令和3年度「姉妹友好都市オンライン学校交流事業」を実施しました。
2021年12月7日(火曜日)に、旭川市立知新小学校と本市の友好都市であるロシア連邦ユジノサハリンスク市プーシキン記念第1ギムナジウムがオンラインによる交流を行いました。
実施内容
・日時 2021年12月7日(火曜日) 8時30分~10時10分
・参加校 旭川市立知新小学校4年生(39名)、プーシキン記念第1ギムナジウム(約40名)
※プーシキン記念第1ギムナジウムは、第2外国語で日本語を学んでいる4~6年生が参加。
・会場 旭川市立知新小学校 1階多目的室
児童発表
事前に3つのテーマ(小学生の生活、食べ物について、代表的なお祭りについて)を決め、同じテーマで各学校からそれぞれ発表してもらいました。また、各発表後に質問時間を設けましたが、参加児童の関心が非常に高く、多くの児童が積極的に質問してくれました。
小学生の生活について
(旭川市側)ペープサート(紙人形劇)により学校生活に関する内容を発表しました。
(ユジノサハリンスク市側)学校生活や学校施設等をスライドを用いながら紹介しました。旭川市側の児童はロシアの学校にも制服があることに驚いていました。
食べ物について
(旭川市側)家庭料理、行事食、学校給食についてスライドを用いながら発表しました。実際の写真があったことで、おせち料理やお雑煮といった難しい話でもロシア側の児童は理解できていたようでした。
(ユジノサハリンスク市側)ロシアの食生活やパン、スープ、お茶などの発表をしました。特にサンドイッチの上にイクラやキャビアを乗せた料理が登場した際には、旭川市側児童がとても驚いていました。
代表的なお祭りについて
(旭川市側)旭川冬まつりの紹介のほか、観光地として旭山動物園、道立旭川美術館などについて紹介しました。
(ユジノサハリンスク市側)ユジノサハリンスク市やロシアの代表的なお祭りを紹介しました。
最後にみんなで集合写真を撮影しました。
アンケート
交流の実施後、参加した両市児童に今回の交流に関するアンケートを実施しました。
1 今回の交流で交流相手都市(または海外)について興味を持てましたか?
すごく興味を持った。34名(77%)、ちょっと興味を持った。10名(23%)、興味を持てなかった。0名(0%)
2 また機会があれば、今回のような交流に参加したいと思いますか?
すごく参加したい。36名(81%)、ちょっと参加してみたい。8名(19%)、参加したくない。0名(0%)
感想
参加した児童からたくさんの感想をいただきました。その一部を紹介します。
・ユジノサハリンスクの人たちはお茶にジャムを入れて飲むことを知ってビックリした。(旭川市児童)
・ロシアの人なのに日本の言葉を喋ってくれたのが嬉しかった。(旭川市児童)
・一生懸命準備した発表をうまくできたことが嬉しかったし、ユジノサハリンスク市の発表も普段知れないことをたくさん知れる貴重な体験だった。私もロシア語を学習します!(旭川市児童)
・インターネットでしか知ることができないことを知れて楽しかった。(旭川市児童)
・とても多くの学びがありました。ロシアとの違いを楽しく学べました。(ユジノサハリンスク市児童)
・今日はありがとうございました。また次回会える機会があると嬉しいです。(ユジノサハリンスク市児童)
・プレゼンテーションが楽しかったです。日本の祭りについて知ることができ嬉しいです。(ユジノサハリンスク市児童)