野生生物(ハトやカラスなど)への餌付けについて
野生動物への餌付けはやめましょう
餌付けにより様々な問題が生じます
近年、ハトやカラスなどに餌を与える「餌付け」についての相談が多く寄せられます。
餌付けを繰り返すと、餌を与えられた動物は「人は食べ物をくれる」と記憶し、人を恐れなくなります。
その結果、次のような様々な問題が生じます。
野生動物への影響
- 自分で餌をとれなくなり、人が与える食物に依存する
- 生息数が増え、生態系のバランスを乱す
- 人工的な餌を摂取することで病気にかかりやすくなる
- 密集することで感染症が発生しやすくなる
人への影響
- 糞害、騒音等により地域の生活環境が悪化する
- 人への警戒心が低下し、接近される
- 健康被害が生じる恐れ
- 農業被害が生じる恐れ
餌は自分で探せます
ペットと異なり、野生動物は本来自力で餌を確保でき、そうした食物連鎖によって生態系が保たれているため、一定の距離感を保つことが大切です。
餌付けに対する市の取組
市では、餌付けをしている人へ直接呼びかけを行うほか、パンフレットの配布やセミナーの開催により、餌付けが野生動物や人に与える影響について普及啓発を行っています。
餌付け自粛依頼ちらし2017(PDF形式 801キロバイト)
ごみ出しのルールを守りましょう
ごみステーションがカラスに荒らされる、との声が寄せられることがあります。
決められた収集日、収集時間、及び出し方が守られない「生ごみ」には、餌を求めてカラスが集まってきます。
学習能力が高いカラスにとって、ごみ出しのルールが徹底されていないごみステーションは格好の餌場です。
こうした意図しない餌付けを防ぐために最も効果的なことは「ごみ出しのルールを守ること」です。
(補足)
町内会へ「カラス対策型ステーション」を貸出しています。
詳しくは、旭川市クリーンセンター(0166-36-2213)にお問い合わせください。