旭川俳句連盟~文化芸術のカタチvol.28
「座の文学」俳句をみんなで味わおう。
旭川俳句連盟主催の「第73回旭川市民俳句大会」にて、理事の平間さんにお話を伺いました。
内容
-旭川俳句連盟とはどのような団体ですか? -
旭川俳句連盟は、旭川市内で活動している俳句結社や同好会で構成された俳句団体です。
現在連盟に加盟している結社は7結社あるほか、多くの同好会が市内にはあります。
普段はそれぞれの結社や同好会単位で活動し、年に一度の旭川市民俳句大会において一堂に会します。
- 各結社や同好会ではどのような活動をしていますか?-
月1,2回ほど句会を開催し、各自で創作した俳句を提出し、先生である代表者を中心にみんなで講評し合います。
定例の句会のほか、新年や花見、紅葉など、季節ごとに吟行会(作句のため名所等の戸外に出かけ、出来上がった句を持ち寄って句会を行うもの)も開催します。
-それぞれの結社・同好会へは初心者でも入会できますか?また、何歳くらいから俳句を始める方が多いですか?-
もちろんできます。50~60代から俳句を始める方が多いですが、部活動などで10代から始める方もいますので、あまり年齢を気にすることはありません。随時体験入会も行っております。少しでも興味のある方は、下記連絡先まで気軽にお問い合わせください。
-ゼロから俳句づくりを始める人は、まずどのようなことを行えばよいですか?-
まずは、本や新聞などで、人の俳句を読んで味わってみてください。そして、自分で五七五に文字を並べて、その中に季語を入れてみてください。入門書や季語集は、図書館で借りることができます。
- 俳句の面白さや魅力について教えてください。 -
句会で提出した俳句が、誰がどんな風に鑑賞してくれるかが楽しみです。詠み手が考えていることと同じ視点に立った評価もあれば、全く違う視点を持った評価も出たりすることが面白く、「俳句は座の文学」と言われる所以が、まさにみんなと鑑賞し合うところにあると思います。
-入会に興味のある方へメッセージをお願いいたします。-
とにかく難しく考えるより、当たって砕けろです。俳句は三歳の子に教えろというくらいで、日本人には俳句のDNAが流れています。
まとめ
様々な結社や同好会で構成された俳句団体である。
普段は結社や同好会単位で月1~2回程度句会を開催し、年に一度「旭川市民俳句大会」を実施している。
随時体験入会と会員募集を行っている。
団体情報
団体名 | 代表者(敬称略) | 主な活動場所 | 主な活動時間 |
---|---|---|---|
旭川花樺(はなかば)社 | 岡 壮司 | ときわ市民ホール | 毎月第1土曜 午後 |
吾亦紅(われもこう)俳句会 | 秋葉 礼子 | 神楽公民館 | 毎月第3木曜 午後 |
旭川白魚火(しらおび) | 平間 純一 | ときわ市民ホール | 毎月第2・4土曜 午後 |
舷燈(げんとう) | 濱田 美喜子 | ときわ市民ホール | 毎月第1・3日曜 午後 |
旭川ホトトギス会 | 中塚 宏子 | 神楽公民館 | 毎月第1・3土曜 午後 |
源流俳句会 | 十河 宣洋 | ときわ市民ホール | 毎月第3土曜 午後 |
旭川青女(せいじょ)俳句会 | 八重樫 洋子 | フィール旭川7階 | 毎月第1木曜・第4水曜 午後 |
- 他の団体・サークルの記事については、以下のページにまとめています。
「文化芸術のカタチ」‐旭川市の文化芸術に関連する団体・サークルをご紹介します。