「琴伝流 大正琴 大雪サークル」~文化芸術のカタチvol.5

情報発信元 文化振興課

最終更新日 2022年4月11日

ページID 075095

印刷

みんなで楽しくお琴のアンサンブル。「琴伝流(きんでんりゅう)大正琴 大雪サークル」の皆様にお話をお聞きしました。

5-1
練習会場の末広公民館
5-2

内容

-大正琴とはどのようなものですか?-

大正時代に当時事務用品として普及していたタイプライターからヒントを得て創られた鍵盤付きのお琴です。鍵盤に番号が表示されていて、譜面に記載された番号を左手の指定された指で抑え、右手のピックで弦をはじいて音を出します。誰でも簡単に正確な音を奏でることができるのが、大正琴の特徴ですね。

普通のお琴よりもサイズが小さいので、持ち運びが比較的容易で、色々な場所で演奏できます。

5-3
左手で鍵盤を抑え、右手で弦を弾く
5-4
譜面(鍵盤の番号と使用する指が記載されている)

5-5
満月美枝子先生

-琴伝流とはどのような流派ですか?-

長野県に本部を置く全国的な組織で、北海道にも各地に教室があります。

長野の家元に習った先生が北見にいらっしゃり、その先生のお弟子さんである満月美枝子先生を中心として、2009年に旭川教室を開校しました。

お琴は構造上、単体で和音が出せず、多くの教室では、同じパートを皆で一様に演奏するのが一般的なのですが、旭川では、先生のほか6人でソプラノ、アルト、ティナー、ベースの各パートを担当してアンサンブルで演奏しています。


-どのような曲を演奏するのですか?-

懐かしい演歌や歌謡曲から「世界に一つだけの花」「栄光の架け橋」などの新しい曲まで何でも演奏します。大正琴は使用する鍵盤や指使いが譜面にひとつひとつ記載されていて、簡単に操作方法が理解できるので、月2~3曲のペースで新しい曲を練習しています。

教室といっても講義や個別指導をするわけではなく、先生が譜面を配付し、各自が家で練習した成果を持ち寄って皆で演奏を楽しんでいる感じですね。

公民館ではアンプを使用して大きな音で伸び伸びと演奏しますが、アンプを使用しなければ大きな音は出ないので、自宅でも練習可能です。


-未経験だと演奏についていくのが大変ではないですか?-

もちろん基本的な操作方法は1対1でお伝えしますし、最初はやさしい曲を選んで、皆で歩調を合わせながらやっていきます。2~3ヶ月もすれば慣れて、一緒に演奏できるようになると思います。アンサンブルなので、リズムを合わせるのが一番難しいところですが、慣れている私たちでも間違えることは沢山ありますし、音がずれた時も自然に笑い合いながら、せーのでやり直して最後まで弾ききります。


-大正琴を始める際には、どのような機材が必要になりますか?-

アンプや調律の機械は皆で共有しているので、必要なのはお琴だけです。お琴は2~3万円くらいの価格のものからあります。パート毎に楽器の大きさや弦の数に違いがあり、扱いやすいのがどれかというのは一概には言えないのですが、小さくて鍵盤が押しやすく、持ち運びしやすいソプラノやアルトから始めるのが良いかもしれません。

5-6
ソプラノ
5-7
アルト

5-8
公民館での発表会の様子

-全国に教室があるということですが、他の地域との関わりはあるのでしょうか?-

コロナ禍で2019年から行われていないのですが、毎年7月~8月に札幌で北海道大会が開催され、数百人の方が集まります。昨年は、北見の教室主催のミニコンサートに友情出演したほか、東日本大震災からちょうど10年ということもあり、神楽公民館の木楽輪で復興応援ミニコンサートを主催しました。また、本部の主導で復興支援ソングの「花は咲く」を全国の教室で動画撮影して、一斉に演奏しているように取りまとめたものをYouTubeで配信しました。

コロナや災害など大変なことが続いていますが、お琴の音色で少しでも元気になっていただければと思っています。 


-活動を通じてやりがいを感じるのはどのようなときですか?-

大会や発表会のような舞台で、日頃の練習の成果が発揮され、各パートが上手く合わさり演奏できたときは充実感があります。また、本サークルは、社会福祉協議会の会員として、毎年敬老の日を中心に、ボランティアで高齢者施設での出張演奏会を開催してきました。お年寄りの喜ぶ顔が間近で見られるので、とてもやりがいを感じる取組です。


5-9

-今後の活動方針を教えてください。-

コロナ禍で毎年続いてきた大会への出演や高齢者施設への訪問が出来なくなってしまったので、状況が落ち着いてきたら再開していきたいです。

幅広いジャンルの曲を習得しており、お客様の年齢や集まりの目的などに合わせた演奏ができますので、色々なところにお呼びいただきたいです。

また、現在は会員6名でこじんまりとしていますが、今後は仲間を増やして、もっと賑やかにやっていきたいので、新たなメンバーの入会を募集しています。

大正琴は生涯学習の一貫として、誰でも気軽に始めることができます。

開校以来ほとんど変わらないメンバーで仲良く和気あいあいと練習していて、雰囲気が凄く良いので、ご興味のある方は是非一度見学にお越しいただければと思います。

私たちと一緒に、演奏を楽しみませんか?


まとめ

  • 大正琴には鍵盤が付いていて、誰でも直ぐに正確な音色を奏でることができる。
  • アンサンブルでの演奏を通じて、失敗も笑い合いながら和やかな雰囲気で練習に取り組んでいる。
  • 震災の復興支援や高齢者施設でのボランティア演奏会といった社会貢献につながる活動も行っている。

団体情報

名称 琴伝流 大正琴 大雪サークル
住所
  1.  旭川市永山3条19丁目4-15 永山公民館
  2. 旭川市末広1条2丁目4-4 末広公民館

創作・練習の日時・頻度

  1. 永山公民館:毎週月曜日 13時から15時
  2. 末広公民館:毎週火曜日 10時から12時
会員の募集 あり
会費 月額3000円
連絡先

0166-53-0809 又は 080-5720-4925 服部さん

その他

入会前の見学、体験が可能ですので、ご相談ください。

  • 他の団体・サークルの記事については、以下のページにまとめています。

 「文化芸術のカタチ」‐旭川市の文化芸術に関連する団体・サークルをご紹介します。

関連記事

お問い合わせ先

旭川市教育委員会 社会教育部文化振興課

〒070-0036 旭川市6条通8丁目セントラル旭川ビル7階
電話番号: 0166-25-7558
ファクス番号: 0166-25-8210
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)