第108回開催内容

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2018年8月8日

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第108回まちづくり対話集会の写真
第108回まちづくり対話集会の様子

第108回は、「公共施設の在り方」をテーマとして、市内の大学生、高専生、高校生の皆さんと意見交換を行いました。

日時など

日時

平成30年6月2日(土曜日) 午後1時30分から午後2時33分まで

場所

フィール旭川5階ギャラリー・ジュンク
(旭川市1条通8丁目)

出席者

  • 旭川市長 西川将人
  • 市内の大学生、高専生、高校生 

(団体の出席者18人)

対話の内容    

市長あいさつ

市長あいさつの写真
市長あいさつの様子

今日は土曜日で、休みの日にもかかわらず対話集会に御参加いただきありがとうございます。
大学生と高専生、そして高校生の皆さんですね。これからの未来を担い、今後社会に出て多方面で活躍し、人生を切り開いていく世代の皆さんから、いろいろな話を聞かせてもらいたいと思い、この対話集会を開催しました。
これまで、町内会など地域の皆さんと、あるいは、保育園や幼稚園の先生方、PTAのお父さんお母さん方や障害者などの団体の皆さんとの意見交換をしております。若い方とは、大学生の団体「はしっくす」、高校生の団体「北の高校生会議」の皆さんと意見交換をしました。
今日は対話集会のテーマを少し絞っています。市には多種多様な公共施設があります。市役所、学校、公民館などいろいろな施設があります。人口が減ってきていて更に少子高齢化ということで、公共施設を維持していくには、今までとは違う発想が重要になってきており、限られたお金で必要な公共施設を守り、市民サービスを極力下げないようにするには、いろいろな知恵を絞っていかなければなりません。私は今49歳なので、多分皆さんのお父さんやお母さんと近いくらいの年齢だと思いますけれども、私が皆さんくらいの年の頃はまだ人口が増えていて、日本の経済も大きく成長していました。それが大きな転換期を迎え、今は経済が大きく成長しているわけではありません。また、人口構成も大きく変わってきています。そのような状況ですが、皆さんの世代、皆さんの子供たちの世代、更にはその子供たちの世代も、夢や希望を持って、安心して暮らしていくことができるような社会を作り上げていかなければならないと思っています。今日は公共施設について皆さんと意見交換したいと思っていますので、よろしくお願いします。

意見交換

テーマ1

市長

テーマ1、テーマ2と、最後に全般的にということでテーマを作らせてもらいましたが、一つ目のテーマが小・中学校の新しい活用法です。
小学校や中学校は勉強する場であり、また、いろいろな事を学ぶ子供たちのための施設ですが、その他に、放課後など、子供たちが使っていない時に、体育館を地域の人たちに開放して、バドミントンなどの運動に活用してもらっています。子供たちの部活動が優先なので、空いている時間になりますが、もっと活用法があるのではないかという視点から、学校の校舎やグラウンドなどの施設について発言してもらいたいと思いますのでよろしくお願いします。

参加者

体育館に関しては、今すでに、空いている時間に貸し出しているということですが、校舎やグラウンドなど施設全体を一般開放したらいいと思っています。学校でドローンの研究をしていて、ドローンを動かすには広い場所が必要ですが、体育館の中だとGPSの電波が遮断されて精度よく動きません。そこで、グラウンドなど屋外の広い場所を使うと、その問題も解決するので、企業や研究機関向けに開放できたらいいと思いました。

市長

ドローンを飛ばすために学校を開放することについては、学校と話し合ってみたいと思います。企業と連携して使うことも含めて考えられそうですね。

参加者

いろいろな事例を調べてきました。例えば、カフェ、道の駅、ホテル、レストランや美術館にするという新しい活用法がありますが、その中でも1番魅力的に感じたのが、ホテルとして開放するというもので、部屋ごとに何人かで借りたり、学校全体を貸切にしたりするのです。調べた限りでは、日本でも事例がかなり少ないので、北海道にできれば、旭川は北海道のほぼ真ん中ですし、人も集まってくるおかげで観光資源にもなるのではないかと考えました。その小・中学校に、実際に通っていなかったとしても「あったあった、こういう下駄箱」や「こういう階段懐かしいね」のように通っていた大人たちなどが、懐かしんで面白がって楽しんで活用してくれると思いました。
実家の近くにも美術館として使っている小学校がありまして、そのような活用法もいいのではないかと思ったのですが、アピールがとても重要だと思いました。

市長

どうもありがとうございます。美術館として使っている学校はどこですか。廃校になった所ですか。

参加者

美瑛町の西美小学校で、廃校になった所です。

市長

廃校になった学校でしたら、ホテルなどで活用できるでしょうし、廃校になっていない学校でも、夏休みや冬休みなどの休みの時に、もし教室などが空いていて、そのような貸出しの仕方が可能で泊まってくれるのであれば、面白い取組だと思いますので研究します。

参加者

小・中学校ということで、グラウンドに目線を置いたのですが、夏と冬で活用の仕方を変えて、今、少子高齢化なので、高齢者に使ってもらうことを考えました。
公園などでラジオ体操をしている人や、いろいろな所でウォーキングや散歩をしている人を見かけるので、それらをグラウンドでやると高齢者がたくさん集まり、憩いの場になり、楽しく活用してもらえるのではないかと思いました。
それで、冬は子供たちが雪像を造って、それをいろいろな人たちが見にきてくれる雪像展示場みたいな感じにすると、夏も冬もグラウンドが使えて、いろいろな人たちが活用できていいと思いました。

市長

夏休みだけですが、朝6時30分ぐらいから児童・生徒が集まり、ラジオ体操をしている小・中学校が何校かあるので、高齢の方は公園でやることが多いのではないかと思います。夏はラジオ体操やウオーキング、冬は雪像などで空いているスペースを有効に活用することは、地域と学校がより近くなる取組ではないかと感じました。
今年から、市内の小・中学校にコミニティ・スクールというものを立ち上げる取組がスタートしました。コミニティ・スクールは、皆さん聞きなれない言葉かもしれませんが、学校が地域と今まで以上に連携し、意見交換して、地域の人も学校に入っていこうというものです。今までPTAと学校とは意見交換をしていましたが、PTAとは別に、自分の子供が学校に通っていなくても、例えば地域の町内会などの団体と学校が一緒にラジオ体操などの地域の子供たちを集めたイベントを開催できる可能性が広がっていくことを期待しています。

参加者

先程、ホテルという話がありました。ホテルとは少し違うかもしれませんが、小・中学校の校舎を合宿に活用できたらいいと思います。北の高校生会議の関係で青少年の家をよく使いますが、旭川のまちなかにはそのような泊まれる施設がありません9月にまた同じようなイベントを開催して、その時は春日青少年の家を使う予定です。青少年の家もいいのですが、利便性に欠けるので、まちなかにある施設を使ってできたらいいと思います。小学校を合宿するための場所として使え、公園をにぎやかに遊ぶ時に使えると、合宿を行うイベントに向いていると思います。
あと、そのようなイベントやココデなどで行われる地域のイベントなどは、グラウンドも開放できたらいいと思いました。

市長

先程の、ホテルとして活用する話もそうですが、校舎を合宿所として活用し、グラウンドも活用することは、空いている時にはできる可能性があると思います。今も、何かイベントの時だけグラウンドを使う場合がありますが、活用法を更に広げられると思います。
春日青少年の家も昔は小学校でした。今から40年ぐらい前の、私が小学生の時にはすでに廃校になっていて、春日青少年の家という名前になっていました。かなり古くなっていますが、今もまだ使ってもらえるように開放しています。

参加者

小・中学校というのは、同級生と過ごした思い出深い場所だと思いますが、高校生、大人になった時に、とても訪れにくく感じてしまいます。高校生になってから、久しぶりに小学校に行きたいと思っても、もう知っている先生方もいらっしゃらなかったり、いつ行っていいのか分からなかったり、本当に行きづらくなってしまいます。私の父も、私が小学校に入ってから久しぶりに学校に行くことができたと言っていましたが、保護者だけではなく、地域の方も来られるように、旭川の総合体育館などで行われているイベントを学校で開催すれば、地域の方も気軽に来られるのではないかと思いました。

市長

たしかに卒業すると学校に行く機会があまりなくなってしまいます。何か用事があれば行けますが、用事がないとなかなか行けないので、さみしいと思います。私も自分の卒業した学校を訪れる時に、事前連絡なしに行くのは難しいと感じますので、気持ちがすごく分かります。学校で、地域の人や地域以外の人も入れるようなイベントがあれば、久しぶりに行ってみたいと思っている人が、そのイベントに合わせて学校に行くということも増えるかもしれません。

参加者

小・中学校を、通う子たちと地域の方々とのつながりを深めるために利用できたらいいと思います。具体的な活用法としては、夏休みや冬休みなど児童・生徒が学校からいなくなる時に、地域の方々が出入りしても安全だと思うので、地域の方々が趣味などで利用できたらいいと思います。例えば、お手玉教室を教室やホールを使って開催するなど、小・中学校の児童・生徒も地域の方々も楽しめるような使い方ができたらいいと思います。
あとは、小・中学校の児童・生徒が、普段、美術などで描いている作品などを、一般の方々に披露する機会はあまりないと思うので、夏休みや冬休みを利用して一般の方々向けに展示すると、もっと公共施設として使いやすくなると思います。

市長

夏休みや冬休みの期間中は、部活動などで使っている所もありますが、空いている所は活用できる可能性があると思います。今は学校の話ですが、例えば公民館などで行われている陶芸教室などの文化教室は、公民館の貸し室数に限りがあり空きがなくて、開催したくても場所がない団体や個人が多くいます。休みの日に学校を開放し、公民館の代わりに使えるようにすると、利用する人は多いと思います。子供たちが使っていない時間帯のみになるので、公民館ほどは使える時間は多くないと思いますが、活用法として検討します。

テーマ2

市長
意見交換の写真1
意見交換の様子

二つめのテーマはプールの新しい活用法です。
今、旭川市内に約70の小・中学校があり、その中で小学校のプールが46か所、公園のプールが4か所、建物の中にあるプールが2か所あり、公共的な施設としてのプールは市内に52か所あります。その他に民間のスポーツクラブなどのプールが何か所かありますが、公共施設のプールはほとんどが屋外にあるため、使用期間が6月から9月までとなっていて、実際泳ぐことができるのは7月の下旬から8月の中旬までで、あとは寒くて使えないなど、使用できる日が限られています。屋内型にして年中使えるプールにすると、建設費も維持費も多く掛かり、財政的に難しいところがあります。また、現状のプールが古くなってきているので、順次改修しなければなりません。なるべくお金を掛けずに、プールとしての機能も維持する、あるいはその施設全体を何か他の形で利活用するという視点から、お話を聞かせてもらいたいと思います。

参加者

先程、財政的に厳しいという話の中にもありましたが、学校のプールを完全に屋内化して、プールの使用期間を長くしたらいいと思います。屋根を付けることで、雨ざらしにならないので、老朽化も少し遅らせることができるのではないかと考えました。
その他には、使われていないプールの使い方として、プールを整備してその近くに家を建て、お金持ちの家のようにして、家ごと売るとか、コテージのようにして、素泊まりに来た人に貸し出すとか、あと、建てる家の規模を大きくし、プールがあるホテルにするのもいいと思います。そのような場所で過ごすことによって、普段の生活とは違う特別感を得られるのではないかと思いました。
他の場所で行われている事例としては、プール内部の端に階段を置き、プールの中自体を公園のように開放して多目的スペースにしたり、プールの上に蓋をして、倉庫にしたり展示スペースにしたりという活動も行われているようです。

市長

今言ってくれたように、屋根が掛かっていないために、雨ざらし、雪ざらしになり、施設の老朽化に拍車が掛かることはあります。それが結果的には、長い目で見るとお金が多く掛かることにつながるかもしれないので、例えばプールの数を減らし、その代わり完全屋内で冬も使えるようにしていくのも、あり得る話だと思います。そうではない所は、今ホテルの話も出ましたが、プールに何かを併設することにより、学校だけではなくいろいろな人たちも使えるプールになると思います。また、年中使えるようになると、利用者が増えると思います。今のままでは使える季節が限定されるので、学校以外で使うのは難しいかもしれません。

参加者

今ある約50のプールのほとんどが屋外にあるということで、雪が積もってて使用できない状況が続くと思いますが、プールに積もった雪を整備して雪合戦や雪を使った競技などに活用できたらいいと思います。公式に展開している雪合戦をスポーツとしてやるのもいいですし、子供たちの遊びでの雪合戦など、雪を使った遊び場にするのもいいと思います。

市長

冬期間の活用法で、雪合戦もそうですし、雪の遊び場として、うまく冬季もプール以外に活用できないかという話だと思います。私も冬、車などで学校の前を通ると、プールが雪に埋もれて、もったいないと思っています。何か活用の仕方はないかですとか、雪ざらしになっていたら何年かするとプールの下の塗装が剥げてしまうなどと考えますが、そうならないように努めたいと思います。

参加者

旭川市の冬の体育の授業として、スキー、歩くスキーがあると思いますが、スケート授業はあまり聞かないので、プールに氷を張ってスケートの授業ができたらいいと思いました。

市長

今は小・中学校にスケートリンクがほとんどありません。市内では豊岡にある東町小学校にあるのみですが、市が整備しているスケートリンクです。市の屋外スケートリンクとしては、他に花咲スポーツ公園内に1か所、期間限定で駅前にゆっきリンクという無料のリンクを整備し、屋内ですと大雪アリーナがあります。
私が小学生の頃は学校にスケートリンクがありました。それは、学校の先生や保護者などがグラウンドに水をまいて作ってくれたものでした。それで、スケート授業もありましたし、スケート大会も毎年ありました。学校の先生も保護者も大変だということでどんどん減り、今は学校で管理しているスケートリンクがある学校は1校もないと思います。昔のやり方では難しいと思いますが、違う形でスケート場をより多く作れたら、スケート授業もスケート大会もできますので、旭川からスケートのオリンピック選手が出てくるのではないかと思います。近年、スキーやスノーボードの選手は、旭川出身でオリンピックに出た人がいますが、スケート選手はいません。昔、永山に大塚というスケート選手がいましたが、すぐそばにあったリンクで練習をしてオリンピック選手になりました。リンクがそばにあると、活躍する選手が出てくる可能性があると思います。

参加者

あちこちにあるプールを1か所にまとめて屋内の施設にし、プールが遠くなる地域の方には、シャトルバスを走らせるなどして交通の便を整えたらいいと思います。健康のためにプールで歩くなどする高齢の方もいると思うので、年中使えるようにしたらいいのと、25メートルプールだけではなく、水深が深いものや飛び込みの設備を整えて、スポーツ合宿などの誘致をしたり、また、そのような施設があることによって、今の旭川ではできないような競技を新たに始める子供が増えると考えました。

市長

今、話を聞いていて、市内に、短い期間しか使えない屋外のプールを50か所作るのと、年中使える屋内のプールを5か所作るのとでは、どちらの方がより多くお金が掛かるのか計算してみたいと思いました。50か所作るよりも5か所作る方が安いのではないかと思いますが、そうするとプールが遠くなる地域が出てきますので、授業の時にはバスを走らせたり、中学生ぐらいになると天気がよい日は自転車で行くですとか、いろいろ工夫のしようによってはそのようなことができるので、検討します。

まとめ

市長

一つ目のテーマ、二つ目のテーマも含めて、全般的に、限られた資源、財源の中で公共施設をどう維持していくか、皆さんから意見を聞かせてもらいたいと思います。

参加者

学校を宿泊施設として利用する場合、料理の提供も必要だと思いますが、その際に、学校給食を提供できたらいいと思います。理由は、学校で学校給食を提供するということ自体が付加価値になるので、満足してもらえると思ったからです。学校給食は基本的に学校に通っている子供たちにしか提供されないものなので、普段給食を食べることができない人に食べてもらい、その人から意見をもらうことなどによって、どんどんおいしくなっていき、子供たちの満足度も上がっていくと思うので、そのような給食センターの活用を考えてもらいたいと思います。

市長

給食センターや給食調理場は、夏休みや冬休みなどの学校が休みの間は稼働していません。給食センターや給食調理場は市の直営ですけれども、今後は民間に委託して給食を作ってもらうこともあるかもしれません。検討しているところですが、学校が休みの時も給食を提供するということは、給食センターなどの有効活用につながるし、そこで働く調理員は、現状では夏休みや冬休みは仕事がないのですが、その時にも仕事があれば給料も貰えるし、ホテルとの連携も可能になると思うので、検討していく必要があると思います。

参加者

最初の方は少し公共施設と離れますが、今後、公開される「羊と鋼の森」や、少し前に公開された「写真甲子園」など、旭川周辺でロケが行われた映画などを近年目にするようになったので、ロケ地を活用し、先程あげたホテルなどとイベントで旭川市全体を盛り上げていけると、観光資源として活用でき、より公共施設の維持がしやすくなるのではないかと思いました。

市長

「羊と鋼の森」は旭川でロケが行われました。「写真甲子園」の舞台は東川ですけれども、この辺りの風景がテレビや映画に出て、それがヒットするとロケ地を観にくる人たちがいます。それで、まちおこしにつながる例もあるので、私たちも映画やテレビドラマの誘致をしています。ヒットしないと、まちおこしにはつながらないという面もありますが、大きな経済効果がもたらされることもあると思いますので、ロケに使ってもらえるように、この地域をいろいろな人にPRしていかなければならないと思っています。

参加者

テーマ1と関連したことなのですが、先程、廃校になった学校を美術館にしたというものがありましたが、その美術館にすることの延長として、簡単な申請をするだけで、その建物にラフな絵を描けるような場所ができたらいいと思います。それと同時に、カフェなどを併設し、アートと飲食を楽しめる場を作って、旭川で活動しているアーティストなどの発展の場になればいいと思っています。

市長
意見交換の写真2
意見交換の様子

これから頑張っていこうという若いアーティストやいろいろな将来を目指していく人たちは、まだ資金力がないですから、あまりお金を掛けずに比較的自由に使えるスペースとしての活用は、今、旭川にはそのような場所が少ないので、廃校になった建物の活用として可能性があると思いました。
旭川にも廃校になったところが多くあり、活用例としては、東旭川の第四小学校だった建物が、今は福祉施設として使われていたり、同じく東旭川の第一中学校だった建物は、今、工場として使えないかと協議しているところです。市立の北都商業高校も廃校になり、校舎がもったいないので活用法を募集していますが、応募がありません。神居古潭にカムイスキーリンクスというスキー場があり、その入口の所の神居古潭小中学校も、廃校になって11年くらい経ちますが、まだ活用法が決まっていません。市内には空いている学校はいくつもあります。比較的、程度のいい状態であれば、そのような若い人たちに使ってもらうという活用法もいいと思います。

参加者

先程から意見交換を聞いていると、地域の人たちとふれあうというのが、キーワードになっているように感じました。
小・中学校の新しい活用法としては、旭川は特に高齢者が多いと思うので、その地域の住民たちがふれあえる施設にするのがいいと考えました。
プールの新しい活用法では、高齢者とプールをつなげると何がいいだろうと考えましたが、プールに冷たい水ではなく温かい水を入れ、銭湯のような温泉のような施設を造れば、プールが温泉になっているという話は聞いたことがないので、話題性があり、人が集まるのではないかと考えました。

市長

確かに冷たい水だと使用用途が限られてしまうので、温水にすると、いろいろ活用できるかもしれません。

市長お礼のあいさつ

今日はありがとうございました。1時間という短い時間でしたので、時間の関係で発言してもらえなかった人もいるかもしれません。申し訳ありません。今日言い切れなかった部分があれば、ぜひ改めて市の方にどんな形でも結構なので伝えてもらえたらと思いますので、よろしくお願いします。
今日は勉強になりました。皆さんの話を楽しく聞かせてもらいまして、やはり50歳に近づくと頭が柔らかいと思っていても随分固くなっていると感じました。皆さんのように柔軟な発想でいろいろなことを考えられる人たちがいることは、大事だと思います。ぜひ、市役所の中で検討し、少しでも皆さんの意見を踏まえて、市の公共施設が更に魅力的に、そして限られた財源の中で有効活用できるように、知恵を絞っていきたいと思います。
皆さんのような20代前半から10代後半ぐらいの大学、高専、高校の人たちが行政、政治、まちづくりなどに関心を持つ機会は少ないと思います。皆さんは、問題意識を持っていると思いますし、それは大事なことです。
今日はこのような限られたテーマでの話ではありましたけれども、これから学校を卒業して社会人になり働いていくと思いますが、ぜひ様々な場面でいろいろな事に問題意識を持ち、そしてその問題意識をいろいろな所にぶつけてください。そして、いずれ皆さんがその問題を解決することができる立場になっていきますので、その時には思い切りその解決に向けて全力で頑張ってもらいたいと思います。皆さんには、今の気持ちを大事にしながら、どんどん成長していってもらいたいと期待しています。
今日は休みの日にもかかわらず、本当にありがとうございました。

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