旭川市で新規就農を目指す方へ(新規就農者研修)

情報発信元 農業センター

最終更新日 2025年12月4日

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農業担い手研修育成事業

講義の様子
ハウス研修
ハウス施工の様子

農業センターでは、北海道が認定する農業研修教育機関として、市内での新規就農を希望する農業研修生に対して研修を実施しています。研修内容は以下のとおりです。

研修期間 原則2年間
研修内容 実践研修:年間175日程度。市内の指導農家のほ場に通い、就農後の経営の柱として希望する作物について、日常的な栽培管理や出荷作業等の指導を受けながら、生産技術や経営管理等を実践的に学びます。希望する作物によっては、実践研修の一部を農業センターで行うことがあります。
専門研修:年間8回程度。農業センターが実施する研修に参加し、土づくり、農薬の使用方法、ハウス施工方法、農業機械の操作と日常整備、販売流通、労務管理等、就農後に必要となる専門知識や営農技術を学びます。

※専門研修には、以下に該当する方も参加できます。
(1)市内で新たに園芸作物の生産に取り組みたい農業者(詳しくは農業センターにお問合せください。)
(2)旭川大雪圏域連携中枢都市圏を構成する鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、美瑛町の受講希望者(詳しくは各町にお問合せください。)

令和7年度の専門研修

一覧はこちらから御覧ください。

過去の開催内容・様子

栽培法、病害、パイプハウスの施工法、農薬の適正な使用法、農業機械の操作法、労務管理、流通・マーケティング、土づくり等の研修会を開催しています。

1 農業センターの栽培試験の紹介、栽培法や資材の検討

試験ほ場見学の様子
試験ほ場見学の様子

2 病害虫への対応

「害虫を知る」「初発発見のポイント」「適切な防除法の選択」の重要性、旭川市近郊での発生が多い害虫の紹介や害虫による被害の種類、防除法の選択方法などについての研修を実施しました。

講義の様子
病害虫の図

3 パイプハウスの施工・解体実習

地取り~施工~解体までを実際に体験しながら、ハウスの部材や構造、作業工程などを学ぶ研修を実施しました。

パイプハウス施工の様子
パイプハウス施工の様子

4 農薬の適正使用

農薬の適正使用(農薬残留超過への注意喚起等) をテーマに、農薬に関する法律関係の基本情報、残留超過事故の注意喚起、栽培履歴の重要性、農薬使用者の健康被害への注意喚起等についての研修を実施しました。

5 農業機械(トラクター)の操作・実演

農業機械(トラクター)の安全な操作、基本技術などの実演研修を実施しました。 基本技術として、走行、ロータリー耕起など一連の運転技術を説明した後、研修生には実際に耕起作業を体験してもらいました。また、トラクターが有する機能(主変速、副変速、PTOレバー、デフロック、自動水平制御器など)についての研修を実施しました。

トラクター操作研修の様子
トラクター操作研修の様子

6 労務管理

農業者の労務管理をテーマに、従業員を雇用する際に気を付けるべきポイントとして、採用時の労働契約や就業規則、労働条件の考え方、労働保険、社会保険の必要性などについての研修を実施しました。

7 マーケティング

直売所(直売コーナー)の活用など販売やマーケティングについてをテーマに、直売所で農産物を販売する際に知っておくべき背景、必要な技術力、販売のコツ、品目ごとのコツ、優良事例の紹介など、幅広い内容についての研修を実施しました。

8 土壌分析と施肥設計

農業センターで行っている土壌分析の項目の解説とその結果に基づく施肥設計の考え方についての研修を実施しました。

お問い合わせ先

旭川市農政部農業センター

〒070-8033 旭川市神居町雨紛7
電話番号: 0166-61-0211
ファクス番号: 0166-63-2454
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(12月30日から1月4日までを除く)