令和7年度彫刻美術館本館の展覧会
彫刻家の素描展2025 中原悌二郎賞受賞作家による
旭川市彫刻美術館では、彫刻作品のほか、彫刻家が手がけた素描や版画など、約900点に及ぶ平面作品を収蔵しています。
本展では、その中から、中原悌二郎賞を受賞した作家による素描をはじめとする平面作品を紹介いたします。
中原悌二郎賞は、1970年に旭川市が創設して以来、本年度で第44回を迎えます。これまでに日本の現代彫刻界を代表する多くの作家が受賞しており、その作品群は、中原悌二郎に始まる日本近代彫刻から現代への歩みを映し出しています。具象彫刻を主体とした表現から、現代へとつながる空間を意識した立体造形へと展開していく流れを辿ることができます。
彫刻家は、素材と向き合いながら彫刻を制作する過程で、構想スケッチやドローイングを描き、制作理念を平面に託すことがあります。また、立体の制作と並行して平面作品に取り組み、その表現領域を広げている作家も少なくありません。
本展では、こうした彫刻家たちによる平面表現に光をあて、創作の根底に息づく造形的な魅力を探ります。
彫刻家の素描展2025チラシ(PDF形式 870キロバイト)
- 会期:令和7年9月12日(金曜日)~令和8年1月12日(月曜日・祝日)
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月30日~1月4日)
- 時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 会場:中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館1階展示室(旭川市春光5条7丁目)
- 観覧料:一般450円/高校生300円/中学生以下無料 ※常設展観覧料を含む。各種減免規定あり。
- 主催:中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
遊び心の彫刻展
「フフフ」と笑っているような石、「人」をモチーフにしていることはわかるけれどもなんだか不思議なかたち、目では見えないものや気持ち・思い出を「形」にした作品、癒しの動物たち、木のおもちゃ…。「彫刻」作品の中にも様々なものがあります。
本展では、彫刻家たちの造形意欲が生み出した、ユーモアにあふれる表現、常識にとらわれない柔軟な発想、そして時に込められた皮肉や対象への愛情など、自由で豊かな創造力に触れることができるよう、旭川市彫刻美術館の収蔵作品の中から、作家たちの「遊び心」が感じられる作品をご紹介いたします。また、旭川を拠点に長くご活躍された彫刻家・板津邦夫による『木のおもちゃシリーズ』などの中から、作者の遊び心により制作された作品を合わせてご紹介いたします。
「彫刻は難しい」というイメージから離れ、作品のかたちを楽しみ、ユーモラスな表現に出会い、そして作家の思いを想像するなど、さまざまな楽しみ方でぜひご覧ください。
『遊び心の彫刻展』チラシ(PDF形式 2,371キロバイト)
- 会期:令和7年7月5日(土曜日)~令和7年9月7日(日曜日)
- 休館日:9月1日(月曜日)
- 時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 会場:中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館1階展示室(旭川市春光5条7丁目)
- 観覧料:一般450円/高校生300円/中学生以下無料 ※常設展観覧料を含む。各種減免規定あり。
- 主催:中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
お問い合わせ先
旭川市教育委員会 社会教育部文化振興課中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
〒070-0875 北海道旭川市春光5条7丁目
電話番号: 0166-46-6277 |
ファクス番号: 0166-46-6288 |
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)及び12月30日から1月4日までを除く)