史跡等表示板 養蚕民家
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5 養蚕民家
東旭川の米飯(米原、瑞穂)地区は、明治31年以降福島県人が団体で入植した土地である。郷里では養蚕を主な産業としていたことと、道庁の強い奨励策もあって、入植後ほどなく全道屈指の養蚕地として知られるほどになった。
この建物は、明治42年福島出身の松浦繁松が郷里の養蚕民家を模して建てたもので、他に例のない本格的養蚕民家建築として貴重であることから、昭和48年3月19日旭川市文化財に指定した。
屋根は片あずまと呼ばれる一端が半切妻、もう一端が寄棟の形式で、厚く葺かれたカヤ、軒の高い構えとあいまって独特の外観を構成している。
建物内部は、1階座敷部分が2階まで吹き抜けとなっているほか、蚕(かいこ)を飼育するうえに必要な採光、通風、保温を確保するため、2階の縁側や大型の炉・煙り出しなど各所に伝統的な養蚕技術に基づく工夫がこらされている。
なお、この建物を長く保存するため、平成2年から3年にかけて解体・復元を行った。
(補足)平成19年、16年振りにカヤの揖き替え等の補修が行なわれました。
所在地
旭川市東旭川町瑞穂1576番1号
地図
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