忠別川水系

情報発信元 水道局総務課

最終更新日 2016年2月24日

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忠別川水系では、忠別ダムを備える忠別川を水源とし、忠別川取水堰から取水した河川水を忠別川浄水場で処理し、配水場を経て需用者へお届けしています。

忠別ダム

忠別ダム

大雪山連峰の白雲岳に源を発し、天人峡の渓谷より旭川市へ流れる忠別川の上流に、忠別湖があります。この忠別湖は、昭和50年代の石狩川流域大洪水を契機に建設が望まれ、平成19年3月に完成した忠別ダムによってできた人造湖です。忠別ダムは、忠別川及び石狩川の洪水調節のほか、かんがい用水の供給、水道用水の供給、水力発電などを目的とする多目的ダムです。

形式

重力式コンクリートダムとフィルダムの複合ダム

ダム高さ

コンクリート部 86.0メートル フィル部 78.5メートル

堤頂長

885.0メートル(コンクリート部 290メートル フィル部 595メートル)

堤体積

9,444千立方メートル(コンクリート部 1,007千立方メートル フィル部 8,437千立方メートル)

総貯水量

93,000千立方メートル

有効貯水量

79,000千立方メートル

工期

昭和59年から平成19年

目的

洪水調節・農業用水・水道用水・水力発電、流水の正常な機能維持

忠別川取水堰

冬期における取水対策

忠別川取水堰

旭川市は北海道のほぼ中央、上川盆地の中心部に位置しています。このため、典型的な内陸型気候条件を有しており、夏には気温が30度を超える半面、冬は氷点下20度以下になる日もあります。また、年間降雪量は5メートルから8メートルにも達し、降雪期間も約5か月間にも及びます。
河川の結氷、氷塊又はアイスジャム(シャーベット状の氷塊)等の流入による取水障害を未然に防ぐため、目視やカメラによる監視、水中ポンプ等による結氷又はアイスジャムの流入防止、重機による氷塊等の除去等の対策を行っています。

忠別川浄水場

忠別川浄水場
 

戦後の復興に伴う水道敷設の要望が高まったことから建設され、昭和27年に給水が開始されました。その後の各拡張事業の中で順次拡充整備が行われてきました。浄水能力は45,650立方メートル/日です。給水区域は西神楽、神楽岡地区等旭川市全体の約3割をまかなっています。

計画施設能力

45,650(45,650立方メートル/日)

現在施設能力

45,650(45,650立方メートル/日)

水利権

  • 自流
    45,000(45,650立方メートル/日)
  • ダム
    0(45,650立方メートル/日)
  • 合計
    45,000(45,650立方メートル/日)

(補足)忠別ダム使用権 60,000立方メートル/日 設定済

忠別川浄水場周辺地図

配水場

  • 千代ヶ岡配水場
  • 新千代ヶ岡配水場

お問い合わせ先

浄水課 忠別川浄水場

電話番号

0166-83-3663