設を併せて適正に管理していけるような仕組み作りをする必要があると考えています。先に実施したアンケートでもそのような希望を持っている方がいますので、様々なニーズに対応できるように考えていきたいと思っています。

旭川市老人クラブ連合会

合葬式施設の整備では、設置場所が一番重要だと思っています。やはり皆で一緒にお参りできるような場所が良いと思っていまして、高齢になると遠くに行けなくなりますので、常磐公園の辺りであれば行きやすいと思います。旭川のシンボルとなるような施設になれば良いと思います。

旭川市老人クラブ連合会

合葬式施設の設置場所についてですが、交通の便が良いところという意見もありましたが、墓地に関わる法令により場所の選定が難しいということが、資料の中にも記載されています。そのようなことを考えますと、既存の市営墓地又は市の火葬場である旭川聖苑の所が望ましいのではないかと思います。設置する際は付近の住民の理解が必要になってくると思いますので、交通の便は課題として残りますが、郊外に設置することが望ましいのではないかと思います。

市長

既存の市営墓地などの敷地に設置するのであれば、手続としてはそれほど複雑ではないのですが、新たな場所ということになりますと、様々な法令に従って進めていかなければなりません。場所によっては公共交通機関が確保されていない所もありますので、いろいろな意見を聞いて総合的に検討していきたいと思います。

旭川市PTA連合会

各個人のお墓には誰が何年に亡くなったということが刻まれた墓誌がありますが、合葬式施設にも墓誌のようなものを設置するのでしょうか。資料の写真を見てもよく分かりません。

市民生活課長

墓誌についてですが、他の都市では設置していない所もあります。合葬式施設を整備するに当たって、墓誌などを設置するかは検討課題の一つと考えています。市営の施設ですので、当然あったほうが良いという意見もあります。現在、検討委員会からもいろいろと御意見を頂いているところですので、この場ではっきりとお答えすることは難しいのですが、市営の施設としてふさわしいものとなるよう考えていきたいと思っています。

旭川市老人クラブ連合会

合葬式施設は、お墓の継承などに不安がある人が増えている中で整備していくということで検討されているわけですが、法令規制などもあり簡単には進まないと思っています。これは市長の公約と聞いておりますので、いつ頃までに整備しようと考えているのか教えてください。

市長

整備の時期については、平成28年度に設計ができれば平成30年くらいになると思っていますが、地域の皆様との協議などに時間が掛かれば遅れることもあるかもしれません。

旭川市老人クラブ連合会

合葬式施設の納骨はどのような方式を考えているのでしょうか。納骨の仕方はいろいろあると思いますが、亡くなってすぐのお骨を合葬するというのは、少し抵抗もあるのではないかと思います。

市民生活課長

納骨の方式については、一定期間骨壺などに入れて保管し、その後合葬式に移す方式や、最初から合葬にするという方式もありますので、旭川はどのような方式が良いのか検討しているところです。検討会議の意見も聞きながら、他の都市の状況など情報収集していきたいと思います。

市長

施設の運営方法、特に納骨の仕方について、皆様の関心が高いことを改めて実感しました。お骨がどうなるかということは、それぞれの思いもありますので、いろいろなことを念頭に置いて検討したいと思います。

旭川市PTA連合会

市が設置する合葬式施設には、どうしてもここを使用しなければいけない人や、子供や孫に面倒を掛けたくない人が使用することになると思うのですが、整備するのであれば、メモリアル施設も良いと思いますが、財政的なことも考えなければなりません。常磐公園のような所に整備されれば気軽に行けて良いと思いますが、一方で、いろいろな施設の整備も大切ですが、子育て支援にも力を入れてほしいと思いますので、コンパクトだけれども管理が行き届いている施設の方が良いのではないかと思います。

市長

合葬式施設は、財政的なことも含め検討していかなければなりません。自分のお墓に入りたいという思いを持っている方は多いと思いますが、自分のお墓を持てない事情のある方などが利用するということが前提としてあります。

旭川市老人クラブ連合会

私どもは集会の参加に当たり事前に資料も頂いていましたので、合葬式施設などについての知識が少しはありますが、市民の皆さんは、一般的にお墓などに関してどのくらいの意識を持っているのでしょうか。合葬ということを意識している人は少ないと思いますので、このような施設を造ることによって、関心を高めることができるのではないかと思います。また、先祖を敬う気持ちを高める一つの機会になれば良いと思います。

市長

世代によってお墓に対する考え方はかなり違うと思います。市で設置する施設ですので、宗教に関わりなく利用できるものでなければなりませんが、先祖を敬う心は一緒ですので、この施設を通じて市民の皆様の意識を高めることができると思います。

旭川市PTA連合会

合葬式施設について、ニーズがある中で整備していく必要性はあると思っていますが、維持管理していくために費用も必要でしょうし、利用者が増えていくことも予想されますので、利用の方法など、どのような条件で運営していくのでしょうか。

市長

合葬式施設を利用することができる方の範囲、運営方法など、これから決めていくことになりますが、前提としては、合葬式施設以外に選択肢がない方ということになりますので、その他どこまで対象を広げていくかについては、今後検討したいと思います。

旭川市老人クラブ連合会

市が合葬式施設を整備するということを、広く市民の皆さんに知らせてほしいと思います。市営墓地では約2万5,000件を許可しているということですが、人口もこれから減少していく中で、相当無縁仏が増えると思います。無縁仏を増やさないようにするため、合葬式を利用してもらうことも必要だと思います。

市長

できるだけ早い時期に市民の皆様に知っていただけるように、しっかりと検討していきたいと思います。

旭川消費者協会

消費者協会では、15年ほど前から葬送を考えるセミナーを毎年開催してきまして、大変多くの方から合同墓を造ってほしい、また、造るための署名運動をしてほしいなどと要望を受けながら今日に至っています。合葬式施設の整備が市長の公約に掲げられて、また、今日は設置の場所、納骨の仕方などの話が出て、やっと整備されるのだと思うと、多くの方たちの喜ぶ顔が浮かんできて感激でいっぱいです。墓地、納骨堂を守っている方も多いと思いますが、今は、少子高齢化、結婚の形態の複雑化、子供を生まないという方も多くなってきました。このようなこともあり、合同のお墓があれば積極的に予約したいという方が大変多くなってきています。ですので、できるだけ早く整備していただいて、多くの市民の方に喜んでいただきたいと思います。合葬式施設のPRも大事だと思いますので、私たちも一生懸命頑張りたいと思います。

市長お礼のあいさつ

本日は皆様大変お忙しい中、対話集会に御参加いただきありがとうございます。皆様から具体的な御意見も頂きましたので、しっかりと検討していきたいと思います。これからも検討会議を始めとして、広く多くの皆様から御意見を頂きながら整備に向けて進めていきたいと思っていますので、引き続き皆様の御指導、お力添えをお願い申し上げます。簡単ですが、お礼のあいさつに代えさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。

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