永山地域除排雪事業
情報発信元 永山支所
最終更新日 2017年5月15日
ページID 059723
除排雪パトロール事業
事業概要
旭川市は降雪量が多く、住宅地の生活道路での事故などの危険性も高いことから、永山第3地区市民委員会と永山まちづくり推進協議会の協力で「安全・快適な冬の生活道路を守る」実行委員会(以下「実行委員会」とする。)を結成し、冬期間の安全確保に係る各種取組を行っている。取組については、地域の生活にも関わることであるため、各市民委員会に活動が広がっている。
各種取組
永山地域住民への住民説明会
実行委員会内の啓蒙普及部による地域住民に対する説明会が定期的に行われており、その他パンフレットや指導ポスターの企画や配布を行っている。説明会においては、実行委員会関係者だけではなく、旭川市土木事業所担当者、除雪センター担当者も参加し、実施委員会や地域からの現在の除排雪作業等にかかる意見やそれに対しての担当者からの回答などの意見交換も行われている。意見交換の中では、申請により、高齢者や身体障害者の世帯の住宅入口に雪を残さないよう配慮する除雪作業の実施が十分になされていない点の指摘が委員会側からあり、それに対する市担当者から注意喚起の対応策が出されるなど、地域側と除雪担当者との現状をすりあわせる重要な機会となっている。
排雪量の削減への取組
実行委員会内の排雪量削減部により、道路幅確保等の生活道路の安全確保のため、排雪量削減に向けて各種取組が行われている。具体的な活動としては、住宅地で排雪場所が少ない地域で、排雪場所としての空き地活用にかかる土地所有者への借受交渉、自主的に排雪を行っている地域に対しての助成制度の活用・指導、雪解け時期の雪割りや融雪剤散布などの協力を行っている。活動の結果、地区内で排雪場所として複数の私有地の借受、除雪用のダンプやショベルカーを市から借りて自主的に交差点の排雪を行うなど地域住民に取組が広がっている。
「冬道守り隊」による除排雪状況のパトロール
実行委員会内のパトロール部と永山まちづくり推進協議会が協力し、地域の排雪状況についてのパトロールを行う取組となっている。実際の除排雪状況について、交差点の雪山の高さ、危険箇所などの確認や遅れている地域は無いかなどの確認が行われている。発見された危険箇所には地図上に印を付け、カメラでの撮影などを行い、具体的な状況把握に努めている。その後検討会を行い、パトロールの中で発見された危険箇所については、土木事業所や除雪センターを報告を行い、除雪状況の現状報告とともに危険箇所の改善への協力を求めている。