郷土芸能 アイヌ古式舞踊

情報発信元 文化振興課

最終更新日 2019年12月5日

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アイヌ古式舞踊(古式舞踊)

保存会の名称

旭川チカップニアイヌ民族文化保存会
代表者: 会長 川村 兼一

主な伝承地

北門町ほか

設立年月日

昭和58年4月

会員数

50名(平成31年3月末現在)

活動状況

10月9日 郷土芸能発表会(常磐公園)

平成30年度の主な活動

4 月: サケの稚魚放流(神楽岡公園)

5 月: チノミシリカムイノミ(嵐山)

6 月 8 日: 知里幸恵生誕祭(北門中学校)

6 月: ヌプリコロカムイノミ(東川町湧駒別、旭岳)

6 月 24 日: イアレ(旭岡アイヌ墓地)

7 月 28 日: ヌプリコロカムイノミ(南富良野)

8 月: 墓地清掃及びイアレ(旭岡アイヌ墓地)

9 月 16 日: 北の恵み食べマルシェ 郷土芸能発表会(常磐公園)

9 月 17 日: アイヌ文化ふれあいまつり(アッシュアトリウム)

9 月 23 日: こたんまつり(神居古潭)

10月から12月: アイヌ民族音楽会(旭川市内各学校)

練習状況

6月から9月まで月2回実施。

由来と沿革

アイヌ古式舞踊は、北海道一円に居住しているアイヌの人達によって伝承されている芸能で、祭祀の祝宴やさまざまな行事に際して踊られる。アイヌ独自の信仰に根差している歌舞で、その様式にはきわめて古態をとどめているものが多いことから、古式舞踊と呼ばれる。

昭和58年12月、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会を含む本道8市町にあるアイヌ古式舞踊保存会8団体の連合体として「北海道アイヌ古式舞踊連合保存会」が設立され、昭和59年1月21日、8保存会が「アイヌ古式舞踊」として国から重要無形民俗文化財の指定を受けた。(補足1)

(補足1)旭川チカップニアイヌ民族文化保存会とともに指定を受けたのは次の7団体。
白老民族文化保存会、平取アイヌ文化保存会、浦河ウタリ文化保存会、帯広カムトウウポポ保存会、春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ会、阿寒アイヌ民族文化保存会、静内民族文化保存会

芸能の構成

アイヌの古式舞踊は、熊送り、フクロウ祭り、菱の実祭りなどアイヌの主要な祭で踊られてきたほか、家庭における各種行事の祝宴の際にも踊られる。

その内容は、祭りのため酒を醸すときに歌にあわせて踊る作業歌舞のようなものから、祭祀的性格の強い「剣の舞」のような儀式舞踊、「鶴の舞」のような模擬舞踊、娯楽舞踊などがある。いずれも歌(ウポポ)を中心とし、踊りは輪舞(リムセ)を基本として構成されている。

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