直結給水システムについて

情報発信元 水道局総務課

最終更新日 2020年4月1日

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旭川市水道局では、受水槽(貯水槽)における衛生上の問題を解消するため、水道水を配水管から蛇口まで、直接お届けする直結給水システムの普 及を進めています。
直結給水システムには直結直圧給水方式と、直結増圧給水方式があります。

直結直圧給水方式

配水管から直接蛇口まで給水する方法です。
5階までの住宅、共同住宅、事務所ビル等が対象です。(地域によって水圧が異なりますので、対象にならない区域もあります。別図、水圧区域図参照)給水方式(図1)

直結増圧給水方式

給水管の途中に増圧設備を設置し、直接中高層階へ給水する方法です。給水方式(図2)

(補足)給水方式(参考図)

直結直圧給水方式
直結直圧給水方式(図1)
受水槽を経由せず直接
配水管の水圧のみで各戸
給水する方式(5Fまで)
直結増圧給水方式
直結増圧給水方式(図2)
受水槽を経由せず増圧
ポンプで中継し各戸に
給水する方式(10F程度まで)

直結給水システムの適用除外施設

以下のものについては、直結給水システムの適用を除外します。

  • 一時的に多量の水を使用する建物
  • 常時一定の水道の供給が必要で断水による影響が大きく、貯留機能が必要な施設
  • 毒物、薬品等危険な物質を取り扱う工場等

直結給水システムのメリットとデメリット

メリット

  • 配水管から直接給水することで、貯水による水質悪化のリスクが軽減されます。
  • 配水管の水圧を有効利用できるため、省エネルギー化の効果があります。
  • 受水槽(貯水槽)設置スペースを有効利用できます。
  • 受水槽の点検・清掃が不要になります。

デメリット

  • 断水すると、貯水機能がないため、水道が使えなくなります。
  • 停電すると増圧ポンプが停止するため、水道が出なくなる可能性があります。

事前協議

申請される給水装置の内容によっては水圧区域図のとおり承認にならない場合がありますので、水道局との事前協議が必要です。

受水槽以降の各戸検針制度

受水槽以降における各戸検針制度があります。詳しくは、水道局にご相談ください。

工事の申込み

旭川市給水工事指定店に直接お申込みください。

詳細についてのお問い合わせ先

直結給水・受水槽以降の各戸検針制度に関すること

管路管理課給排検針係

電話番号 0166-24-3140

水圧区域図

(補足)この区域図は参考図ですので、直結給水に変更される方は事前にご相談下さい

水圧区域図