「神居公民館 土曜油絵サークル」~文化芸術のカタチvol.2
初心者の参加を大歓迎!神居地区で油絵制作を行う「神居公民館 土曜油絵サークル」の伊藤会長にお話をお聞きしました。
内容
-普段はどのような活動をされていますか?-
毎月第1、第3土曜日の14時から16時まで神居公民館に集まって油絵、水彩、アクリル絵の具を使用した絵を描いています。
会員7名のうち女性が大半で、参加者同士が和やかな雰囲気で作品を共有しながら勉強しています。
風景、静物、抽象画などそれぞれが好きなモチーフで自由に描いたものを持ち寄るのを基本としつつ、プロのモデルさんをお呼びして、皆で一緒にデッサンをする機会も設けています。
教室ではないので講義は行っていないのですが、美大卒の先生にお越しいただいているので、難しいところは個別に先生に相談しながら仕上げています。
-作品を発表する機会はあるのですか?-
土曜油絵サークルとしては、毎年1回、NHK旭川放送局のギャラリーで展示会を開催しており、2022年は8月30日(火曜日)から9月5日(月曜日)の期間で実施する予定です。
その他、神居公民館の複数のサークルが合同でダンスや歌、手芸、陶芸などの作品を合同で発表する文化祭にも出展しています。
また、会員個人として全道展や純生展といった大きな展示会に出品し、入選する方もいます。
-サークルに参加するためにはどのくらいの技術や経験が必要ですか?-
技術や経験は全く必要ありません。私自身も入会するまで全く絵を描くことなどなかったのですが、定年を機にちょっとやってみようかなと思い、このサークルの体験会に参加したところからはじめました。
会員の中には、学校で習っていた方もいますが、半分以上の方は私と同じように未経験でした。
サークル活動を通じて、先ずは描いてみて、分からないところを先生に聞きながら少しずつ取り組んでいけば誰でも段々うまくなりますよ。
-始めるに当たって、必要な道具を教えてください。-
絵の具、筆、キャンパス、イーゼル(絵を立てかける三脚)の4点が必要ですが、色々な種類があり選ぶのが難しいと思うので、はじめはセットで販売しているもので十分です。洋画の道具はそれほど高くないので、心配しなくても大丈夫です。
-一つの作品を仕上げるまでにどのくらいの期間がかかるのですか?-
技量や手がける作品の内容にもよりますが、慣れてくると1ヶ月から3ヶ月で制作できます。
私は入会から3年で初めて展示会で入選したのですが、その際の作品は制作まで5ヶ月くらいかかりました。
現在、次の作品公募展に向け100号という大きなサイズの作品を描いているのですが、制作期間は3ヶ月ぐらいです。
-サークル活動に参加して良かったと感じたのはどのような点ですか?-
人と比較することはないのですが、やはり、自分の心の中で納得できる絵を描けたときは本当に嬉しい気持ちになります。なかなか納得いくことはないのですが(笑)
また、活動を通じて人とつながれる楽しさと作品を共有することで刺激を得られるということも有意義に感じています。
私と同じように初心者の方は特に歓迎で、見学や体験も可能なので、お気軽に連絡いただきたいです。
まとめ
- しっかりと絵を描いたことがない方でも先生や仲間のサポートがあり上達することができる
- 自由で気楽な雰囲気で参加することができる
- 納得できる絵ができたときの喜びや新しい人とのつながりを得られる貴重な機会となる
団体情報
名称 | 神居公民館 土曜油絵サークル |
住所 | 旭川市神居2条9丁目1-19 神居公民館 |
創作・練習の日時・頻度 |
毎月第1、第3土曜日の14時~16時 |
会員の募集 | あり ※初心者歓迎 |
会費 | 月3、000円 (講師報酬、公民館使用料等に充てています。) |
連絡先 |
0166-63-7717 伊藤会長 |
その他 |
入会前の見学、体験が可能ですので、ご相談ください。 |
- 他の団体・サークルの記事については、以下のページにまとめています。
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