永山地域世代間交流事業
情報発信元 永山支所
最終更新日 2018年4月1日
ページID 063652
永山地域世代間交流事業
事業実施期間
平成29年8月1日から平成30年3月7日まで
事業内容
1 実施事業の概要
近年の少子高齢化の影響を受け、核家族化が進み特に高齢者のみの世帯が急増し、孫世代との交流が途絶え寂しい日々を送っている方が多くなっている現状を踏まえ世代間交流の促進を図ることを目的として実施したものである。
本事業は、平成28年度において「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」の助成を受けて「食事づくりと昔遊び」の1事業を実施したが、大きな事業効果が認めれたことから、平成29年度は新たに3事業を加えた計4事業を実施した。
2 実施団体
永山地域世代間交流事業実行委員会
(永山まちづくり推進協議会委員、永山第2地区社会福祉協議会、旭川大学短期大学部、永山地域包括支援センター、永山児童センターで構成された組織)
3 主な活動
(1)会議の実施
計画した4事業ごとに概ねか月ほど前から2回から6回程度の実行委員会を開催し、事業の具体的実施方法等を協議し円滑化に努めた。
(2)4事業の実施
世代間交流の趣旨から事業実施に当たっては多くの多世代の方の参加を得て実施することが望まれることから、地域住民の方に広く事業趣旨及び目的等についてPRすることが必須となる。このため、各事業ごとにPR用チラシを作成し、会場近隣の町内会の班回覧を実施し周知に努めたほか、対象になる子どもが通学する永山小学校、永山東小学校にチラシを配布した。
(1)「七夕飾りづくり」と「ふれあい夏まつり」平成29年8月1日から平成29年8月5日まで
永山市民交流センターエントランスホールを会場に高齢者、子ども及びその保護者等がそれぞれの願い事を記入した七夕飾りをつくり、期間中掲載をした。七夕飾りの数は600個を超え盛大であった。
(2)「食事づくりと昔遊び」平成29年10月14日
永山公民館調理室を会場にして、高齢者、子ども、旭川大学短期大学部学生等による食事(カレーライス)づくりを実施し賞味した。食事後、会場を永山児童センターに移し、子どもが高齢者の説明を受けながら、昔遊び(めんこ、コマ回し、輪投げ、ダルマ落とし、射的、福笑い、竹とんぼづくり)を楽しんだ。
(3)「クリスマスオーナメントづくり」「クリスマスツリー点灯式、コンサート」平成29年11月25日から平成29年12月9日まで
永山市民交流センターエントランスにクリスマスツリーをセットし、高齢者や子どもが作成したオーナメントを飾り付け間近に迎えるクリスマスを祝った。さらに、地域に賑わいの場を作ることを目的として、永山小学校吹奏楽部の協力を得て、永山公民館大ホールで、クリスマスコンサートを開催し、300人程の方に楽しんでもらった。なお、コンサートの際に永山地域内のスーパー等から寄贈を受けお菓子をクリスマスプレゼントとして参加者全員に配布し喜ばれた。
(4)「アイスキャンドルづくり、点灯式」平成30年1月30日から平成30年2月3日まで
寒さの厳しい冬の引きこもり防止を目的として、寒さを逆手にとり、この時期屋外でしか味わうことのできないアイスキャンドルづくりを永山市民交流センター前庭を会場に実施した。アイスキャンドルは、バケツ利用タイプと牛乳パック利用タイプで合計100個程作成したが、初心者には少し難しい作業であったことから子どもの参加は限定的で高齢者中心の行事となった。
4 活動写真
(食事づくり)
(昔遊び)
(クリスマスコンサート)
(アイスキャンドルづくり)
(アイスキャンドル点灯)
実施結果及び効果
本事業実施の具体的効果として、高齢者の生きがいづくり、引きこもり防止に資するとともに、子どもには高齢者の方に対するいたわりの気持ちの醸成の場所づくりに貢献することができた。加えて、各種の交流イベントの実施により、永山地域における多世代を巻き込んだ「賑わいの場」づくりにも効果をあげることができた。各イベントは季節に合ったものとして計画日通りに実施され、概ね予定の本事業の効果をあげて終了した。