花咲スポーツ公園再整備基本計画中間とりまとめ
花咲スポーツ公園再整備基本計画中間とりまとめについて
「花咲スポーツ公園再整備基本計画」については、公園全体の再整備の基本的な考え方を示した「花咲スポーツ公園再整備基本構想」(令和5年度策定)に基づき、各施設の再整備の内容を整理し、公園全体の再整備スケジュールを示すことを目的としています。基本構想において多目的アリーナとして建て替えることとした総合体育館については、その建替によって影響のある範囲の既存施設も含め、その整備、改修方針を示す「花咲スポーツ公園新アリーナ等基本計画」を令和6年度に策定し、新アリーナについては官民連携による整備に向けた取組を進めています。
総合体育館以外の既存施設については、基本構想において機能を維持する施設と機能を見直す施設に分けて基本的な方針を整理しています。機能の見直しが必要とされた既存施設のうちスケート場と屋外プールについては、市民利用に大きな影響があることから、先に見直しの方向性をとりまとめることとし、市民意見も伺いながら「花咲スポーツ公園再整備基本計画中間とりまとめ」として整理しました。
今後、他の施設の整備、改修内容等を整理し、令和8年度に「花咲スポーツ公園再整備基本計画」を策定することを予定しています。
花咲スポーツ公園再整備基本計画中間とりまとめ(PDF形式 1,851キロバイト)
中間とりまとめの主な内容
スケート場
冬季の気温が上昇し、天然氷を利用しているスケート場の安定的な運営が困難となっていました。利用者アンケートやスケート関係団体へのヒアリングなどから、レクリエーション利用のニーズはあるものの、現在のリンクの状況から、今後スピードスケートなどの大会開催は見込めないことがわかりました。
冬季の気温が高い状況で人工的にスケートリンクを造成するためには、新たな設備投資と多額の維持管理費が発生するため、花咲スポーツ公園スケート場は廃止することとしました。廃止の時期は、周知期間も考慮し令和9年度以降を予定しています。また、スケートは冬季スポーツの推進に必要であることから、市内のスケート実施環境の確保について、検討していきます。
屋外プール
幼児用プール、25mプール、50mプールの3施設について、今後の施設改修費の圧縮とコスト適性化を目指し、市内に唯一の50mプール機能を確保しながら、幼児用、25mプールの機能を集約することを検討していました。しかし、25mプールを持つ民間スポーツ施設の営業終了など市内の屋内プール環境に変化があったことから、令和8年度の再整備基本計画策定に向けて、改めて花咲スポーツ公園におけるプールの役割を整理し、検討することとしました。










