旭川市環境基金のご案内
旭川市環境基金とは
旭川市は、雄大な大雪山連峰や石狩川をはじめとする豊かな自然と肥沃な大地に恵まれ、四季が明瞭なとても美しいまちであり、市民一人一人が、この環境を健全で恵み豊かなものとして維持し、将来の世代に引き継いでいかなければなりません。
また、東日本大震災を契機として、太陽光発電を始めとする自然エネルギーの活用や、節電・省エネなどの環境保全活動に対する市民のみなさんの意識は大変高い状況にあります。
こうした状況を踏まえ、旭川市としても、地球温暖化対策の推進や、廃棄物減量に向けた取組を含む環境の保全に係る事業の財源として有効に活用することを目的とした「旭川市環境基金」を平成24年4月1日に設置しました。
旭川市環境基金のつかいみち
生物多様性保全の観点からアライグマやウチダザリガニなどの外来種による被害の防止を主な目的として、旭川市を含めて5団体で構成する旭川市生物多様性保全推進協議会の活動を通して、これらの外来種の防除、外来種等について広く市民に知ってもらうためのセミナーなどを開催しています。その活動実績につきましてはこちらのページをご覧ください。
そのほか、地球温暖化対策の推進や排出抑制を中心とした廃棄物減量など、環境の保全に係る事業の財源として有効に活用しています。
令和3年度に実施した事業への活用実績は次のとおりです。
事業名 | 事業内容 |
活用金額 |
---|---|---|
生物多様性保全費 |
生物多様性の保全及び自然共生社会の推進を図るため、外来種の防除や生物多様性の重要性について市民の関心を高めるための普及啓発活動を行っています。 |
7,310,912円 |
次世代自動車充電インフラ整備運用費 |
行政が先導的に電気自動車充電器を整備することにより、排出ガスの少ないクリーンな移動環境の実現を図るため、平成26年に旭山動物園に設置した電気自動車用充電器を運用しています。 |
114,110円 |
地球温暖化対策推進費 |
環境にやさしいライフスタイルや地球温暖化防止に向けた取組を推進するため、市民に対する普及啓発活動を行っています。 |
564,017円 |
地域エネルギー設備等導入促進費 | 本市における再生可能エネルギー等の利用を促進し、温室効果ガス排出量の削減を図るため、市民及び市内事業者を対象に、地域特性 を活かしたエネルギー設備等を導入する費用の一部を補助しています。 令和4年度は、この補助金により、45件の再生可能エネルギー設備等が導入され、このうち20件が環境基金により導入されました。 |
2,363,611円 |
地域木質バイオマス利活用促進事業費 | 地域の森林資源を利活用し、化石燃料を使わない脱炭素社会に貢献するため、市民及び市内事業者を対象に、薪ストーブの設置費用の 一部を補助しています。 令和4年度は、この補助金により、24件の薪ストーブを導入され、このうち7件の薪ストーブが環境基金により導入されました。 |
1,181,000 円 |
ごみ減量アクション推進費 |
ごみの排出量を抑制するため、家庭や事業所での2R(ごみの発生抑制、再使用)に対する意識の向上や各種啓発を行っています。 令和4年度は、環境啓発イベントとして「あさひかわエコカーニバル」を行い、旭川工業高校の生徒による「おもちゃの修理屋さん」や不用になったおもちゃや絵本を必要な方に引き渡す「おもちゃと絵本のくるくる広場」を実施したほか、2R等に積極的に取り組む事業所を「エコショップ」として認定し、利用の推奨及び2Rについての周知啓発を行いました。 |
1,175,563 円 |
合計 | 12,709,213 円 |
寄附の方法・手続き
- ふるさと納税による寄附
平成27年8月22日より、旭川市のふるさと納税制度が新しくなりました。今までに比べ、より便利に、より簡単に御利用していただくことができます。寄附の申込については、以下の「ふるさとチョイス」、「楽天ふるさと納税」、「あさひかわ×さとふる」、「ANA」、「JAL」、「ふるなび」のバナーをクリックしてください。
※従来どおりの書類等によるお申し出も引き続き受け付けています。また、個人の方が旭川市に対してふるさと納税を行った場合、住民税や所得税の控除が受けられます。
- 一般寄附
法人の方、またはふるさと納税以外で環境基金への御寄付をお考えの方は、下記担当までお問合せください。