自主防災組織
自主防災組織の概要
地震・台風など大規模自然災害時には、火災を始めとして、建物の倒壊、水道や消火設備・道路の損壊など、多種多様な被害が発生します。
このような大規模自然災害に対処するには、消防などの公的機関の対応だけでなく、自助(自分の身は自分で守る)・共助(地域や身近にいる人どうしが助け合う)の対応意識を1人1人が普段から持ち行動することが重要になります。
自主防災組織は、「共助」の中核となるもので、町内会など地域で生活環境を共有している住民等により結成・運営される組織であり、地域における防災活動を通じてその他のコミニュティ活動が活性化するなど、地域の連帯感の醸成にもつながります。
「いざ」という時に、自分や身近な人の命を守る自主防災組織づくりに、ご協力をお願いします。
自主防災組織(共助)の必要性
平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、救助の必要性があった被災者のうち約98パーセントの被災者は自己脱出または家族・近隣住民などにより救助されています。
日頃の心掛けや近隣住民のコミュニティが、「いざ」という時に助け合える絆の育成は減災へとつながります。
防災訓練をしましょう
「いざ」という時に手際よく活動できるように、日頃から防災資機材等を活用した訓練を実施しましょう。
ただし、義務感をともなった強制的な訓練では長続きしません。地域の行事にあわせて行うなど、みんなで参加できるようにしましょう。
<防災活動時の傷害保険の適用について>
町内会等で自主的に防災訓練を実施するときに、事前に「防災訓練等実施計画(報告)書」を届出することで、防災訓練中に発生した不慮の事故による傷害等に対し補償が適用される場合があります。詳しくは、防災安全部防災課にお問い合わせください。
防災訓練を実施するときは、「防災訓練等実施計画(報告)書」を提出するようご協力をお願いします。
防災訓練等実施計画(報告)書のダウンロード
自主防災組織の結成状況
旭川市の自主防災組織(令和4年4月1日現在)
- 自主防災組織の組織数 191組織
- 自主防災組織を構成する町内会数 530町内会
自主防災組織を結成しましょう
自主防災組織の結成方法(例)などの詳細は、「自主防災組織の手引き」をご覧ください。
自主防災組織の手引きのダウンロード
組織結成届出書等のダウンロード
自主防災組織結成・変更
<結成>
<変更>
自主防災組織の規約
<複数の町内会で組織する場合>
自主防災組織の規約(連合組織用ひな形)(ワード形式 32キロバイト)
自主防災組織の規約(連合組織用参考例)(ワード形式 14キロバイト)
防災計画
編成及び任務分担
<複数の町内会で組織する場合>
班編成及び任務分担(連合組織用ひな形)(ワード形式 47キロバイト)
班編成及び任務分担(連合組織用参考例)(ワード形式 46キロバイト)
防災資機材等の土地使用に係る様式のダウンロード
旭川市が自主防災組織に貸与している防災資機材等の土地使用の承諾及び解除についての様式です。
防災資機材等の設置を「承諾」する場合
防災資機材等の設置を「解除」する場合
土地使用承諾解除申請書(様式第2号)(ワード形式 13キロバイト)
自主防災組織に対する旭川市の取組(公助)
- 自主防災組織の結成支援
- 防災資機材の保守点検
- 自主防災訓練時の職員派遣(随時)
- 防災研修の実施(随時)
災害時には避難所を開設し、初期にあっては避難所職員、町内会、自主防災組織等の関係者が協力しながら運営することとなりますが、長期にわたる場合は、避難者による「自主運営」が基本となります。
そこで、防災課としては、これをゲームとして疑似体験することのできる「避難所運営ゲーム(HUG)」の体験希望者を募集しています。
「避難所運営ゲーム(HUG)」とは、避難所を運営するにあたり、様々な事象への対応をカードゲームとして疑似体験することを通じ、地域住民が避難所運営を自分事としてとらえ、自らの備えや地域の防災対策の課題を見つけやすくするためのものです。
なお、ゲームの体験希望者には、用具の貸し出しや職員(Doはぐマスター)の派遣を行っております。
詳細については、電話にてお問い合わせください。