2021年6月7日臨時記者発表(テキスト)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2021年6月7日

ページID 073369

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新型コロナワクチン接種について

新型コロナワクチン接種についてお知らせいたします。
明日、6月8日から65歳以上の方を対象に含め、受付を開始いたします。これまで75歳以上の方を対象に、コールセンター等での予約を受け付けてまいりましたが、「電話がつながらない」「インターネットでの予約で埋まってしまった」とい
った声が多く寄せられたことから、明日以降のコールセンターとインターネットでの予約方法を、当面の間、次のとおりといたします。お手元の資料「6月8日からの予約方法」をご覧ください。
まず、予約する日と接種される方の誕生日の日にちが偶数か奇数かで振り分けて予約を受付いたします。明日、6月8日は「8日」ということで偶数日ですので、接種される方の誕生日の日にちが偶数の方を予約対象といたします。例えば、私が65歳以上だとして予約をしようとすると、私の誕生日は11月7日ですので、7日は奇数日のため、明日8日は予約受付の対象ではないということになります。
偶数日と奇数日では、予約枠を平等に分けて受け付けます。
どちらのほうが取りやすいといったことはありませんのでご安心ください。
この偶数日、奇数日での予約受付は、今月中旬に予定しているコールセンターの回線拡大までの間の電話混雑緩和のための対応となりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
また、8日、9日の受付開始後は、電話が殺到することが予想されますが、予約枠については、毎日用意いたします。

また、コールセンターとインターネットのそれぞれに予約枠を設けていますので、電話がつながらない間にインターネットからの予約で全て埋まってしまうということもありません。
今後、医療機関での予約枠の拡大や、協力医療機関の増なども予定しています。希望される皆様全員にワクチン接種を実施いたしますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
次に、町内会単位での団体接種についてお知らせいたします。
お手元の資料「旭川市新型コロナワクチン団体接種について」をご覧ください。
今回のコロナワクチン接種の予約については、特に高齢者の方から、「コールセンターやインターネットでの予約が難しい」「集団接種会場まで行くのが難しい」といった声をお聞きしております。
そこで、旭川市では、個人での予約をすることなく、町内会単位でお申し込みいただければ、地域ごとに市があらかじめ指定する日時及び場所において、集団接種会場まで、バスで送迎する「団体接種」を実施することといたしました。
また、地域まちづくり推進協議会や市民委員会とも協力し、団体接種に関する相談窓口を地域の拠点施設であります支所などに設置し、地域全体で事業を推進してまいります。
既に各町内会には、お知らせの文書を発送いたしておりますので、そちらをご覧いただき、不明な点は地域の各支所等にお問い合わせください。
なお、地域ごとの接種日やバスの乗降場所は、お知らせの文書に記載しております。
最後に、看護師の募集についてであります。
前回の会見で、本市ワクチン接種業務に従事してくださる看護師の方を募集することをお知らせいたしましたが、6月4日までに65人の応募があり、ワクチン接種会場の運営に当たり、十分確保できる見通しとなりました。たくさんのご応募をいただき、大変感謝しております。現在、登録は締め切らせていただいておりますが、今後の状況を見て、更に強化が必要となった場合には、改めて募集をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上です。

質疑応答

朝日新聞

ワクチンの予約枠を毎日用意しているということですが、各日の数字を教えてください。

それと、コールセンターとインターネットの予約枠の内訳も教えてください。

市長

公開している予約枠は8千件あります。

明日から一日1,100人分の予約を取っていきます。

内訳はコールセンター550人、インターネット550人です。

朝日新聞

コールセンターの回線が増えたら、誕生日での振り分けはやめるのですか。

市長

そうです。

現在のコールセンターの27回線が57回線に増えると、誕生日で分けなくても対応できると想定しています。

朝日新聞

回線を増やしてもワクチンの予約枠が増えないと問題は解消されないと思いますが。

市長

順次、予約枠も増やしていきます。

朝日新聞

奇数日、偶数日は根本的な解決にはならないが、一瞬の集中を防ぐためですか。

市長

かかってくる電話の数を半分ぐらいに減らすことができるのではないかと思っています。

これまで電話がつながらないという声が多かったため、緩和ということで御協力いただきたい。

朝日新聞

電話がつながっても予約枠が埋まっているなら、不満は変わらないと思いますが。

市長

「次はいつから予約を受け付けるのでまた電話してください」とお伝えできるだけでも違ってくるかなと思います。

補足ですが、現在、市内に65歳以上の方が11万7千人います。

その8割の方が受けると想定すると、9万3千6百人の方が対象と考えられます。

1回目の接種については、7月19日の週にはある程度の目処がつくと思う。

2回目の接種は、お盆前には終えることができると計画しています。

民間病院やかかりつけ医の協力を拡充できれば、7月中に2回目の接種を終えられる可能性もあります。

朝日新聞

75歳以上の方の予約状況は。

市長

システムの都合上、接種したけどまだ数字に反映されていないデータがあります。

75歳以上の方が6万3千人いるうち、6月6日時点で3万5千人の方が予約したが、その中には65歳から74歳の方も含まれていました。

3万5千人の中の年齢の内訳が把握できていませんが、1万人増やした分は昨日の時点で5千人は予約が入っていて、今日1千人の予約が入ったとして6千人。

合計4万1千人ぐらいが予約していると思います。

75歳以上の方で6~7割の人が接種を希望していると想定しています。

朝日新聞

6~7割が予約済みということですか。

市長

そうです。

朝日新聞

実際に予約された方は3万5千人よりも多いということですか。

市長

3万5千人はちょっと古い数字で、75歳以上の方は4万から4万1千人は予約してもらえたと想定してます。

朝日新聞

予約または1回目の接種ということですか。

市長

接種した方も含めてです。

北海道新聞

明日からの予約方法ですが、偶数日、奇数日に分けるルールを報道機関が周知するが、明日の8時45分から予約開始で、知らない人が申し込むとそれは受け付けされて、電話しない人が損をする仕組みではないですか。

市長

今日伝えて明日からなので、周知期間が短く申し訳ありませんが、協力できる範囲でお願いしたいと思います。

北海道新聞

前日発表は遅いのでは。

市長

先週から問題意識を持って発表のタイミングを検討していましたが、明日から始まるということで、本日記者会見して明日の朝刊で周知してもらうほうが、先週から周知するよりインパクトがあると判断しました。

北海道新聞

道新にも問い合わせの電話が来るので、もう少し早く周知してほしい。

市長

承知しました。

北海道新聞

団体接種はいつからですか。

市長

6月25日締め切りなので、6月下旬から接種会場に行ってもらう体制を組みます。

2回目の接種が8月上旬に終わるようスケジュールを組みたいと考えています。

東旭川地域では民間の病院で町内の集団接種を受け付けてくれるところがあり、ここについては6月25日の締め切りを待たずに、6月19日か20日頃から集団接種が始まります。

北海道新聞

対象は町内会だけですか。

市長

そうです。

市内にある約1,200の町内会が対象です。

北海道新聞

職場とかは想定しないのですか。

市長

職場だと65歳未満の方が多いと思うので、64歳以下の方の接種券を発送するときには検討していきたい。

北海道新聞

町内会に入っていない人は。

市長

それぞれの町内で運用方法も異なることから、町内の判断に任せます。

旭川市としては、町内会に入っている入っていない問わず、町内からの申請により受付をいたします。

読売新聞

団体接種という取組について、どのような狙いがあるのか教えてください。

市長

当初から町内会単位での団体接種は、内部で色々と検討してきていた一つの柱でした。

移動手段がない方やインターネットが利用できない方々が一定数いるため、簡単に予約できるように町内会の利用が有効だと判断しました。

それぞれの町内の皆さまからは好評をいただいているため、軌道に乗せていきたいと考えています。

読売新聞

好評というのは何人に聞いたのですか。

市長

これまでの町内とのやりとりの中でです。

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