第85回開催内容

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2016年2月24日

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第85回対話集会の様子

第85回は、「庁舎整備」をテーマとして、3団体の皆さんと庁舎に求められる機能や役割などについて意見交換を行いました。

日時など

日時

平成27年6月3日(水曜日) 午後1時30分から午後2時30分まで

場所

旭川市障害者福祉センター 2階 会議室3
(旭川市宮前1条3丁目)

出席者

  • 旭川市長 西川将人
  • 特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会
  • 旭川市老人クラブ連合会
  • 旭川市PTA連合会

(団体の出席者13人)

対話の内容

(出席者の意見と市長のコメントについて、まとめたものを掲載します。)

市長あいさつ

市長あいさつの様子

本日は大変お忙しい中、対話集会に参加をしていただきまして、誠にありがとうございます。
まちづくり対話集会は、市長に就任して以来実施してきておりまして、今回が85回目となります。本日は、市庁舎の整備をテーマとして、PTA連合会の皆様からは保護者の立場から、あるいは子供の目線に立っていろいろな御意見を頂きたいと思います。老人クラブ連合会の皆様からは、高齢者の立場からどのような機能が必要なのか、また、障害者連絡協議会の皆様からは、知的、精神、身体に障害のある方も安心して利用できる庁舎にするためにはどのように整備していかなければならないのかなど御意見を頂きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
市の総合庁舎は、昭和33年に建設されまして50数年が経ちました。昭和30年代は一つの建物で間に合っていたのですが、人口、行政事務、職員も増えてくる中で、現在は第二庁舎、第三庁舎、そして民間のビルも賃貸しながら業務をしているところです。市役所の窓口が分散していますので、市民の皆様には不便をお掛けしている状況になっています。また、総合庁舎は国の耐震基準を満たしていませんので、万が一大きな地震が発生した場合、本来、災害対策の中核を担う庁舎にいる職員が亡くなってしまうということもあるかもしれません。また、市役所の役割は行政機能だけではなく、地域のにぎわいづくりや環境への配慮、利便性の高い民間施設の併設などもこれから考えていかなければいけない課題だと思っています。

市長から「旭川市庁舎整備基本構想の策定」についての説明

市長が説明に使用した資料(PDF形式)(PDF形式 1,120キロバイト) 

市長

本日、皆様には旭川市庁舎整備基本構想策定に向けた検討資料の概要版をお渡ししています。
1、2ページ目には、これまで庁舎整備に向けて、どのような検討を行ってきたかという経過や庁舎整備の必要性などを記載しておりまして、庁舎整備に向けた基本的な考え方を図でお示ししています。
3ページから6ページにかけては、新しい庁舎の規模や建設候補地、また、行政事務機能のほかに市民の皆様が利用できるような多目的スペース、あるいは情報発信機能、民間の窓口機能、利便施設機能など現在考えられる機能について記載しております。これらの機能を備えた場合、必要な面積は約3万7千平方メートルくらいになると想定しています。建設候補地は5ページに示していますけれども、市役所内や市民の皆様からのいろいろな御意見などを参考にしながら、3か所を想定しています。5ページの左上から現総合庁舎付近あるいは道路を挟んだ第三庁舎付近、右上は買物公園エリアで旧須貝ビルがあった場所です。下段左からは北彩都エリア、その他ということで北都中学校敷地も案として記載しています。
次に10ページは、現庁舎周辺エリアで整備する場合のパターンを示しています。
11ページは、買物公園と北彩都エリアの整備パターンを示しています。買物公園エリアの旧須貝ビル跡地はあまり広い敷地ではない上、民間の土地ですので買上げ又は賃貸することが必要になります。また、このエリアで整備するということであれば現実的にはワンブロック必要になりますので、現在ある民間のビルを解体して再整備することが必要になります。北彩都エリアは市の土地ですが、駐車場の確保が課題です。それぞれの整備パターンでは100億円から150億円くらいの建設費用を想定しています。
以上、簡単ですが現時点で検討している内容について説明をさせていただきました。この後は、皆様から御意見等を頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会理事長あいさつ

平成14年からおぴったの指定管理者として今日まで運営をしてきております。日頃から市民の皆様には施設の運営に協力していただき本当に有り難いと思っています。本日は市庁舎の建替えということで、障害のある方それぞれの立場から意見を出していただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

旭川市老人クラブ連合会会長あいさつ

老人クラブの会員の中にも90歳を超える人がかなりおります。そういう年齢になりますと人との付き合い、庁舎との付き合いなどがありますので、本日はいろいろと意見を申し上げたいと思います。よろしくお願いします。

旭川市PTA連合会会長あいさつ

PTA連合会は、子供たちのために、子供たちと共に勉強し楽しみながら、教職員と保護者の親睦交流を深め、子供たちの明るい未来を作っていくことを目的とした団体です。今回の市の庁舎整備に関しては、子供が市役所に行くということはあまりないかもしれませんが、定期的に開催している役員会でも議題にしたいと思いますのでよろしくお願いします。

意見交換

特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会

意見交換の様子

障害のある立場から言いますと、新しい庁舎では1か所で全ての手続ができるようにしていただきたいと思います。現在は庁舎が分散していますので、特に冬場は道路を横断するのが大変です。しかも、第二庁舎の障害者用駐車場は2台しか止めることができませんので全天候型の駐車場があれば良いと思います。特に車イスを使用して車から乗り降りする際は安全で広いスペースが必要ですので、新庁舎の駐車場は広くしていただきたいと思います。それと、市の職員が明るく元気に勤められるような環境作りをしてほしいです。

特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会

市役所を新しく建てる場所は、今建っている所がバスの乗換えもしなくて良いので利便性が高いと思います。受付窓口は、現在は番号札を取ってその番号が電光掲示板に出るようになっています。聴覚に障害のある私たちが要望をして改善されたものです。聴覚に障害のある方たちだけではなく、皆が利用しやすくなったのではないかと思います。新しい庁舎でも同じようにしていただきたいと思います。

特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会

障害者連絡協議会は17団体で構成されていまして、障害の種類によって抱える問題がそれぞれ違いますので、統一的な意見を出すことは非常に難しいと思います。例えば、視覚に障害のある方は全てに点字ブロックを設置してほしいという意見が当然出てくるかと思いますが、車椅子を使用する方はその点字ブロックが障壁になることがあって、それぞれの立場で逆の意見が出る場合があります。ただ、先ほど市長も話をされていましたが、安心で安全なまちづくりを目指すときには、それぞれの立場で若干譲り合いながら、皆が快適に過ごせるような環境を作ることが大切だと思います。先ほど窓口の集約の話がありましたが、身体に障害のある方は移動する距離をできるだけ短くしてほしいと思っています。私は現在車椅子を使用しており、道路を渡って用事を足すということは非常に困難な場合があります。車椅子を使用している立場で申し上げますと、現在総合庁舎と第二庁舎に障害者用の駐車スペースが配置されていますが、非常に使い勝手の悪い部分があります。総合庁舎の駐車スペースは斜めになっていて乗り降りする際は危険が伴うような状況で、実際にはそこを利用せず議会棟側の駐車スペースを利用しています。また、第二庁舎には2台分の障害者用の駐車スペースがありますが、ロードヒーティングを稼働していないのかは分かりませんが、冬期間は雪が積もったり氷で滑ることがあり望ましい状況ではありません。先ほど全天候型という話がありましたのは、このような状況もあるということで整備をしていただきたいと思います。肢体不自由児者父母の会の方から、重度の身体障害のあるお子さんは移動だけでも大変ということを聞いていますし、介助の方がいても何でも安全にできるわけではありませんので、駐車場の確保など配慮をしていただきたいと思います。また、視覚に障害のある方が特に言っているのが交通アクセスの問題です。バス停にも点字表示がなく、自ら用事を足すことが困難なこともあると思います。慣れてくると歩けるようになるとのことですが、少しでも危険を減らすことを考えていただきたいと思います。

旭川市老人クラブ連合会

庁舎の整備に当たって、分散型は好ましくないと思います。庁舎の中に全部の窓口があって物事を解決できるということが市民全体の希望だと思います。いろいろと候補地がありますが、いずれも敷地が足りないのではないかと思います。分散型ではなく一つの庁舎で物事が解決できる大きな庁舎や駐車場が建設できるスペースを確保しないと、庁舎を建て替えるということにはならないのではないかと思います。やはり、新庁舎の整備は現所在地の付近が良いと思います。しかし、現在の場所に建て替えるとなると2、3年は少なくとも掛かると思いますし、引っ越しの場所や費用、議会運営などを考えると問題が多いと思います。一番良いのは第三庁舎がある場所だと思いますが、その場所だけでは面積が少し足りませんので中央警察署の所も使えると良いと思います。ある程度の面積が確保できなければ高層にしなければなりませんが、容積の問題が出てくると思います。

市長

第二庁舎は今後も活用する考えがあります。敷地についてはいろいろな考えがありますけれども、総合庁舎と市民文化会館との間にスペースがありまして、議会棟の部分を合わせれば結構な広さを確保できます。ただ、地下に駐車場がありますので駐車場の在り方も考えなければなりません。第三庁舎と中央警察署の敷地を合わせるということも考えられると思いますが、相手がありますので時間も相当掛かるかもしれません。いろいろな選択肢があると思います。

旭川市老人クラブ連合会

現庁舎のような形ではなく四角のビルにすると容積の大きい建物になります。議会棟を解体して別の所で議会を開くことは難しいのではないかと思います。庁舎は、高齢者や障害のある方なども使いますので、1階はホールにするべきです。庁舎に入ったらすぐ事務所ということではなく2階からとしても、エスカレーターやエレベーターがあれば問題ないと思います。2階は高齢者などが用事が済むような窓口の配置にしていただければと思います。先ほど市長も言っていましたけれども、1階には外郭団体や金融機関も必要だと思います。

市長

金融機関などがあれば便利になると思います。

旭川市PTA連合会

今までの話を聞いていましても、まず場所だと思います。資料にあるアンケート結果を見ますと、今の場所周辺が50数パーセントとなっているとおり、一番良いと思います。北彩都エリアですと現庁舎周辺がどのようになってしまうのかと思いますし、旧須貝ビル跡地に整備となれば買物公園も変わるとは思いますが、市の土地でない上、明らかに狭いと思います。整備の場所が決まればあとは建て方で、手続が1か所で全てが済むとか、できれば一つの建物でということはありますけれども、実際には市民が必要な場所が1か所に集まっていれば、市民があまり関係のない所は分散したとしても良いのではないかと思います。

特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会

中央警察署も古い建物ですので、どこかに移転となれば第三庁舎の所の敷地も広く使えると思います。

市長

警察署は北海道が管理している施設ですし耐震化の対策もしているようですので、まだしばらくは使うと思います。いずれは建て替えるとは思いますが、すぐには難しいと思います。中央警察署の敷地も使えればという気持ちは分かります。

旭川市老人クラブ連合会

一昨年から旭川市老人クラブ連合会の事務局長として、毎週木曜日の午前中に庁舎内の事務局でいろいろな文書や伝票に目を通しています。現在の庁舎に事務局を置いていただいて大変有り難いと思っていますし、建替えの際も是非、庁舎の中に事務局を置いていただきたいと思います。さらに、市の職員が喜んで出掛けて来られるような環境になることが良いと思います。今は文書が多く、市役所全体が倉庫のような感じがします。業務に必要な書類は備えておかなければなりませんが、既にマイクロフィルム化するような時代になってきていますので、一定期間使わない資料は整理することも必要です。私たちの時代は家が古くて寒く、職場は暖かいし奇麗だから早く会社に行きたいという感じでした。最近、市庁舎をキーワードにパソコンで調べてみましたら、京都市は高さ8メートルの巨大ロボットを展示しようとしています。富士市は、富士山が世界遺産に登録された関係で屋上を一般開放しようとしています。また、神戸市役所の1号館の24階は展望ロビーになっていて、神戸全体を見渡せるようになっています。長岡市は、アオーレ長岡といってナカドマという広場やイベントホールなどがあります。どうせ建て替えるのであれば何十年か先を見据えぜいたくなスペースがあっても良いと思いますし、夢のある市役所、例えば子供が見に来るような大きなからくり時計、それから市役所周辺にイベント広場、庁舎の1階にもイベントホールがあっても良いと思います。そして、市役所の中に旭川出身の著名人の歴史を学べるようなものがあって、皆がここに集まって市の歴史などについて気軽に話ができるコーナーがあれば良いと思います。また、子育てサロンも設置することにより、お母さんたちが情報交換をする場所になります。フィール旭川の7階にあるようなスペースがあると良いと思います。

特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会

第二庁舎で手続する際、印鑑証明書が必要になれば、総合庁舎に行かなければなりません。庁舎間を車で移動しなければならない時もあるのですが、駐車場に止められない場合もあり大変な思いをすることがあります。これから庁舎を建てるとしたら、4階くらいまでは市役所として使って、5階から上は旭川も高齢化が進んでいますので、高齢の方のためのマンションにしたらどうでしょうか。まちの中でしたら病院に行くのも楽になりますし、子供の遊ぶ広場を作ればおじいちゃん、おばあちゃん、お母さんもお父さんも皆一緒に広場で遊んで交流もできますから、旭川市民は喜ぶと思います。家賃で庁舎を建てた借金を少しずつ払っていけるような仕組みができたら良いと思います。

市長

東京の豊島区が区役所とマンションの一体型で、マンションの収入を建設費に充てるという仕組みで整備している例もあります。

旭川市PTA連合会

今の場所に近代的な市役所ができたら良いと思いますが、支所や公民館などの地域の施設で手続ができれば、わざわざ市役所に行かなくて良いと思います。市役所は駐車場を整備して会議などで人が集まるような場として、近代的で他の都市からも目を引くようなすてきな建物にした方が良いのではないかと思います。北彩都や買物公園の場所は民間で活用してもらって、まちの活性化につなげてもらえば良いと思います。

市長

意見交換の様子

市役所の庁舎が魅力ある建物に変わるとその周辺がにぎわい、そのことによって空き地になっている所に建物が建つようなことにつながっていくと思います。市役所庁舎を整備することによって、買物公園のにぎわいにつなげていければ良いと思います。

特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会

旭川市は今人口が減り続けています。人口減少に歯止めを掛けるためには、移住者が増えるよう魅力のあるまちづくりをする必要があると思います。旭川は全国の中でも災害等が非常に少ない地域ですので、そこをもっとPRした方が良いと思います。旭川は地震や台風の被害も少なく安心して暮らせるまちですので、もっとPRして他の地域から移り住んでもらえるような、魅力のあるまちづくりを庁舎を含めてできれば良いと思います。

市長

自然災害の少なさはこれまでもPRしてきていますが、更にPRしていくべきだと思います。

旭川市PTA連合会

私は退職してもう5年目になり、現役のころは市役所に行く機会がほとんどありませんでしたので、あまり庁舎について考えたことはありませんでした。この会議の前に資料を頂いていましたし冒頭で市長からの説明もありましたので、構想など十分理解できました。整備の場所やいろいろな機能、更に地域のにぎわいということですので、正にそのとおりだと思いながら聞いていました。障害のある方から、1か所で手続ができれば良いという意見がありましたが、障害の部位によって考え方が違うということも分かりました。障害のある方が使いやすいということは、誰もが使いやすいということだと思います。旭川は北海道第二の都市ですからいろいろな機能も大事ですけれども、外観的にも見栄えの良い立派だと思えるような素晴らしい庁舎を造っていただきたいと思います。

市長

現庁舎が約60年くらい使っていますので、新庁舎は更に長い期間使用することになりますから、しっかりとした建物を造っていく必要があります。

市長お礼のあいさつ

本日は限られた時間でしたが、たくさんの御意見を頂き本当にありがとうございました。頂いた貴重な御意見をこれからの計画に生かしていきたいと思います。これからも、まだまだ多くの市民の皆様から御意見をお聞きする機会を作る予定ですが、皆様の団体におかれましても意見交換などをしていただいて、また、御意見などを頂ければと思っています。これから庁舎整備を進めていく上で、市民の皆様に愛されるような庁舎にしていかなければいけないと思っていますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。本日はありがとうございました。

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