2021年6月17日臨時記者発表(テキスト)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2021年6月7日

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令和3年度 新型コロナウイルス感染症に関する第2次追加対策(その2)について

皆様、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。

先ほど、第49回本部会議におきまして、新型コロナウイルス感染症に関する第2次追加対策(その2)を取りまとめましたので、皆様にご報告させていただきます。

お手元の資料、「令和3年度 新型コロナウイルス感染症に関する第2次追加対策(その2)」をご覧ください。
まず、資料に記載の事業費は、基本的に「億千万円単位」の概数となっております。

本市におきましては、5月29日から防災センターで、6月5日からは旭川駅前及び旭川西のイオンモールで、土曜日、日曜日のみではありますが、高齢者に対するワクチンの集団接種を進めております。
現在、65歳以上の方の接種を進めていますが、6月17日時点で、11万7千人の対象者に対して2万5千64人の方が接種しており、接種率は21.4%となっています。

北海道全体での接種率は29.7%ですので、旭川市の接種率が道全体よりも低い状況にあります。

何とか7月末までに65歳以上の方の接種を終わらせるべく、会場の拡充等に向けて準備を進めているところであります。

この度の追加対策につきましては、これらの体制強化を図るとともに、国からの生活困窮者に対する自立支援金を支給するものとなっております。

はじめに、予算規模につきましては、事業費ベースで4億8千万円、財源は全額国庫支出金となっております。

対策の内容につきましては、まず、左側の「医療・保健対策」でありますが、予約コールセンターの回線増設、集団接種機会の拡充、町内会単位による集団接種会場までのバス送迎、接種協力医療機関を持たない高齢者施設への医師等の派遣、休日等に接種を行う医療機関への委託費の増額に、合計で4億1千万円を計上しております。

なお、予約コールセンターにつきましては、「もう1枚の資料」をご覧いただきたいと思います。

既にホームページなどでお知らせしているところではありますが、6月18日、金曜日の午前8時45分より、新たに予約専用のコールセンターを開設します。
現状の27回線に加え、新たに30回線を増やし、57回線で対応することで、電話予約の際のつながりにくさの改善に努めます。

また、こちらも既にお知らせしているところですが、集団接種につきましては、イオンモール旭川駅前で6月21日から、防災センターで6月28日から、平日も実施します。
防災センターは、平日のみ町内会の団体接種専用の会場として使用することを予定しております。
さらに、イオンモール旭川西でも平日の接種について検討しているところであり、地場産センターでの集団接種会場の準備も進めています。

決まり次第改めてホームページなどでお知らせいたします。

また、追加対策の資料に戻っていただきまして、右側の生活者の視点からの「経済対策」でありますが、社会福祉協議会が実施する、総合支援資金の再貸付を終了した世帯、または、再貸付について不承認とされた世帯であって、収入要件等を満たす世帯を対象に、生活困窮者自立支援金を支給する経費として7千万円を計上しております。
以上が、第2次追加対策(その2)の内容であります。
本市における感染状況は、医療関係者をはじめ、市民や事業者の皆様の懸命なご努力により、6月14日には新規感染者がゼロとなるなど、落ち着きを取り戻しつつあります。
しかしながら、依然として感染者が確認されている状況にあり、引き続き、感染防止対策に向けた取組を徹底していかなければなりません。

今回の追加対策により、まずは65歳以上の高齢者に対するワクチン接種を7月末までに終えられるよう、集団接種を毎日に拡大し、町内会ごとのバス送迎も実施いたしますので、自らの命と健康を守るため、また、これ以上の感染拡大を防止するため、引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。

本市といたしましては、今後とも、「市民の命」と「地域経済」を守り抜くため、事態の状況に応じ、また、市民や事業者の皆様の状況を踏まえながら、更なる追加対策を講じてまいりたいと考えております。

私からは以上であります。
どうぞよろしくお願いいたします。

質疑応答

北海道新聞

6月20日に緊急事態宣言が解除される見通しですが、その後、まん延防止等重点措置などを市として要請する状況にあるのか、若しくは要請しなくても往来の自粛などお願いするものがあるのか教えてください。

市長

旭川においては、新規感染者がゼロという日もあり、非常に落ち着いた状況です。

一方で、医療機関では数十人が入院しており、医療現場では依然厳しい状況が続いていることに変わりはありません。

道と情報交換していますが、感染拡大に向けて気を抜くことはできないと伝えており、最終的には道に判断してもらいたいと思っています。

北海道新聞

まん延防止等重点措置を個別にお願いはしていないということですね。

市長

話題としては出していますが、要請まではしていません。

北海道新聞

職域接種について、旭川市として実施するとか、市内の民間企業や大学で動きがあるということが、もしわかれば教えてください。

市長

国から千人程度以上と指針が出ているため、市内には民間で合致する企業はないと思われるますが、例えば、同業の皆さんや家族も含めてだと千人規模以上になると思うので、現時点で具体的な名前は挙がっていませんが、職場、職域での接種をできるように、情報提供や支援、誘導をしていきたいと考えています。

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